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240414 UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour “Catcher In The Spy”@岡山芸術創造劇場ハレノワ

名古屋と岡山で終わる私のリバイバルツアー。
ハレノワは22年末にできたばかり、つまり前回岡山に来たツアー(カレイドツアー)の段階では出来ていなかったところ。まだまだピカピカの会場。
大階段があって、そこに満開の桜のイラストが描かれていて(調べたらどうやらイラストは変わる模様)(春だからかな)。大階段がとても特徴的なホールだなぁと思った。

今回バルコニー席を引き当て、何ならバルコニーについてる柵があまりにも低過ぎ(腰より下、膝よりは少し上)そりゃ着席指定にもなるわ、と納得した。
ノリ方が前のめりな自覚があるのでこの程度の高さの柵、怖すぎる。せめてハラキリになるくらいの高さの柵をください。こわい。

名古屋を経て今回なので、名古屋よりは照明の記憶を補充した気はしたけど、MCの記憶がザルである。どうかニュアンス程度で汲み取っていただければ……
完全に照明演出特化………

看板を2連続で発見しそびれる


セトリ

黄昏インザスパイ
サイレンインザスパイ
オリオンをなぞる

流れ星を撃ち落せ
箱庭ロック・ショー
to the CIDER ROAD
君が大人になってしまう前に
メカトル時空探検隊
何かが変わりそう
シャンデリア・ワルツ

蒙昧termination
WINDOW開ける
シューゲイザースピーカー
harmonized finale

ドラムソロ〜セッション
天国と地獄
カラクリカルカレ
桜のあと(all quartets lead to the?)
crazy birthday
場違いハミングバード

en)
instant EGOIST
徹頭徹尾夜な夜なドライブ
23:25


時間を少し過ぎ、暗転。
青い照明から絵の具のSE。
メンバー登場、名古屋と同様、斎藤さんセンターに出てきて右手を挙げる。


楽器を持ち、微かに疾走感のあるギターフレーズを鳴らす。
バックスクリーンにオレンジの照明、葉っぱのような模様が映し出される。
黄昏インザスパイ。イントロは全員演奏、1メロとサビは斎藤さんにスポットが当たり、弾き語りのようになる。
2メロ、紫と山吹色の2色展開。少し夕暮れが深まっていくような印象。
最後のサビ、また斎藤さんの弾き語りになり、下手側から上手側に赤色の照明が差す。下手側は暗転。
アウトロはみんなで演奏、オレンジ色の照明。
斎「ようこそ岡山ぁ!!!」だったか。
そしてそのタイミングくらいで貴雄氏が上着を投げ捨てる。笑
スクリーンが外れ、ジャケットの写真が現れる。
サイレンインザスパイ。
イントロ部分、赤照明に白レーザー光、この白レーザー光が灰緑っぽい白と藤色っぽい白と2色混ざりで、白だけど白一色じゃない…!と感動していた照明中が私だ(ドン引き案件)
途中で緑のレーザー。
オリオンをなぞる。イントロが鳴ると青に染まる会場。
青の照明に何筋も幅広く照らすスポットがキラキラしていてとても綺麗。
「Perfectly, Euphoria!」以降Bメロが藤色照明、レーザーも藤色。青からこの薄い紫のこの差が綺麗。
サビは青地照明に水色レーザー、細めの水色照明も。綺麗。
2サビかラストサビで浅葱色照明が下手から差していた。斎「岡山最後までよろしく!!」


斎「こんばんは、UNISON SQUARE GARDENです!」
と言ったあとしばらく拍手が止まず。
じーっと客席の方を見ながら、頷いてニコニコしながら。が、あまりに長くて痺れを切らしたのか、
斎「もう(拍手)大丈夫です苦笑」
と言われる客席。
斎「めちゃくちゃ長かったね?ギネスに申請したら記録取れるんじゃない?」
取れるだろうか…?

斎「10年前にCatcher In The Spyというアルバムを出して、ツアーを周りまして。今回そのリバイバル公演ということで、10年前と全く同じセットリストでやっています。
最後まで自由に楽しんで行ってください」


