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台湾で金を落とした話

大変ご無沙汰してます。

今もそれなりに、第36回社会福祉士国家試験に向け、ゆるゆると頑張っております。

模試もさっぱりで、インプットしてザルのように抜けていく日々。

それでも頑張る他なく💪😤

まずは近況

さて、4月にnoteを書いたのを最後に、ガチで放置状態でした。

今日に至るまでに、この数ヶ月何があったか、さっくりと箇条書きにします。

・兼務ケアマネ(計画作成担当者)をやめて、現業一本で現場に戻ったら、雑扱いされるようになる(雑用は嫌じゃないけど、なぜワイだけがせんといけねえのか、謎)。

・他メンバーとワイの業務は全く異なるのに、「お前の仕事よりワイの仕事の方がしんどい」と現場リーダーから何度もマウント取られる

・久しぶりに、現場の数における介護福祉士>看護師の職種のヒエラルキーをちらつかせられることが多くなり、反吐が出るようになる(だったら自分らで、経管栄養注入も褥瘡処置もやればー、監査入って市と県の逆鱗に触れろ)。

・大いにやる気を失い、完全に心を無くす

・同時期に謎の鳩尾痛に襲われ、精密検査まで受けるも原因不明、結果、オートファジーダイエットを始めるようになり、体重が6kg減に至る(現在も継続中)。

・心身ダウナーで状況で、職場にて「あってはならない」ことを見事にやらかす

・同時に職場へ愛想が尽きているのを痛烈に感じたのもあり、話し合いの末、自主退職(退職金あり)。

・2日後には次の職場が決まる

・有給消化しながら、元々行く予定の台湾旅行で、持って行った金(の一部)を落とす


……と、色々ありましたが、今日は台湾で金を落とした話をつらつら書いていきます。

では、本編に (  ゚Д゚)⊃ ドゾ


台湾で金を落とした話

1.旅行の概要

2023/9/29〜10/3までの5日間、台湾に出向いておりました。

初日に出向いた寧夏夜市
人大杉でしたwwwwww


ネットの友人さん(うち2人とは現地で初顔合わせ)との4人旅で、4泊5日のフリーでした(以降、4人旅のことを「メンバー」と表記)。

4泊5日と書きましたが、実際1日目の台湾入りは夕方、5日目の出国は昼前なので、実質のフリーは3日間だったりします。

で、今回のメンバーは全員が「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」(以降「TBF」と略)のファンで、ワイもそれなりなディープ部類に入ると思うのですが、他のメンバーは全員それぞれに結構ディープな面々なので、ここでのワイは「現地をちょっとだけ知っている薄いペラペラ」なTBFファンと、勝手にカテゴライズしておきます。


ガチでディープなTBFファンであれば、自然と台湾で超有名な布袋戯集団、霹靂布袋戯にハマっていくのがデフォでして、ちょうど同時期に開催されている「雲林国際偶戯節」に出向くのが普通なのですが(それこそ、9月29日に霹靂布袋戯によるガチ操演が雲林国際偶戯節で披露されていたのです)、下調べの段階で存在を知らず、知っても滞在日程がタイトだったのもあり、これには参加しませんでした。

------ 少し脱線 ------

ちなみに、このイベントにはTBFの生みの親でもある、原作・脚本の虚淵玄さんも観に来られていたという(虚淵玄さんと握手したかったなぁ)。

TBFは、虚淵玄さんが生みの親で、作品を手がけているのは台湾で屈指の布袋戯集団・霹靂布袋戯。

先日、TBF最新作のクランクアップがあり、虚淵さんからもツイートで報告がありました。

お祝いとイベントの豪華な時節。
いいねえ、と思ったワイです。

------ 脱線終了 ------

それで、9/30に大霹靂台中ポップアップストア店に素還真が来るよという情報を知ったメンバーの1人が「これは絶対に見たい!」というので、観光客の強い味方「新幹線乗り放題パス」を駆使して台中、別日に高雄へ足を伸ばすことが出来ました。

複数人で行ったのもあって、1人だと入るのに勇気のいる地元人の店にもふらっと入って美味しいご飯にありつくことが出来ました。

1人旅とはまた違う楽しみ方を覚えました。


2.ことの起こり

金を落としたのは、9/29の台湾入国直後のことでした。

気づいたのは、台北の宿泊先に着いて、部屋で荷物を降ろしてまもなくでした。

泊まったホテルは丹迪旅店大安森林公園店
めちゃくちゃ親切でした!


実は、入国前の機内で、ひとまず入国出口傍の銀行で「円→台湾ドル」に換金する分を使用する財布に、日本円のまま持っておく分を緑のポーチに、それぞれを分ける作業をしていました。

結果、それが「半分運が良いとも悪いとも」と、思ったワイでした。

無くしたのは日本円だけが入ったポーチの方でした。

入っていた額は3万円強。
他には印刷したバウチャーや旅行保険の契約書の紙類。
そのくらいでした。

パスポートが入っていなかったことも幸運でした。

とにかく、無くしたことに気が付いた途端、どこで落としたのかを、ものすごく頭の中で記憶を巻き戻しました(こう言う時って、ものすごく頭を使いますね。それと記憶の保持の偉大さに我ながら驚きますw)。

