揺れて消えて君へ


今君は誰と居るのだろう?

返ってくるはずのない答えに耳を澄ませた

誰と居ようが私は何も言えない

夜空を見上げ星を数え、朝露輝く朝を君は誰と迎えるのだろう。

果てしない疑問は私の心を柔らかく刺しては突き抜けた。

見ているだけだいい触れなくてもいい

この泡沫に帰す想いの数々は届くことはない

淡く儚く揺らめくろうそく程の炎は君にしか消せない

だから君が消して

優しく両手で覆って囁くように息を吹きかけて

その時だけでも君の1番になれたらいいな。

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