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2024.2.18 囲碁将棋20th anniversary ZEKKEI MANZAI TOUR 日比谷野音

日比谷野音での囲碁将棋ZEKKEI MANZAI TOUR行ってきました!!
最高過ぎました。
年末の単独ライブで発表された時からワクワクしつつも真冬に野外で3時間というライブに心配ごとも色々でしたが、晴れて暖かすぎるくらい暖かい日に。次の日から雨だし気温も下がって冬に戻ったしで、皆さんが積んできた徳の高さの賜物だったとしか思えません。ありがたや。

正直ね、思ってたんです。通常の単独ライブの倍の長さの3時間だし、野音だし、情熱スリーポイントの作家さんも構成に参加しているみたいだし。漫才以外にコーナーやトーク・映像で3時間もたせるんだろうなって。申し訳ございません!!!バケモン漫才師を舐めてました!!始まってみれば漫才・漫才・漫才じゃないですか!!痺れました!「漫才師 囲碁将棋」をこれでもかと見せつけてくれた3時間でした。最高。

というわけで、私なりの振り返り。

〈日比谷野外大音楽堂〉
日比谷公園も日比谷公会堂も入ったことはあったけど、野外音楽堂はこれが初めて。今は当たり前のように何万人規模の屋外コンサートがあるけど、昔は野音が聖地だったそうです。実地で目にしてみると後ろにビル群があるのと、すり鉢状に座席が配置されているのとで、思ってたよりコンパクトに感じました。舞台はとっても見やすかったなあ。

〈漫才・漫才・漫才 パート1〉
囲碁将棋は上背がある分、屋外でも舞台に映えます。オープニングトークは短めに、自己紹介をしている風にすっと「最近はまっているもの」の話題になって漫才へ。一本目はJAY WALK。せっかくの野音ですもの。歌いたいでしょうよ。私も聴きたかったよ。野音ですもの。

そこから、60分止まることなく漫才。
・はまっているもの(JAY WALK)
・かばんなら置きっぱなしにしてきた高校に
・モノマネ
・肛門
・不動産屋

このベストアルバム的なラインナップ。最高です。ネタとネタの間のつなぎも自然ですっと次のネタに入っていくのですが、それでも話の入りで「あ、次はこのネタだ!」って思っちゃいますよね。嬉しくて声が漏れてしまうというか。会場の皆さんも同じような感じで、入りで変に笑っては邪魔になると思いつつも、ふふふ、と忍び笑いをしてしまう、そんな繰り返しでした。
「肛門」はホームとアウェーではっきり会場の反応が違うネタですが、今日はもちろんホームです!1月28日の市川では引かれまくってましたが(それはそれで面白い)、今日は「銭湯」というワードが出た瞬間、会場は
「キタ――(゚∀゚)――!!」になってました。そうそう、野音は屋外だけど笑い声とか拍手はしっかり会場をくるんで反響しているように感じました。笑ってても周りと一体感がありました。
「不動産屋」のネタが終わりかけの時に文田さんがチラッと腕時計を見て、そこからちょっと考える風になり、根建さんは次のネタに振ろうとしているのに文田さんがネタが飛んだかのように。ここの真相はちょっとわかりませんが、もちゃもちゃっとしながら、ショートコント。そろそろ休憩しますか、トイレ行きたいですよね、トイレ並ぶから長めに休憩しますよと。

〈タモンズ・休憩・厚着-1選手権〉
おお、夢中になっているうちに気が付いたらもう1時間経っているじゃないか、と思ったらタモンズ登場。トイレ・並ぶ、のつながりで「行列に並んでいる人」のくだりを囲碁将棋と始めました。タモンズと3種類くらいくだりを10分くらいやって、本当の30分休憩へ。ちょっと腰が痛くなったので、ブラブラ会場内を歩いて腰をほぐしました。

休憩中は、囲碁将棋が二人で20年を振り返るラジオが会場に流されていました。情熱スリー風でちゃんと立川くんの笑い声も入ってました。

そして休憩が15分ほど過ぎたところで、ダイヤモンド小野くんともものせめる。くんが登場。さすが公式弟分。2人で厚着-1グランプリの司会。来場者中でエントリーされた人たち5人くらいがカメラで映ってましたが、あんなに着込んでいたら逆に暑かったのでは?優勝の「下は半ズボン」の方がバランス取れたのかも?(いや、やっぱり寒さは足元からくるので半ズボンは寒いか)個人的にはエントリーNo.1の方が11枚重ね着しながらおしゃれだったのが素晴らしいと思いました。

〈漫才・漫才・漫才 パート2〉
後半戦のオープニングはトニーフランク♪12月の単独ライブと同様「囲碁将棋」ソングを歌ってくれました。この歌、素敵すぎるから音源化してほしいです。

ここで何とコートを着て囲碁将棋が登場。ちゃんと衣装のスーツにあっていて、え?ナニコレ?素敵じゃん!となりました。野音用の特別仕様だったのかな。文田さんはしゅっとカッコいいシルエット、根建さんはキュートでした。そして後半戦最初のネタは「あんぽこ」。後半も飛ばしてくるなー。うひひーとなりました。

・あんぽこ
・音楽ライブ(米津)
・砂をつかむ(反町)
・バーナム効果

米津、反町、と歌関係のネタで根建さんコートを翻しながら動きまくってました。反町では会場全体で拳を突き上げてYAH YAH YAHを歌う流れがあってとっても楽しかった。反町のところでふいに文田さんがDragon Ashも混ぜてきて根建さんがすんごい嬉しそうに即反応してたのが可愛かったなあ。

〈漫才・漫才・漫才 パート3〉
一旦舞台をはけましたが、休憩なしですぐにパート3へ。日も落ちてすっかり夜の照明に。囲碁と将棋をモチーフにしたかっこいい映像とプロジェクションマッピングとともに出囃子「爆笑アイランド」が!夜を待っていたかのような演出。そしてコートを脱いだ囲碁将棋が登場。ここからは、

・幽霊
・〇×クイズ
・アレクサ
・ジョン

この1年くらいの新しいネタを4本。〇×クイズの締めがとっても好きです。きっとこれをTHE SECONDにもっていくんだろうなあ。THE SECONDはベテランほど長年磨きに磨いたネタを持ってくると思うけど、囲碁将棋は新ネタで勝負かけると思われます。現役バケモン漫才師の真骨頂。出囃子とともにコートを脱ぎ棄てて最後に新作を持ってくるところに気合も感じました。

終わってみれば13本の漫才を浴び続ける極上の3時間!
ホックホクの3時間でした。
終わりで文田さんが「ありネタでこんなに笑ってくれて」と言ってましたが、こんなに囲碁将棋の漫才だけをひたすら生で満喫できる機会なんて滅多にないし、20周年ベストアルバム的なライブにしてくれたことでファンとしてはありがたかったです。最高でした!




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