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【TVメモ】植物に学ぶ生存戦略3 話す人・山田孝之

今晩、第4弾の放送があるようなのでメモ書きしときます。

ネナシカズラ

博多ラーメンの替え玉のような見た目。ネナシカズラの戦略は"クズのヒモ"。

・光合成をしない
光合成をするのに必要な緑色の葉緑素を持たない。なので外見は黄色。自ら働く気がなく、他人に養ってもらう気満々のクズ。

・寄生する
寄生する植物を見つけたら腕を巻き付け、宿主の細胞から栄養と水を吸い取る。→宿主の細胞の遺伝子を自分(ネナシカズラ)に取り込んだり、自分の遺伝子を宿主の細胞に植え付けることで、宿主にネナシカズラを自分だと勘違いさせ、スムーズに養分を吸い取る。
⇒寄生後、必要のなくなった根本の部分を細くし、最終的に無くす。その姿がまさに"根無し"。ネナシカズラは根無しになってからが怖い。宿主からどんどん水と栄養を奪って成長し、すべてを絞り取って枯らしてしまうこともある。枯れたら別の宿主に乗り換える。

ネナシカズラ怖すぎ。まんま寄生虫だった。植物にもこういうのがいるとは…。

カラスウリ

夜の間しか花が咲かない。レースのような白いヒラヒラのある花を咲かせ、暗闇でも目立たせている。これにより、花粉を運んでくれる虫を引き寄せている。

わざわざジュディ・オング先生に1曲歌っていただきました。

キャベツ

アブラナ科の植物で、春には菜の花を咲かせる。

・害虫に襲われたときの戦略
キャベツの天敵は害虫。モンシロチョウの幼虫(アオムシ)にかじられると、かじられた葉からSOS信号を発する。それをキャッチしてやってくるのはアオムシサムライコマユバチ。→お尻の針をアオムシに刺して卵を産みつける。卵から孵化した幼虫はアオムシを食い破って出てくる。
コナガの幼虫に襲われたときは、アオムシのときとは微妙に異なるSOS信号を発し、コナガサムライコマユバチを呼ぶ。→同様に卵を産みつける。
⇒天敵ごとにかじられ方や唾液が異なるが、キャベツはそれを見分け、葉っぱから特殊な匂いを放出して助っ人を呼ぶ。

・形の戦略
葉っぱが異常に重なり合った丸い形をしている。これでは内側まで光が十分届かず、光合成しにくいのでは?と思われるが、人間にたっぷり食べてもらえるようにこのような形になった。キャベツには世の中のニーズによって姿を変えていく柔軟性がある。

SOS信号の発信に驚き。それをキャッチする虫にも驚き。

その他のメモ

・自分を探しにインドへ行くという若者
インドに自分はいない。無駄。「自分らしく生きなさい」「自分のやりたいことを見つけなさい」というのは呪いの言葉。自分のやりたいことだけやって生きるのが人生の正解ではない。人間は人間と関係しながらでないと生きていけない。他人の求めるものに姿を変えながら生きていくのも一つの人生。
・小倉優子のデビューシングルは「ウキウキりんこだプー」
・メッシーくん、アッシーくん、ミツグくんの他にテープくんというのがいる。CDをカセットテープにダビングしたいときに呼びよせる男。

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