こんにちは！初投稿のコノハナサクヤです。
本記事では.pi拡張子の画像ファイルをWindows10環境下で.bmp等に変換する方法について解説いたします。（役に立ったらフォローしてね♡）

(Piって何じゃらホイ)

　Piは1990年代に 柳沢 明 という人物によって作られた画像ファイルで、2023年現在では当然のように画像閲覧ソフト（フォト、GIMP、XnViewなど）のサポート対象外となっている画像形式です。東方旧作の画像形式としても有名ですね。
　その為、中身を覗くにはPC98などの骨董品を掘り起こしたりエミュレーターなどを使う必要がありました。
　本記事では面倒なのでWindowsで完結させます☆
　以下手順。

必要ソフト準備

・MG v0.98

　Vector様よりダウンロードし、解凍してください。
場所はどこでもいいですが、DやEなどのドライヴ直下に置くことをお勧めします（後ほど絶対パスを指定する為）

・MS-DOS Player for Win32-x64

　武田俊也様のHP(Binaries and Source Codes)よりダウンロードし、解凍してください。

解凍しましたらbinaryのi486_x86フォルダ内のmsdos.exeを.pi画像のあるフォルダへコピーしてください。

msdos
│  readme.txt
├─binary
│  └─i486_x86
│          msdos.exe　←コレを.pi画像のあるフォルダへコピー
├─license
└─source

＊必要ソフトの準備は以上です＊

変換実行

　.pi画像のあるフォルダ内でコマンドプロンプトを開き、「msdos (MG.EXEの絶対パス)」と入力してください。（アドレスバーにcmdかpowershellと入力する等）（MG起動の確認なので、ここは端折っても大丈夫です）

入力例（MG v0.98のMG.EXE絶対パスがD:\mg098\MG.EXEであると仮定した場合）

msdos D:\mg098\MG.EXE

　「msdos (MG.EXEの絶対パス) -mg .PI.BMP   *」と入力すれば.pi画像が一括で.bmpに変換されます。

入力例（MG v0.98のMG.EXE絶対パスがD:\mg098\MG.EXEであると仮定した場合）

msdos D:\mg098\MG.EXE -mg .PI.BMP  *

終わりに

　この記事に需要があるのか疑わしいですが、貴方のお役に立てたのであれば幸いです。
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