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green living - 白梟は樹洞のなかで眠る

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ドイツ・ベルリン在住の荻原ゆかと小松﨑拓郎が更新するライフカルチャー誌「白梟は樹洞のなかで眠る」。インドア&自然派で家が好きな夫婦が、家で過ごす時間がより楽しくなるグリーンな暮ら… もっと読む
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記事一覧

コンセプトに負けていない、お取り寄せイノシシのジビエカレーに感動した話

カレーって自宅でもつくれるけど、 たまに無性にプロがつくったスパイシーな本格的なカレーが食べたくなる時がある。 2021年12月のおわりごろ、日本での拠点を探すべく日本全国を軽バンに乗り訪れていた。 一番最終地点として、島根県大田市大森町へ行った。 もうこの時点でカレー食べたくて、島根到着してすぐにスーパーで無意識にカレー粉を買っていた。人の潜在意識ってすごい。 そんな中、たまたま大好きな会社群言堂に関わっている方と話す機会があり、 前々から気になっていた「食のお届け便」

一日の終わりに、飲みもので森林浴。

時間や気分によって 飲みたいものって変わってきますよね。 朝は目を覚ますために、 煎茶やコーヒーといった カフェイン入りのものを飲みたい。 午後は集中が途切れないように、 ココアやレモネードのような甘いものを飲みたい。 仕事終わりは、 疲れを癒せるようなものを飲みたい。 朝と午後は 飲みもののルーティンが決まってきていますが、 仕事終わりや夜の飲みものは 長らく見つけられずにいました。 いま、定番の夜の飲みものはハーブティです。 ドイツで暮らした頃から ハーブティ

ベルリンのインテリアデザイナーがつくった部屋に住んだら、そこは疲れづらいホームオフィスだった

昨今、リモートワークの人が増えたと思う。 私はフリーランスになってから5年(!)、ほとんどを自宅で仕事をしている。 2月末に島根県大田市に引っ越しが決まって、今からどんな部屋のレイアウトにしようかワクワクしているところ。(その前に荷造りという地獄が待っていることは置いておいて…) ベルリンに住んでいたとき、ベルリンのインテリアデザイナーがデザインした部屋に3ヶ月ほど住んでいた期間があった。 彼はベルリンの住宅のほか、エルサレムなど、数々の部屋のインテリアデザインを担当して

自然体で生きるにはどうしたらいいのか

こんばんは!今日は告知をさせていただきたく。もしよろしければお付き合いください。 自然体な生き方を考えるメディア『ソラミド』さんに取材していただきました。 メディアのコンセプトは「自然体」。この数年間を振り返ると、命を削ってるかな〜(笑)と思えるときは幾度となくあったので、個人としても共感する素敵なコンセプトです。すこし引用してみますね。 わたしたちが自然体に惹かれる理由。それは、自然体じゃない人が多いと感じているから。無理をしている人、と言ってもいいかもしれません。

捨てる前に知っておくと便利な無印良品のリサイクルボックス「BRING」

年末の大掃除、4月からの新生活などで部屋の片付けからの不用品が出てくる頃ではないでしょうか。僕たち夫婦も引越しを控え、少しずつ荷物整理中。片付けで不用品として多く出てしまうのが、残念ではありますが「衣類」です。 「サイズが合わない」 「自分の趣味と合わない」 「着古した」など、洋服が着れなくなってしまう理由は様々だと思います。 まだ着れる洋服を可燃物として捨ててしまうのは環境にも悪い気がするし、純粋にもったいない。自分でフリマアプリなどを使って売るのも手間も時間もかかる…

自然公園の緑道こそ最高の休息スポット

日々の疲れのリフレッシュ法をいろいろと試してみたのですが… 結論から言うと、自然公園の緑道こそ最高の休息スポットだと考えるようになりました。 週末に最寄りの自然公園の緑道を歩くこと。ただそれだけで癒やされ、元気が満ちてきます。 心も身体も元気になる自然公園ドイツで暮らしている頃から、妻や友人と自然公園によく足を運ぶようになりまして。 日本にも自然公園はたくさんありますね。そのなかでもおすすめしたいのは青森県十和田市にある奥入瀬渓流(国立公園)です。 十和田市にある奥

婚約祝いのお返しに。

以前、婚約祝いをたくさんの方々にいただいた。夫婦にとって大事な時を祝ってくれた人たちのことは覚えているものだ。僕たちは食卓に並ぶものをよくいただいた。陶器の湯呑み、漆茶碗、箸置き‥…どれも渋いが長く使えそうなものばかり。 日本に帰国した今、お礼ができるタイミングがやってきた。1月からは一段と冷え込み、全国的には降雪している地域もある。そこで、心からおいしい!と思えた身体の温まる猪肉のスパイスカレーを贈ることにした。ジビエってこんなにもおいしかったのか…!と、驚いた日が懐かし

