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システムエンジニアは忙しいか??ヒマか??【第二話】

新卒入社後、約二年お世話になった
システム受託開発会社を離れました。

忙しいかヒマかという観点でいえば
前回お話ししたとおり、システム受託開発会社で
働くと忙しくなりがち、です。

その職場を離れたときは西暦2002年。

今の転職市場ははるかに便利になってますけど、
その頃は転職情報のある場所は
ハローワークくらいしか知らなかったんですよ。

でも、幸いなことにIT業界の会社は
自社ホームページも充実し始め、
ホームページに求人載せてる会社が
増えてきた頃でした。

働きながらの転職活動だったので
ハローワークに行かずに
転職活動出来るようになったことに

「おおおお!!」

新しい時代の幕開けを感じました。

今はもう化石レベルの話ですね・・・。
ホント、この10年の進歩はめちゃくちゃはやいです。

興味のある会社のHP経由で応募したら
幸い大手メーカーの中でシステム開発を
専門にしている孫会社のメンバーに
加わることが出来ました。

その会社ではシステムエンジニアとして

・自社製品のソフトウェア品質テスト
・情報システム(社内システムの開発・運用)

を主に担当していました。
当時の私にとってのお客さんは、

自社製品の場合:社外のユーザー
情報システムの場合:社員

となります。

自社製品関連の仕事は社外の
ユーザーも絡んでいましたが、第一話と大きく違うのは、
「自社製品の仕事なので比較的納期をコントロールしやすい」という点です。

予定していた計画がが狂って
残業なんてことはありましたが、
それでも自社のリソースを考えながら
調整する余地がありました。

また、情報システムは社員向けのサービスなので、
どちらかというと人事や総務に近い
立ち位置なんですよ。

どちらも新しいサービスや製品のリリース時は
喜んで貰えるように、よりよいものを作ろうとして
何度もプログラムを書き直し、
結果的に月100時間超える残業をすることもあります。

それでも通常はぜいぜい月20時間程度の残業で、
システムエンジニアとしては非常に少ない部類でした。

IT業界としては月40~50時間の残業でも
少ない方と言われています。

やっぱり自分でサービスを提供する側は強いですね。

そんな職場にいたので10年とまぁまぁ長い時間
お世話になっていたのですが・・・。

世の中でITのウエイトが重くなるにしたがって、
親会社の方針に合わせざるを得ない面も増えてきました。

孫会社の情報システム部門で面白い仕事をやれる幅が
狭まってきたと感じたことから、「卒業」して
次の職場に移ることにしました。

次は「どこかの親会社の情報システム部門」
仕事をしたいと思い、とあるインターネット系企業の
情報システム部門に加わることができました。

ここが16年間のシステムエンジニア人生の中で
一番しんどかった+一番面白かった時期でもありました。

忙しすぎて離婚の話も出たなぁ・・・^^;

~つづく~

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