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ドラマのなかみたいだった

1つのイヤホンを分けて、愛の大きさを問う歌を聴きながら私たちは歩いていた

私が自転車を押して左に立ち君が右側を歩いた

着なれた制服は所々綻んで、ボタンも緩んでいた

夕陽が照らす河川敷を自転車を押して、イヤホンを分け、他愛もない会話をしながら歩いた

ある程度の年月が経過した今、自分でも笑っちゃうくらいドラマのようだったなと懐古した

大人になって、今は1人帰路として通るこの河川敷で不意にその歌が流れた

イヤホンを分け合う相手はいない

「大人になってしまったな…」

どうにも明るい夕陽に当時のような眩しさは感じなかった

でも、分け合った君の今は眩しくあれと願える大人になった私がいた。

#詩 #散文

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最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキしてくださるととても嬉しいです。 してくださらなくても、目を通してくれてありがとうございます。

とても嬉しいです。いいことありますように。
8
大したものは書けないですが私の頭の中があなたの暇潰しになればとても嬉しいです。
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