今年買ってよかったもの|#1 スタッシャー(stasher)

ジップロックってほんとに便利ですよね。 夕食の残りものやカットした野菜を保存したり、浅漬けを漬けたり… 我が家の日常に欠かせないものでした。 ただ、たくさん使ってたくさん捨てるのは、もったいないように感じていたんですね。 そこでジップロックに代わるものを探し求め、見つけたのがスタッシャーです。 食品保存用ポーチとして大活躍スタッシャーは密閉できるチャック付き、洗って何度でも使うことができます。 ジップロックのように「食品の保存用」として大活躍してくれています。

マイタンブラー「stojo / ストージョ」のすすめ。

先日、妻に勧められて「NHKスペシャル 選 2030 未来への分岐点(3)「プラスチック汚染の脅威」」を観ました。 観ましたか? この番組、おもしろかったです。 プラスチックが環境問題がどんな影響を及ぼしているか、ということを取り上げているんですけども。 プラスチックは単に環境や生物への負荷をかけるだけではなく、最終的にはウィルスと同じくらい小さなプラスチック=ナノプラスチックになり人体に影響を及ぼすことを示唆するものでした。 人にどんな影響を与えるのかはまだ研究中

循環型の暮らしをするための手本としたい8つのこと

長野県原村にやってきた。 この村を訪ねた理由は、おじさんの家があり、八ヶ岳には親しみがあったこと、そして 「循環する家」があることを知ったから。 循環の家は、エネルギーを自給し、大地への負荷のちいさな暮らしができる。 水・エネルギー・生物(食)が循環する小さな地球みたいで、凄いなぁと唸ってしまった。 お手本としたい循環の家スタイルが8つある。 1.国産の木材を使う。 なぜ国産の材木をつかうのか。 それは時が経っても住み続けられるから。 無垢の樹木は温かみの

【車の部屋化計画】めっちゃ肌触りのいい網戸をつくった。キャンプや車中泊に

暑い日が続きますね。 まさか日本はこんなに暑いのか!と、2年ぶりに日本で過ごして驚いています。 亜熱帯化してるのだなぁと。 先日、中古車が納車したと報告させてもらいましたが、車を部屋化するお仕事(?)を楽しんでいます。 車用の網戸をつくりました。 カー用品はたくさんありますよね。 わざわざ、なぜ網戸を自作したのか。 既存のカー用品は機能性に優れていて便利だけど、心地よさに物足りなさを感じてしまったからです。 網戸はナイロンと言う化学繊維で作られていることが一般

日本の「竹」はこれから活かすべき最高の素材

noteで素敵な投稿を見つけた。 LOCAL BAMBOOという、放置竹林を解決するさまざまなプロジェクト。 日本でローカルを舞台に活動し、環境先進国であるドイツで暮らした僕にとって、日本の「竹」はこれから活かすべき最高の素材だと考えている。 では、僕たちは、そこら中にある竹をどのように活かしていけばいいのだろうか? 結論からいうと、まず日本は、使い捨ての日用品を竹製品に切り替えていくべきだと僕は考えている。 なぜなら、ドイツでは木材よりも成長=再生速度が早い竹の性

冬の乾燥に。オーガニックリップクリームの作り方

冬は乾燥する季節ですね。ドイツは日本よりも空気が乾燥していて唇もカサカサになってしまいます…。 そこで今日はリップケアのお話とオーガニックリップクリームの作り方をシェアします! まずはじめに共有したいのが、手作りリップクリームの好きなところです。 1.簡単に作れる。入れて、混ぜて、固めるだけ 2.匂いが気にならない自然な香り 3.敏感な肌にも優しい成分 作り方もご紹介するまえに、ドイツのリップケア事情のお話も。 ドラッグストアで売っているリップは甘い香りが強いものが

好きなものをぎゅっと詰め込んだ作家の部屋

ベルリンには大好きなアーティストさんがたくさんいます。 その中の1人がボタニカル作家のhommyさんです。 昨年には作品の展示やイベントでコラボさせてもらいましたが、今年はベルリンにオープンした無印良品母艦店のMUJIマーケットに出展するなど、活動の幅を広げているhommyさん。 作家活動をはじめ、好きなことを中心とした生活、あるいはものづくりをしている人に観てもらいたい内容です。 hommyさんは大好きな花と植物に囲まれて暮らしています。 部屋にはびっくりするぐら