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【漫画メモ】真琴・グッドバイ(高橋葉介)

一話完結形式の「真琴・グッドバイ」と、短編1話収録されてます。あらすじと一言感想を。どちらもネタバレ有りです。

SONO・1

絵を描くことが好きな真琴だが、絵の先生に見てもらうと、全く認められなかった。しかし、その絵を売ってほしいという男がやってきた。真琴の高校1年のときのクラスメイトの薫だ。金持ちの四男坊だが、3人の兄とは違い頭は良くないようだ。彼は同級生を妊娠させ、退学になっていたのだが…

「タリラリランの子」である真琴は、「沖の小娘」の絵を描いていた。この娘を探して旅に出るが、山手線に乗ってグルグルしてただけだった…なんかそんな話です。酔うと高いところに登る癖があるそうな。

SONO・2

真琴に縁談があり、母が勝手にその男とデートの約束を取り付けた。男は大企業に勤めるエリートの正義。真琴は嫌がるが、ママに怒られ、渋々デートすることに。正義は真琴を気に入り、いきなりプロポーズするわ、周りの人達に正義を振りかざすわで、真琴はうんざり。デートで食事中、酔った真琴は高いところに登って落っこち…

楳図かずお先生の「ママがこわい」のパロディーが!「おもひでぽろぽろ」にも出てましたね。
オチは、薫がうどんをおすそ分けするも、うどん自販機が故障しており、うどんがとめどなく出てくるというよく分からない感じ。

SONO・3

正義に、社長の娘・蘭子との縁談話が。薫のことも気になりつつ、次期社長が約束される立場も捨てがたく、蘭子とデートをする。蘭子は可愛い外見に反し、ドSで正義をペット扱い。正義が蘭子をぶつと、正義は会社をクビになり退職した。独身寮を追い出され、家を探す中、たまたま行きついたのが薫の家だった…

SONO・4

鬼畜亭主・正義と結婚し、耐える妻・真琴。魔法使いのおばあさんが現れ、願いを叶えてくれるという。真琴は薫と一緒になる願いを叶えてもらう。すると薫と一緒になり、「あんな生活に戻るなら死んだ方がまし」と言ったことで、2人で死ぬことを提案され、飛び降りる。そこで目が覚めた。もう一度寝ると、仕事から帰ってきた真琴は、家でぐーたらしてる薫に怒る。なんであんな男と結婚したのかと泣く真琴の前に、魔法使いのおばあさんが現れ、正義と結婚させてもらう。正義は社長になっていたが、資金繰りに困り、薫に薫の会社から金を工面するよう頼む。薫は横領の罪で捕まり市中引き回しの刑に…ってところで目が覚める。
謎の女と子供が電車に乗ってどこかに向かっている。正義は薫の家から会社に向かう。電気屋で仕事が決まったらしい。その正義を尾行する怪しい男たち…

どっちと結婚してもバッドエンドなのね^_^;第三の選択はないのか?

SONO・5

ヤクザの組長の元に連れてこられた正義は、組長の姪の冷子と結婚しろと言われる。冷子に子供ができ、正義が父親だと勘違いされたようだ。そのとき丁度冷子と子供が帰ってきた。薫たちの元へは薫の兄・楽夫が帰ってきていた。冷子は薫の元同級生だが、薫の兄が妊娠させてしまった。それを世間体を考慮し、薫のせいにしていたのだった…

誤解が解け、2人は結婚できましたー。正義はヤクザに見初められ、組にスカウトされることに…

SONO・6

お正月。薫を訪ねると、昔祖父が病院をやってたときに入院患者が残していった美術品の手入れをしていた。正義を訪ねると、セールスで実績を上げて支店長になっていた。その手腕を見込み、次期組長になってくれとスカウトに来るヤクザたち。自分も何かしなくちゃと思った真琴は、もう一度絵画に挑戦するのだった。頑張る真琴を励ますため、薫と正義は応援に行くが、絵画の先生のところに持ち込むと、やはり認められなかった。やけ酒し、高いところに登る真琴だった…

たった一人の日本人

風邪のビールスの突然変異により、全ての日本人が死んでしまった。たった一人生き残ったのは田中一郎、25歳。在日米軍の男が彼を外国のホテルに連れていき、「最後の日本人」として見世物のように扱うのだった…

ウィルスではなく、ビールスって呼び方懐かしい。時代錯誤な日本観。

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