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シャッター

画面の中で小さな想い出達が笑っている

思い出せない1コマずつが甦り心を掠める

確かに生きていた証が散らばっていた

どうしようもなく笑ったとき

愛しくて抱き合ったとき

何も考えられなくて涙したとき

めくるめく記憶の欠片、キャパシティからはみ出た断片

一つ一つが重なり、繋ぎ合い、走馬灯のようなビジョンが頭に流れる

死ぬわけではない、むしろ明日からも生きることができるだろう

何気なく残す1コマずつが私を明日へと誘う

過去がこっちだと未来へと誘う

笑っても泣いても立っている事にするよここに。


#詩 #散文

最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキしてくださるととても嬉しいです。 してくださらなくても、目を通してくれてありがとうございます。