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【漫画メモ】ブルーホール 1(星野之宣言)

全2巻です。冒頭部分のあらすじと感想です。感想はネタバレ有りです。

あらすじ
ブルーホール近くの海で、ゴンベッサ(シーラカンス)の密漁をしていたガイアとその祖父。だが、海竜のような巨大な生き物に襲われ、祖父は死んでしまった。ガイアは海洋調査船に救助されるも、密漁の疑いで警察に突き出されようとしていた。ピンチに陥ったガイアは、シーラカンスの巣の場所を教えるので、見逃してほしいと取り引きを持ち掛け…

ブルーホールって世界中にいくつか実在しますが、そのブルーホールが時空を繋ぐ穴になってるっていう設定のお話。1938年に、シーラカンスがアフリカのブルーホール付近で発見された実話から、話を膨らませた感じです。

主人公ら数名が、潜水艇でブルーホールを越えて白亜紀の世界に行きます。その中には、権力主義的に白亜紀の世界を利用しようとする輩、自分がリーダーだと仕切る輩がいるわけですが、いやいやそんなことよりも、当面この世界で生き延びるだけの食料とか、元の世界に戻る方法を考えるのが先でしょって思ってしまった。皆さんけっこう楽観的です。

この前読んだ藤子F先生のSF短編集でも、未知の星に置き去りになった人達が覇権を争う話が出てきましたけど、あれの大人版という感じ。

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