見出し画像

【読書メモ】キャプテン・フューチャー 月世界の無法者(エドモンド・ハミルトン)

全16章まであるうちの1章のみ、あらすじと簡単な感想を書いてます。1章のみですが、あらすじは最後まで書いてるのでネタバレ注意です。

1 「月世界の秘密」のあらすじ
フューチャーメンが何カ月も消息を絶ち、死んだのではないかと噂されていた。月へ向かう小型宇宙艇の中でも、科学者のウイスラーとパイロットのストライクがそんな会話をしていた。彼らは、フューチャーメンが死んだことで彼らの科学的業績を横領し、大金を得ようと画策していた。それで、月面に隠されているはずのフューチャーメンの基地を探しているのだ。月面を飛行し、放射線スコープを使ってラジウム反応がないか確認していた。反応があれば、そこに基地があると思われたからだ。月世界にはラジウムは存在しないとされている。ラジウムがあるとすればフューチャーメンの研究室から発しているもののはずだ。彼らが北大地峡を探査していたとき、強いラジウム反応が出た。フューチャーメンの研究室由来にしては大きすぎる。どうやら新規にラジウム鉱脈を発見したようだ。ウイスラー達は大喜びしたが、太陽系政府が採掘権を許可してくれないだろうなとも思った。しかし、ラルセン・キングにこの話を持ち込めば、政府から採掘権を取ってくれるだろうと考え、急ぎ地球に戻った。

輝く星々のかなたへ!」の続きの話です。フューチャーメンのお手柄横領以前に、自力で金脈を見つけ出した格好ですが、この2人組が今回の悪役になるんでしょうねぇ。月にはラジウムが存在しないと発表されてることについて、意図的に隠されていたのか本当に知らなかったのかはこの2人組も気にしてましたが、1章を読んだだけでは謎なところです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?