可愛いさと聞いて、皆さん何を想像しますか？
私がパッと思い浮かぶのは、儚さ・無邪気・か弱さ…など、
どこか未完成・未熟さをイメージします。
だから私は、20代半ばからは「美しい」「賢そう」と言われるようになりたくて、強さみたいなものを求めていました。逆に「可愛い」は褒め言葉には思えなかったのですが（言葉に罪があるのではなく、目指している方向性と違うから）
ふと本屋で手に取った本のタイトルが衝撃で、その内容にも強く共感し、惹かれたので紹介します。

こちらの『可愛いお金持ち養成講座』ピンクの表紙で、このタイトルって、女性なら自然と目に入ってしましませんか？そして何より著者である宮本さんが本当に可愛い。
ビジュアル面はもちろんなんですが、きっと内面から溢れる豊かさや人間性が外見にも滲みでているんだろうなぁと、宮本さんの文章を読んで感じました。

私は今まで、可愛いとお金持ち（経済性豊かさ・稼ぐ力）を両立させるのは難しいと思っていました。なぜなら可愛いさとは、私の中で未熟且つ、か弱いイメージが強かったから。弱さと生活力・経済力って、私は結びつかない。
表現が正しいかどうかは分からないけれど、家事や子育てを頑張り、旦那さんの帰りを待つ、若くして結婚した従順な専業主婦のような人。
決して、専業主婦の方が未熟だと言いたいわけではありません。むしろ私は、家事育児をしている世の中の主婦の方々を尊敬します。働かず、家の事を頑張って欲しい、と言える旦那さんも素晴らしいと思います。
あくまでも、私の周りの「結婚したい！！」と常日頃嘆いている知人友人に当てはめた時、男性にもたれて生きていく事をベースにし、ハイスペ旦那を捕まえたら速攻仕事を辞めて専業主婦になる！と希望している人がほとんどなので、生命力的な意味で未熟・弱いイメージを持っているだけです。
その点、自立していて美人でバリキャはイメージしやすいし、その層を目指しているつもりだったけれど、この本を読んでみて、きっと本当に自分がなりたい姿って可愛くて経済的にも精神的にも自立している女性なんじゃない…！？と気付きました。ここでいう、可愛いは容姿的側面ではなくて、自分の好きな事をし、自分が満たされる方法を熟知していて、それをすぐ実践できる環境にあって、背伸びをせず、等身大の自分をそのまま愛せる素直さ・真っ直ぐさを指します。美人でも成り立つじゃん！とツッコミたくなる方もいらっしゃると思いますが、あくまで私個人の言葉のイメージをもとにしています。笑　可愛いというワードが大切。
（もちろん美人で強くても成り立ちます）

今まで、自立し自分の力で生きていくという人生の歩み方は選択肢として身近では無かったのが正直なところだけど、ここ何ヶ月の間に外的環境や心境の変化があって。(転職や一人暮らしの影響も大きいと思うけど) 自分の中で、これからの人生をどう生きていくか、を見直す瞬間が以前に比べて本当に増えました。

まだ明確には見つかっていないし、何をどう目指すべきかは定かではないけど、一度きりしかない人生、やっぱり自分の好きな事に熱量を注いで生きていきたいと思いました。好きな事で自分のエネルギーを使い、対価としてお金を貰えるって幸せ過ぎるよね。(これはどんな仕事をするか、が全てではなく、仕事に対する心持ち次第で変わってくると思うけど。)

後数日後、旅に出ます！はじめての海外一人旅。ドキドキ。このタイミングで、大好きな場所に訪れる事は、絶対何かしらの意味があると信じているから、今後のキャリアや人生についてのヒントを得られるような旅に出来たらいいなー。

いや、します！必ず！！