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【アニメメモ】ひぐらしのなく頃に業 第22話(郷壊し編 其の伍)

途中までのあらすじとネタバレ有りの感想やら推理用メモです。

あらすじ
自らのシャンデリアトラップで命を落とした沙都子は、再度同じ世界を繰り返す。そこでも沙都子は梨花に反発し、聖ルチーア学園への進学を妨げるが、梨花が折れないとなると自殺し、この世界をリセットするのだった。
これを数度繰り返した(*1)後、死後の世界に戻ってきた沙都子は謎の女性からこう告げられる。梨花も「繰り返す者」として100年同じことを繰り返してきた(*2)のだと。その間に蓄積された「雛見沢から出たい」という願望は強固なものだと…

やっとやっと、猫=梨花だと公式宣言されました!(真っ先に言いたかったのがコレって…)

死後の世界とそこにいる日髙のり子声の女性の正式名称は何だろう?名前がないと、あらすじとか非常~に書きにくいんですが。(←ネタバレを恐れ、一切ググってない)"ツノ"って呼べばいいの?実はオヤシロさまの正体だったりする?梨花には羽生が、沙都子には日髙のり子が付くって、十二国記の麒麟制度みたいなのがあるんでしょうか?

猿にタイプライターの例えはちょっと微妙…さすがに何年かかっても猿がハムレットを書き上げるのは無理かと。

「頑張ればできるというのも一つの才能」「人それぞれに、頑張ればできることと頑張ってもできないことが決まっている」。これはシミジミ分かります。そうか、梨花ちゃんは竹馬と一輪車には乗れなかったんですねっ。

「僕だけがいない街」とは違い、ひぐらしの世界では100年かかるの異常だな。梨花ループで見せられた映像は、2006年の旧作分も混じってる?サブスクとかで旧作ももう一度見ておくべき?てか、梨花が女王感染者ってサラッと重要情報入れてきてますね

梨花ループなのに梨花目線でない場面も混じってるのは何故?あと、梨花が何かを願った結果、昭和58年6月がループするようになったんであれば、梨花の願いが「昭和58年6月の雛見沢から抜け出したい」っての、おかしくない?卵が先か、鶏が先か?的な。

そしてここから本題ですが、やっとやっと梨花と沙都子の様々な伏線回収がなされた感あります。16話の雛見沢を出たがった梨花を惨殺する沙都子、17話の「私ではない誰かが勝手にサイコロを振ってるみたい」という梨花のセリフや、びっくり箱の中身を知っている沙都子のクダリ…猫騙し編と郷壊し編は2つで1つだったのかな?かな?

今は沙都子目線で見てるので、沙都子の方を応援してしまいますね。梨花の心をもう一度折って完全屈服させるとかとんでもないこと言ってますが。「あなたのことがずっと大好きだから絶対に負けませんわよ」ってストーカーじみてて怖いです。でもその発端は単なる進学問題。なんとも可愛らしい理由です。普通に梨花だけ聖ルチーアに進学すればいいんでないの?

お互いに「頑固者」「わからず屋」と言い合う沙都子と梨花ですが、沙都子が実際に聖ルチーアに進学して嫌な目に遭ったのはたかだか2回よね?それに、沙都子のループは猫のように凄惨でないだけマシです(←猫呼ばわりw)。その代わり沙都子が死ぬ理由が無いので、自殺によってリセットすることになってるっぽい。

まだまだ謎の多いひぐらしです(鬼騙し編で何故レナは圭一を殺したのか?とか)。オヤシロさま関係(=雛見沢症候群?)とループの件と、二本柱で謎が立ちはだかっております。

(*1)沙都子ループメモ
・聖ルチーア学園に進学するか、自分と一緒に雛見沢で暮らすか、梨花に選択を迫る沙都子。梨花の答えは「両方を掴む」。それを聞き、沙都子は車に飛び込み自殺。
・1984年6月16日。夜中目覚めた沙都子は、梨花を連れて山へ。雛見沢の美しい景色を見せ、ここを出るのはもったいないと説く。と、梨花が「自分の夢を聞いてほしい」と言い出す。ナイフを持った沙都子は首を切って自殺。
・梨花の受験勉強の邪魔をする沙都子。それでも勉強を続ける梨花を見て、鉛筆で喉を刺して自殺。
・進学のことで、梨花と沙都子が掴み合いの喧嘩に。2人とも川に落ちて死亡。
(*2)梨花ループメモ
・バットを持った圭一と鉈を持ったレナ。「鬼隠しってことなんだろ、もう教えてくれたっていいだろ」「連続怪死事件の犯人は誰だ」
・電話ボックスで大石刑事と通話する圭一。振り返って誰がいるのか確認するよう言われるが、圭一は喉を引っ掻いて…
・入江診療所にて、防毒マスクをした圭一が取り調べを受ける。死体が積み込まれたトラックにはレナや魅音の死体もあり…
・雛見沢症候群は危険な病気だが、雛見沢に病気が蔓延するのを望む人も東京にはいる。・・・鷹野と富竹が殺され、入江が犯人だと疑われる。入江はH173は破棄されたはずだと言うが…
・梨花を殺すのは鷹野だと伝える羽生。梨花は女王感染者で、死ねば大惨事になる。入江機関や山犬が梨花を守ってくれているのでは?何故鷹野が梨花を殺すのか?
・沙都子、ベッドで眠る悟にーにーにお別れを言いに来た。←これは梨花のループなのか不明
推理用メモ(特にネタバレ注意!)
・梨花の夢は「昭和58年6月の雛見沢から抜け出したい」。
・沙都子の夢は「梨花と2人でこれからもずっと雛見沢で楽しく暮らしていく」。
・昭和58年6月、山犬と戦い勝利した。この勝利を手にするために梨花は100年の時を繰り返し、カケラを集めた。
・梨花が辿った100年の時はカケラに記録されている。梨花のことを理解するため、沙都子はこのカケラを100年かけて全部見た。そして「無限にやり直しができても心が屈することからは逃げられない」「心の寿命は永遠ではない」ことを悟る。
・ループ終盤では心が折れそうになっていた梨花。ならば、もう一度梨花の心を折ればいいのではと気づいた沙都子。
・沙都子のループは繰り返すたびに全てリセットされ、引き継がれるのは沙都子の記憶だけ。これを梨花の記憶も引き継ぐようにしてもらった。(梨花に力を与えたツノは欠損していたが、謎の女性のツノは完全。たやすい御用の様子)
・梨花は欠損したツノのせいで死亡時の記憶が残らない。死亡時から遡って数時間分は記憶が失われる。梨花は死因が記憶に留められない。
・梨花の死後、沙都子も死ねば2人とも記憶を維持したまま同じカケラに行ける。永遠に一人の梨花を追い続けられる。ただし、梨花だけは死の直前の記憶が欠損した状態…それを利用し、梨花の心を砕くという沙都子。

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