流れ星を撃ち落せ。Aメロ青地の照明に白いスポット。
サビで青地照明に白い光がゆらゆら細かく揺れていた。
2番メロあたりから紫と黄色の照明で夜闇に街灯が灯っているような印象。
2B最後の「あーあ」の赤照明と、ラスサビ前の「ヤバイ」が赤と紫照明で怪しげなのめちゃくちゃに解釈一致(個人の意見)
箱庭ロック・ショー。緑、エメラルドグリーンの照明が優しい。
音源で聴くのから更に演奏が洗練されている気がする。15年経ってるからそれはそう。
Bメロ、サビあたりで黄緑の色合いが混ざり、新緑の季節に向かっていく今からにぴったりな照明。
to the CIDER ROAD。水色照明、イントロ冒頭、ベースが入るところで、水色のレーザー光。キラキラ。
名古屋より高さがある場所から見たので、白照明が、サイダーの泡みたいに丸を描いてたことに今日気付いた。
照明の色合いがシュワシュワサイダーぽく爽やか。
君が大人になってしまう前に。
スポットにより描かれた丸い光、木漏れ日のよう。
最後の方で天井に向けてもライトが当たってるけど、それも樹々の葉っぱの間から見える木漏れ日のようで、綺麗。
メカトル時空探検隊。
緑と青、寒色系の照明なのにポップな感じに取れるのは曲調のおかげなのかもしれない。
この曲のAメロの田淵さんの横揺れ、永遠に真似してしまう。
間奏の青白照明に、バックドロップに向かって模様替がグルグルと照射され、それが、演奏が止む瞬間に照明が緑青の照明が灯ってる演出がめちゃくちゃ好き。
何かが変わりそう。青と白の照明の印象。
「何かが変わりそうな夜」だから、夜も更けたような青。
ラスサビのところのみんなで揃って「涙が溢れそうな夜だ」の声の揃い方が好き。
シャンデリア・ワルツ。明るい白の照明。
この曲の大団円感がすごい。けど、まだライブの中頃なんだよなぁ……


暗転してしばらく間があり、メンバーが水を飲んだり貴雄氏がドラムを小さめにドコドン……と鳴らしたりする。

ちょっと間があってから照明が点く。
斎「準備をしていると見せかけて、休憩しています笑
昔のツアーの記録がWEBに残っていて、このツアーは何と、30公演近くやっていたそうです。
岡山はどこの会場でやってたんだろう、と見てみたら、実はその時やってなくて…高松や広島ではやってたんだけど。
だから岡山は実質リバイバルじゃなくて10年越しの公演というか。
10年間、めちゃくちゃ練習してきました!笑
10年寝かせたから、あの頃よりは上手くできるはずです。笑
初めてスタジオに入って、一緒に音を出した結成日から今年で20周年を迎えます(拍手)
何もなくここまで来たわけじゃなくて。
しんどいとか、首を寝違えたりだとか笑
20年もやってきて、変わったこともあれば、全然変わらないこともあって。
10年前のこの時期、CITSの頃は、バンド…ロックバンドとしての攻めの姿勢をガチッと固めた時期で。
その頃ガムシャラになってやっていたからこそ今に続いているなと思ってます。
もう少しだけ、CITSの世界をお楽しみください!」

蒙昧termination。緑と青の照明、レーザー光も緑と青が交互。
サビで白っぽいライトが上下にゆらゆら揺れる。
2A前「あーあーあー」のマイクチェックのところでパキッと赤照明になるのも良い。
斎「ギター!」って自分で言ってギャンギャンにかき鳴らすの本当に好き。そこが赤照明でバッキバキなのも好き。
「田淵に言っといて」で指差しする斎藤さんを確認。その辺りギターフレーズがないのでふわふわと腕を動かしまくってた斎藤さん。
最後の「ご勝手に」でバーンとステージ全体が赤く染まる様がすごい。
照明が落ち、斎藤さんにスポットが当たり始まったWINDOW開ける。
今回はサイドから見ていたので、サビの横一列LED灯が窓にかかるレースカーテンのように見えた。
最後の「理論の上でエスコート」の部分で赤く染まり。
一拍二拍した後に、シューゲイザースピーカー。私はこの曲のイントロだけでぶち上がれる自信がある(その自信はいらん)
電球色照明がメインなんだけど、下手上方から上手に向けてオレンジの灯りが一つだけ差していた。
Cメロ、「どんなヒットソングでも〜」が赤照明なの、そこが一番大事、みたいな感じで強調されているような気がしてしまう。
harmonized finale。青地照明に白の照明が差して。
サビで壁面に差す灯りが星柄で、星座を描いていて。
最後のサビ前、斎藤さんにだけがスポットが当たり、それも星柄で、これは高さがあるところから見ないとわからない演出!って1人心の中でニコニコしていた。

