2021.3.7 阪神1R パドック前予想

まずは阪神ダートコースの傾向について。
土曜に行われた平場のダートレース1R.2R.3R.5R.6R.7Rの6レースの中で馬券内に入った3×6レース分=18頭のうち、差し.追い込み馬は一頭のみ。17頭は逃げもしくは先行馬。
狙うべきは間違いなく前馬。
ここを基本として予想を始める。

注目馬各馬短評

1 センショウライツ(4人気想定)
【近走】
前走小倉1700ダート替わり初戦。
スタート、行き脚は普通。中団から。
向正面過ぎてペース上がりだしたところで同じように進出するもずっと外を回ることになり直線は伸びず。
【調教】
今回栗東CWで78.9→12.7<一杯>の破格の時計を叩き出した(前ベストは82.5→12.1<馬也>)
【まとめ】
ダート叩き二戦目、外外行って垂れた初戦からの距離短縮、ベストの大幅更新を見ると外すわけには行かないが、
冷静に前走見ると、外外回したとはいえ少数頭8頭のレース、直線の伸びなさ具合は、力を信じるには物足りなく見えてしまう。
急坂の阪神替わりを調教良化でどこまで前進できるかというところ。

2 メイショウツワブキ(1人気)
【近走】
前走初ダート阪神1200。
スタート、行き脚は普通で、好位から直線内の馬群を嫌ってやや外に出すが外からも一頭伸びてきて真ん中を伸びる。
その伸び脚はキレるものではないがじわじわ確実な脚で、一着とは離されてたが三着馬にハナ差で競り勝ち二着。
【調教】
同クラス相手に先着3本。
坂路ではベストを1秒、ウッドでもベストを1秒更新する好内容。
【まとめ】
前走の終いの伸びを見ると距離延長はプラス。ただキレる脚はないので後ろからズドンと差される可能性はある。
調教からは状態かなり上向きなので外せない一頭。

7 マテンロウルビー(5人気)
【近走】
前走小倉ダ1700。
スタートは普通、二の脚は良く最内もあってハナに。マイペースで手応え良く直線向いて、一着馬と二頭抜け出すが残り1Fで突き離される。ただ脚はそこまでガクンと落ちたわけではなく粘って後ろから一頭に差されたのみで三着。
【調教】
坂路でベスト更新。ただ時計は前ベスト54.6→12.4<馬也余力残し>で
今回が53.1→13.1<末強め追い>
と特筆して良いものではない。
【まとめ】
今回明確な逃げ馬がいないので前走のようにポンと前に出ればマイペースで前回のような競馬ができるかもしれない。1700で最後まで粘り強い脚を見せたので1400への距離短縮もプラスに働くかもしれない。阪神替わりで最後の急坂がどうかだが一応初戦では芝になるが阪神は経験済み(8頭立て3着)なのも心強い。

9 レイワプリンセス
【近走】
前走阪神ダ1400。スタート良く前にも行けそうだったが控えて中団から。外外を押し上げて直線5番手当たりから(直線向いたところで16 トーホージュナールに軽く接触するも怯まず)坂でも良い伸びを見せ上がり2位で3着。
【調教】
坂路を馬也で軽め一本なので特になし。
【まとめ】
前走同舞台でなかなか良い終いの脚を見せた点、スタートの良さはここでは協調できる。人気もさほどないだけに積極的に買いたい一頭。

15 ウォーターパフィン
【近走】
スタートまずまず、押して好位狙うも行き脚が無いのか揉まれるのが嫌なのか中団前目あたりまで下がる。
直線も馬群では伸びなかったが大外に出すとエンジンがかかったのか上がり2位で2着にねじ込んだ。
【調教】
阪神ダ1200。
前走と同じプール主体で坂路一本のみの軽めの調整。
【まとめ】
前走の終いの伸びは良く見えたが、他馬の脚がさほどだった可能性も否めない(1200中団からで上がり37.5)
厩舎サイドからも囲まれると嫌がる若さの話も出ておりそこまでは信頼置くことはできない。パドック状態見て抑えの評価からどこまで上げられるか。

16 トーホージュナール
【近走】
前走阪神ダ1400
スタート、行き脚は普通。行きたがるまま行かせて好位へ。直線9 レイワプリンセスと一瞬接触あったがこちらも怯まず伸びた。外から9と内の馬に挟まれながら良い伸びを見せ、特に一度は9に交わされそうになったがそこから馬間をグイと伸びて差し替えし2着。
【調教】
軽めの坂路一本のみ。
【まとめ】
前走の直線の勝負根性はかなり好感。
ダート替わり三戦目で前走と同舞台、調教からは上積みまでは伺えないが前走くらい走れば上位入着は十分狙える。
後は接戦演じた9レイワプリンセスと今回は枠の内外が逆になった分どう出るか。

5 フクノシーザー
【近走】
前走阪神ダ1400。
出負けして後方スタートも追っつけて中団まで。内内を進んで直線もしっかりと伸びたが位置どり前から伸びた9 レイワプリンセスと16 トーホージュナールには差を縮められず五着。
【調教】
軽め一本で特に見どころはなし。
【まとめ】
前走の伸びは9.16とさほど変わらなかった。スタート良く前目から同じ伸びを出せれば一発有る可能性もあるが、前走は遅れたおかげで内内を回れた。今回はどこまで脚を溜められるかがポイント。パドック見て状態次第で取捨。

【パドック前最終結論】
◎2 メイショウツワブキ
◯16 トーホージュナール
▲9 レイワプリンセス
△7 マテンロウルビー
△1 センショウライツ
☆15 ウォーターパフィン
☆5 フクノシーザー

【パドック前まとめ】
正直前走からは16と9を上位に取りたいが、調教からは2を上げなくてはならず、評価的にはこの三頭が同等。パドックで判断したいところ。
△7も前目に行ける展開が予想され心情的には△以上少なくとも▲の評価。ここもパドック次第で上位三頭と入れ替わる可能性ある。
この四頭がメインの評価で、
1.5.15はパドック次第で買い目に組み込む予定。特に調教抜群の時計だった1とムラ駆けしそうな15はしっかり見極めたい。
あとここには挙げなかったが調教で格上古馬相手に先着を繰り返した 4 イマジンヨウコも注目してパドック見てみたい。もし気配良さげなら、調教で先行して先着してるだけに前に行って残る可能性があり穴として入れたいと思う。

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