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【漫画メモ】新生活読本 魔術師(西岸良平)

「新生活読本」パートと「SFシリーズ」パートに分かれてます。全て一話完結です。各話、途中までのあらすじと、ネタバレありかもな感想を。

◆新生活読本◆

流星王子

地球との友好を結ぶため、平和の使節として先行して地球に送られたホンダラ星大統領の三男坊・ホンダケン。永久エネルギーの方程式やガンの特効薬の製法など、地球人にはお宝モノのお土産を携えてやってきた。しかし地球人の代表を探すのに四苦八苦し…

本田健は色んな作品に登場しますね。一種のスターシステム?

恐怖の標本人間

動物を殺し、剥製を作るのが趣味の原綿内臓。趣味が高じて、次は人間の剥製を作りたいと思っていた。彼がやってるおでん屋台で、剥製に興味を持つ客の男に目を付け、この男を剥製にしてやろうと考えたが…

ミイラ取りがミイラになる的な?ちょっと違う?

魔術師

本田家の近くに魔術博覧会のテント小屋が建てられた。本田が見に行くと、中でショーをやっていた。魔術師が動物を出現させたりする魔術ショーだ。数日後、あの魔術師の男と居酒屋で会った。男は「魔王」と名乗り、自分が宇宙の中心で、自分が「無い」と思ったものは消し、「ある」と思ったものは出したりすることができるようになったという。そして、自分が死ねば宇宙全体が消えてなくなるとも…

こういう話のテンプレ、よく見かける気がする。

ジキル博士とホンダ氏

新聞社に勤める本田健。2年前までは社会部で正義と真実のために戦っていた。が、大物が絡む汚職事件に深入りした結果、学芸部に飛ばされ意気消沈していた。そんな折、心理学の痔切博士の研究所に取材に行くことになった。潜在人格を引き出す薬品を作ったというが…

たたり

本田家の大切な皿を割った下女が当主に殺され、200年後、本田家の10代目の子孫にも下女の祟りが降りかかっていた。就職した会社は倒産したり、他人のミスをなすりつけられてクビになったりとツイてなかった。ようやく決まった仕事は、借金の取り立て。出勤初日、先輩の男とつれたって借金の取り立てに行ったところ、行った先の主人が自殺してしまい…

毒を持って毒を制す?

宝さがし入門

一流会社で昇進し、美人の妻と結婚。子供も生まれ、高級住宅も手に入れた本田は、人生の目標がなくなり腑抜けた状態に。そんな折、宝の地図が手元に落ちてきた。本田は夢を追い、一カ月の休暇をもらって地図に記されたヒマラヤの奥地まで旅に出るのだった…

ヒント:幸せの青い鳥

伊賀の闇丸

落ちこぼれの忍者・闇丸は、必殺技もなく、出世の見込みもなく先行きが暗かった。そんな闇丸に、友人の影丸は透明手裏剣の技を教えた。そして決して他人を信用しないようにアドバイスするのだった。2カ月後、闇丸の任務中、敵に襲われた。しかし透明手裏剣を使うと敵に当たり、倒すことができた。その後もこの技は一撃必中で命中した。そんな折「影丸を殺せ」という任務が下り…

透明ランナー!(違)

謎の試験管ベビー

幼い頃に両親を亡くし、生物学者の祖父と暮していた本田健、25歳。彼は昔から試験管を集めるのが好きだった。また両親のいない彼は、母のことを思うと何故か試験管が頭に浮かぶのだった。そんな折、試験管ベビー第二号が生まれるとのニュースが。また、自分の戸籍には両親の名前がなく、一緒に住んでいた祖父には子供や孫がいないことが発覚。自分は試験管ベビーではないかと疑った本田は…

ミスリード誘発される。。

転落の詩集

一浪したのにT大に合格できず、R大に入学した本田健は常に不満を持って学生生活を送っていた。高校時代、本田は成績上位だったが、成績が中の上ほどだった同級生の諸井も同じくR大に入学していた。諸井はR大に入れたことを喜び、学生生活を謳歌していたが、それもまた本田を不満に思わせる要因だった。卒業後、本田は弱小出版社に就職。これも本意ではなく不満に思っていたところ、諸井も同じくこの出版社に就職していた。諸井は就職難のこの時代に就職できたことを喜んでいた。月日が流れ、落ちぶれた諸井は…

物は考えようという教訓になる話。ちなみにR大は立教大っぽいのですが、西岸先生の母校のようです。

サバイバル

大学受験の日、大学に向かう電車の中で急な腹痛に襲われた本田健。次の駅で途中下車し、トイレを探すが、使えるトイレが見つからず、使用禁止のトイレに入ってしまう。と、閉じ込められてしまい…

◆SFシリーズ◆

TOOLS

旧人類にTOOLS(道具)と呼ばれていた新人類たち。彼らは自らをパーフェクション(完全なる者)と呼んでいた。2501年、地球ではパーフェクション同士の戦いが繰り広げられていた。しかしこの戦争の原因や目的は誰も知らなかった。パーフェクションのヒロミは、戦争を始めた元が旧人類にあると知り、旧人類を探し求めるが…

前の時代からの申し送りで、理由も分からず〇〇してるっての、仕事でよくありそう。

地球の黙示録

数十億年後の世界。地球には知能を持ったロボットと、超能力を持った不死の動物…バケ猫と猿1匹とネズミ3匹がいるのみだった。彼らは人間が不死の研究に使っていた実験動物だ。人類の文明は発達し、永久機関を発明して宇宙の果てまで足を延ばしていた。しかし1千万年前、突如人類は消えたのだった。ロボットたちは人類の帰還を待ち続け、人類を探しに宇宙探査にまで出かけていた。このほど宇宙探査隊が5000年ぶりに帰還し、報告したところによると、どうやら人類は既に滅びていたことが分かり…

不老不死が達成されると、出生率が低下するってめちゃくちゃリアル。

春夜怪

地球侵略計画の前調査のため、3人のローテル星人が地球にやってきた。3人の地球人を殺し、殺した地球人に変装する。地球侵略に失敗した過去があり、慎重な行動を心がける3人だが、先ほど人間に変身する際、猫に見られたような気がし、猫を殺そうとしたが…

猫最強伝説。

地には平和

国際的な殺し屋・クロード西城が警察に追われていた。と、突如、銀河連盟の宇宙船内に召喚される。増えすぎた宇宙人口対策のために、8つの星の代表を無作為に選び、殺し合いをするというのだ。最後に生き残った一人の星以外の星を滅亡させるという…。早速、クロード西城は戦うことに…

なんでもない人が突如地球の代表に選ばれてしまい~って、諸星あたるのようです。

幻影の街

昭和44年。映画研究部のキャプテン・戸川は、SFハプニング映画を作りたいと言い出した。全国各地を回り、部員たちが宇宙人の格好をして街の人たちの前に現れ、人々が驚く様子を撮りたいらしい。部員たちは乗り気ではなかったが、戸川に従うことに。しかし撮影し終えた直後、戸川は謎の死を遂げる。撮影した映像を見ると、何故か宇宙人の演技をする部員たちの姿は映されておらず、驚く通行人ばかりが映されていた。映像に残された謎を追うべく、部員のユキが再度映像を調べてみると…

よく読むとジワジワくる恐ろしい話。「戦艦ポチョムキン」は実在の映画だったす。

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