無料のウイルス対策ソフトが悪いわけではありませんよ。
これも一定の効果はあります。

でもね、でもね・・・。

無料のウイルス対策ソフトで良かったのは３〜４年前までです。

何故か？？

マルウェアの傾向が変わった

最近のマルウェア（悪意のあるソフトウェア）は
一昔前のように破壊活動を行うというよりは、
データ窃盗や金銭目的が多くなっています。

データを盗むためには、マルウェアを送り込んだPCから
どこかのサーバにデータを送る必要があります。

この点、悲しいことに無料のソフトウェアでは
通信をブロックしてくれないんですよ。

あくまで「ウイルスと特定出来たプログラムを隔離・削除する」だけで
チェックをすり抜けたプログラムが外部にデータを送ろうとしても
指を加えて見ていることになってしまうんですね。

じゃあ、Windowsファイアウォールは？？

WindowsにはWindowsファイアウォールという標準機能はありますが
これ、初期設定のままでは外部への通信はブロックしてくれません。

自分で色々と設定する必要があります。

逆に有料のウイルス対策ソフトだと、
何らかのプログラムが通信しようとすると、
「通信してよいか」というメッセージを
出すものもあります。

ユーザーはそれに対して許可・拒否すればOKです。

このメッセージ、最初はかなりうっとおしく
感じる場合もあります。

でも、一度設定すればあとは同じプログラムの通信は
常に許可することになるので大変なのは最初だけですよ〜。

もちろん、わたしが使っているESETも
ファイアウォール機能はあり、けっこうしつこく
聞いてくれるので助かっています。

まとめ

今のマルウェアはデータを外部に送信したり、
外部と通信したりするものが多いです。

また、いまはどちらかというと
企業をターゲットにしている印象ですが
個人でも知らない間に被害にあったり、
踏み台にされたらたまったもんじゃありません。

やはりウイルス対策ソフトにはお金をかけるべきです。

わたしが使っているESETファミリーセキュリティなんか、

・スマホ含めて5台までインストール可能
・3年間利用可能

で7000円程度です。
10年前のウイルス対策ソフトだと

・PC1台だけインストール可能
・1年間利用可能

で5000円くらいしたように思うので、
かなりリーズナブルになっています。

有料のウイルス対策ソフトを入れても１００％ではないですが、
それでも被害を受けるかなり確率は下がりますよ！！