暗転から少しして貴雄氏にスポット。ドラムソロの始まり。
ドラムソロ観ながらリズムを取る斎藤さん、アキレス腱を伸ばす体制で観てる田淵さん。
怒涛の手数で、緩急をつけて叩き、叩き終わりにスティックをぽーーーんと高らかに投げ、しばらく立ったまま(だったと思う)静止している貴雄氏。
全力で叩いた!というのがめちゃくちゃに伝わってきた。
しばらくして予備のスティックを出し、セッションへ。
セッションは紫の照明と白の照明が印象的で、アジアンな感じの音の作り方(何て言ったらいいんだろう…昔のゲームの中華街のBGMみたいな音の作り方って言ったらわかりやすいのかな)で、コード的には次の曲のコードでセッションが進んでいき、各メンバーの見せ場でスポットが当たる。
しばらくセッションしたあと、イントロセッションになり、
斎「天国と地獄!」
のタイトルコールが入る。
緑と赤と差し色として白のスポット。
サビの赤照明と白レーザーが映える映える。
田淵さんの足がよく上がるこの曲は下手もチラチラと見がち。
「OK people, one more time!の治安の悪さが良い。
カラクリカルカレ。青照明に白いレーザー、これだっけ、レーザーのベールみたいになったところが白青白で3色になっていたの(これかオリオン)
Bメロが紫地の照明に黄色のライトで夜の街の様相。
間奏部分、フロント2人が向き合って弾いてた記憶。結構ギリまで弾いてた気がする。
ノータイムで桜のあと(all quartets lead to the?)へ入る。この繋ぎ楽しい…
上の1列LEDで桜色のような優しいピンクの照明が灯る。
Bメロで藤色、サビ前のツツジのようなパキッとしたショッキングピンクと電球色のコントラストが綺麗。
サビでまた桜色。この曲の今回の照明、本当にお花!っていう感じがして綺麗だった。

斎「ラスト!!!」
と言いながら始まったのはcrazy birthday。
メロ部分赤青紫のバッキリした照明が入り乱れ。
サビで赤地の照明にオレンジのレーザー光がバッと。
最後の斎藤さんが笑うところでショッキングピンク照明。
斎「おしまい…はこの曲!!!」
から始まる場違いハミングバード。
イントロで緑地照明に赤スポットで田淵さんが照らされる。赤スポットだから、めちゃくちゃ強調されてるように見えた。
サビが空色みたいな優しい青の照明だった。晴れ渡る空のような。
この曲の舌打ちが生で聴けるのがライブのいいところだよなぁ…と意味のわからないところでライブの恩恵を感じた。

斎「UNISON SQUARE GARDENでした、バイバイっ!!!」
と言いながらメンバーがはけていく。
本編終了。


アンコールへ。
今日も本当にサササッと出てくる。
斎「…出てくるの早くない??
しんどそう笑(田淵さんの方を見ながら)
しんどいしんどい言ってるけど、それだけ全力でやってるからなんです笑」

斎「昨日岡山に前乗りしたんです。
昼ラーメン食べて、昼寝して。
夜にカツ丼食べて、お風呂入って1時間散歩して、10時間寝たら、寝違えてこっち側(左側!向けなくなっちゃって……」
それで中頃のMCで首を寝違えたりとか…の話があったわけか…
斎「岡山で回復した体力を、岡山で使い切る、岡山で自給自足ですね笑
…(チラリと他のメンバーを見渡し)休めた?やろう」
意外と厳しい斎藤さんであった。笑
そしてふらふらふら…とまだ疲れてると言わんばかりにステージ上を行き来する田淵さん。


そんなこんなでアンコール。
instant EGOIST。
電球色照明なんだけど、少しオレンジがかったような色合いが混ざり。
メロ、紫色の照明だった記憶。
セッション後の23:25イントロ部分は空色みたいな薄い青照明。
そしてストップモーション。名古屋よりは長かった気がする。笑
そのあとの「ストップモーション〜」からの田淵さんの踊り倒してる姿、めちゃくちゃ良い。
徹頭徹尾夜な夜なドライブ。今日も元気に青赤白!っていう照明。私はこの曲にこの3色のイメージしかない。と言っても赤と青の照明が一番強いけど。
返しのスピーカーが4つ(フロント2人にそれぞれ2つずつ)あって、そのうちの下手側センター寄りの返しスピーカーに、田淵さんはマイクスタンドを斜めに立てらしてた……少し低めのマイクでコーラスをしてらした。そして、またそのまま次の曲へ(スタッフさんが小走りで戻しに来てくれた)
客電が全て点いて、23:25。
「帰ろう 世界へ」で水色っぽい照明なの綺麗。
2回目の「風景も七色のステージに変えて」で7色照明が点いていた記憶。


……着席なら記憶残るって思ってたの誰?(名古屋の私ー!)
そんなことなんてなかった。何なら全然あっつ!!!ってなってた。
今回も摂取カロリーの高いライブだった……終わってしまうのが惜しい……

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