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【TVメモ】植物に学ぶ生存戦略4 話す人・山田孝之

コロナ禍ですので、出演者はマウスシールドを付けていました。じっと見つめる奇妙な間と、淡々と林田さんを口説く山田孝之と、セリフを被せ気味に遮断する林田アナの絶妙なコンビネーションです。

オオバコ

道端で咲いてる雑草。漢字で「大葉子」と書く。"あるがままを受け入れる"のが戦略。

・踏まれやすいところに生えている
踏まれる場所に生える植物は少なく、ライバルがいないから。踏まれることに何の抵抗もないどころか、踏んでほしいとさえ思っている。
⇒踏まれても踏ん張れるよう、葉が大きくて柔らかい。丈夫な葉よりしなやかな葉の方が踏まれたときの抵抗が少ない。栄養や水分の通り道である筋は、踏んでもちぎれないように丈夫にできている。根は四方八方に広がり、あらゆる方向の力に耐え、大地にしっかりしがみついている。

・ネバネバの種
地面に落ちた種は雨が降ると水分を吸収し、表面がゼリーのようになってネバネバする。これを人や動物に踏ませてくっつくことで、種を遠くへ運ぶ。踏まれながら生きるために種の姿まで変えた。

安倍首相は小さなマスクでオンリーワンの輝きを得たそうです。

ハラン

花のつぼみがキノコそっくり。キノコに擬態してキノコバエを呼び寄せ、花粉を運ばせている。
キノコ同様、地面スレスレの目立たない場所に花を咲かせる(落ち葉を掻き分けた下など)。キノコの匂いを出し、キノコバエをおびき寄せている。ハランの花はキノコバエにさえ気づいてもらえればそれでいいのである。

岡田将生が登場しました。林田アナはゴルゴンゾーラが大好物らしい。

シロツメクサ

四つ葉のクローバーで有名。

・小さな花が集まって一つの花を形成している。複数の花が下から順に咲いていく。咲く時期をずらすことで、全体として若々しく長く咲いているように見せかけている。

・根に根粒菌を取り込む。根粒菌は窒素を窒素化合物に変え、シロツメクサに分け与えている(窒素のままではシロツメクサは取り込めない)。お返しにシロツメクサは、根粒菌の大好きな糖を光合成で獲得して差し出す。
共に成長していく「相利共生」の関係と思われたが、シロツメクサは根粒菌を裏で支配している。根粒菌が増えすぎると、糖をたくさんお返しせねばならず、シロツメクサが弱ってしまう。そこで、窒素化合物を上手にたくさん作れる、生産性の高い根粒菌にはたくさんの糖を差し出し、そうでない根粒菌には少なく与えている。糖の分配に格差を作り、根粒菌たちを支配しているのだ。

・シロツメクサの花は、外から雄しべや雌しべが見えない。"重たい扉"を開いた奥に花粉や蜜がある。ミツバチのように力の強い虫でないと扉を開くことは不可能。→遠くまで花粉を運んでくれる、力のある優秀な虫だけを選別している。

・四つ葉のクローバーを見つけると幸せな気持ちになれる。これこそがシロツメクサの最大の戦略。なんとなく幸せな気持ちにさせ、危機感や反発心を削いでしまう。平和な空気を醸し出し、人々を思考停止にさせる。

ジャンベさん=安倍首相?最後のはシロツメクサの戦略というよりは政権批判?

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