「あーうまくいかない。」それでも月は満ち欠けを繰り返してネガティブに生きる。
何も上手くいかないときはある。今まさにそれだとしたら、次は何に迷うのが正解なのだろう?
次の1手?休憩をとる?逃避する?はたまた迷うこと自体が間違い?どうあがいても上手くいかないときは上手くいかないものだ。
わかっていることは上手くいくかいかないかは自分のモチベーションのコントロールが上手か下手かだ。
私はもうお察しの通りド下手だ。例えばの話をしよう。今日上手くいかない事があったとする。そのあとに連続して起きる物事
・友達からの約束のドタキャン
・応援している野球チームが負けている
・腰痛が酷くなる
・盛大にお茶をこぼす
こんなのいつ誰にだって起きる物事だから大して落ち込むことではない。でも嫌なことがあった後に解釈すると。
友達からの約束のドタキャン=「こっちはせっかく準備してきっちり待ってたのに!」
応援している野球チームが負けている=「はいはい、今日も負け面白くない」
腰痛が酷くなる=「なんでこんなに腰が痛いの?なにも出来ないじゃん!」
盛大にお茶をこぼす=「ほんとにツイてない…」
↑この有り様である。かくいう今もそんな感じだ。ほんとうにどうしようもないくらいネガティブでマイナス先行。
1つの上手くいかない事で左右されまいといつも踏ん張ってはみるのだ。流されまいと… ただ気づいたらこうなっている。湯船からお湯が溢れ出すように頭からネガティブが溢れてくる。
意識してチェンジを試みる。
友達から約束のドタキャン=「ま!仕方ない!一人でとびきり美味しいもの食べにいこ!」
応援している野球チームが負けている=「いや!まだ終わってない!最後までわからない!」
腰痛が酷くなる=「これは体がたまには休んでって言ってる。ゆっくりしよう。」
盛大にお茶をこぼす=「あーやっちゃったな。でもさっと片付ければ済むし。」
試みてはみるのだ。でもそれがポジティブなのかわからない。どこか心のなかが釈然としないのだ。
きっと無理にポジティブになって釈然としないなら、ネガティブのまま落ちるとこまで落ちた方が釈然とする。頭がそうなってしまっている。もう手の打ちようがないのだ。私はなんだか地味に残念だなぁと最近思った。
☆☆
しかしながら、少しは変わった事もある。昔と比べれば物事を軽くとらえるようになった。心のなかに雨は降るものの台風はやってこなくなった。
昔と言っても高校生の多感な時期だった。落ち込めば毎回台風がきていた。
今はそれから10年くらい経っている。大人になったとかじゃなくて、心が整ってきたと思いたいのだ。それと、ある種の諦め。
「こんなに落ち込んでも誰も励ましてなどくれない、第一落ち込んだところで何も変わりやしない。」
こんな諦めが頭を占めるようになった。自分ではわからない。これは良いことなのかな?
きっと、きっと良いことであると信じたい。なんせ、根っからのネガティブである私が自分を信じたいと少なからず思っている部分だからだ。
モチベーションのコントロールが下手、ネガティブとまさに泣きっ面に蜂状態ではあるものの蜂は刺してこなくなっている。鬱陶しくはあるが。あるいは蜂ではなく蝿程度にはなってきた。
モチベーションを上手にコントロールすることをやや諦めてもいるが、その諦めの方が自分にあっているのかなとも最近思う。なんでも合う合わないは本当に大事だ。
ただ諦めすぎて何にも興味を持たない冷めた人間にならないようには気を付けている。これは本当にあってはならない。何にも興味を持たないと老けて見えるだろうし、堅物にもみえるし、なんせつまらない人間にみえる。これは周りの冷めている人をみて実感した。
☆☆
「結局どうなの?」って読んだ人は思うだろう。申し訳ない。答えはまだ出ない。こんな長々と書いといてきっと「何を貴様!」と思われている。切腹いたす。
でも、1つの上手くいかない事からどんどんネガティブに考えて落ちていく。辛いけどこれしか経験したことのない私にとってはモチベーションのコントロールはもう諦めているかもしれない。ならば同じ諦めを持ち出して冷めないように気を付けながらも考えて生きていけばどうなのか? と思っている最中なのだ。
道は1つではないとどこかで信じていたいのだ。
窓を叩く雨のような勇ましさもなく、また大陸を照らす太陽のような暖かさもない。だからネガティブという夜に生き、日によって満ち欠けして光の量を変える月でいいのだ。
上手く行ってるときとその思考が満月ならたまにでいい。
細く今にも無くなりそうな夜だってある。それが上手くいっていないときの思考であればまた諦めて思うのだろう。
いずれ満月はくるからそれまで冷めないで生きよう と。
最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキしてくださるととても嬉しいです。 してくださらなくても、目を通してくれてありがとうございます。