そこで、考えられる場所は「2つ」しかないと断定。

①乗ってきたハイヤーの車中
②レンタルWi-Fi受け取り時のカウンター

メンバー全員が、

「保険会社に連絡しろ」や
「とにかく警察に言うんじゃ」とか
「部屋の床の奥に無い?」とか
「荷物全部ひっくり返せ」とか

色んなことを矢継ぎ早に言ってくれ、出来ることはすぐに全部しました。

……が、やはりない。

こうなったら空港にスムーズに問い合わせをしてもらうためには、現地の言葉を駆使出来る人を頼るしかない! と、フロントに相談しようと思い、ホテルのフロントへ直行。

フロントでもまずは、「警察に言う方が良い」とホテル傍の派出所らしき場所までの地図を見せてもらったものの、また1から話すことにすごい抵抗を覚え(おそらく警察の人と話して、遺失物伺いの書類を書くのに数時間かかると、即座に思った)、アドバイスだけを聞くだけ聞いてスルーしたワイ(ヒデえ)。

申し込んだ海外保険会社に問い合わせてみるのも、地元の警察に行くのも、<①②の両方で見つからなかった>場合の次の手、と決めたワイ。

ホテルフロントのスタッフに、ことのあらましを、日本語・英語・中国語のチャンポンでGoogle翻訳を駆使して話し、「空港に問い合わせてもらえないか」を頼み込み、金が無くてガチで困っていることを伝え続けていると、最終的にホテルの責任者っぽい人が対応してくれることになり、その人が空港に問い合わせてもらうこととなりました(迷惑な客ですまんかった)。

私はその責任者さんに、全てを託し、【あるならラッキー、なければそれまで】と、腹を括りました。

で、この時にGoogle翻訳の音声機能を使うのをマスターしました(実践経験は机上の空論を優雅に越える)、これから以降の行程で至る場所で大いに役立ち、とっても便利でした。

それに、今回の旅行では拙いワイの英語だけでは会話が成立困難な場合には速攻でGoogle翻訳を使用し、都度、本当に助けられました。

Google翻訳、ネ申。

このあと、すでに現地入りをしている他のTBFファンの方と合流し、タクシーで迪化街の寧夏夜市に出かけ、美味いスープにありつけました。

寧夏夜市の入り口付近
奥に行けば行くほど人でごった返す
連れて行ってくれた合流したTBFファンの方は現地語もペラペラで、その方のおかげでありつけた「魚のすり身団子入りスープ」。

こういうローカルなものが
食べたかったのよ……

微妙にパクチー入りだけど、
とても美味しかったー!


3.まずは旅行じゃ

翌9/30は台中へ。

台中に行く前に、ホテルの責任者さんから、「乗ってきたハイヤーには忘れ物はなかった」との報告を受け、①の可能性は消えたわけで、

どんな結果であろうとも、

②レンタルWi-Fi受け取り時のカウンター

への問い合わせを責任者さんがしてくれるので、ワイ、その結果を待つことにしました。

さて、ホテルでの朝食時に、

ワイ、誕生日じゃった💦


と、誕生日ケーキとカードのプレゼントを受け、ガチでビビりました。

本当にありがとうございました😭
こんなん嬉しいわーー(感涙)


で、台中へ向かいます。

台北駅

何度も台湾に来ているのに、台北駅構内に入るのは、実は初めてでした。

臺灣高速鐵路(台湾の新幹線)に乗って、一路台中へ。

まずは、台中来たなら「まずは行っとけ」な観光スポットなお菓子屋さんの『宮原眼科』へ。

台中観光客なら宮原眼科行っとけ

宮原眼科は、戦前に台中で実際に稼働していた「宮原眼科」の建物を、台中現地のお菓子屋『日出』がリノベーションし、営業しているお店。チョコレート、アイス、クッキー、パイナップルケーキ、月餅、紅茶等を取り扱ってます。

外観・内部とも至る場所が『映えスポット』なので、国内外のお客さんがたくさん来るのです。
天井も美しく、買い物しなくても、建造物を見ているだけでうっとりします。
お店の品物にはリボンがかけられるのですが、このリボンもとにかく綺麗でしっかりした素材で作られてます。
実際にリボンだけも販売されています。
店内が全て映えスポット
置いているお品すら映えスポット
みんな大好き宮原眼科のアイス。

ワイ、メンバーいなかったら20分以上の行列で待ち続けるのは無理ですわ
列に並んで待ったのと、メンバー1人の高額購入のおかげでご馳走になったアイス。

バニラアイスの美味い店はどのアイスも美味いのです……本当に美味しかった!トッピングの17號鳳梨酥(パイナップルケーキ)がガチ美味い(ワイは太陽餅と月餅が好き)
台中のデパート TopFun
ここに今年末まで霹靂台中のポップアップストアが展開されている

これはストアのある北フロア階のエスカレーター前で展示されていた霹靂人形物語の(おそらく販売中の)人形さんたち

この後、メンバーは素還真の偶操(実際の演者さんが素還真の木偶を使用して動き回る)イベントへ行き、ワイはみんなの荷物見張りを兼ねた休憩へ、と別れる
実は、宮原眼科に行く前から具合が悪く、自分だけ先に台北に戻るつもりでした。

が、台鉄台中駅から高鐵台中駅に向かうのが面倒+苦痛(おまけに中秋節で人大杉なのが三重苦)で、メンバーのお供でTopFunに来たものの、やはり「休みたい」欲が出たので、スタバでまったり……する。

ところが、休憩しているそばにあるミニホールで、現地タレント(アイドル?)のイベントがあって、大爆音の嵐に遭遇。

余計に具合が悪くなるというハプニングに見舞われる。メンバーと再合流し、頭痛薬をもらってどうにか落ち着くまでに至る😅


4.あった!あったよ!

夜、台中から戻って来たら、ホテルフロントのお姉さんが「空港で見つかったよー」と笑顔で報告してくれました☺️

見つかったでーーー!!!

良かった……(´༎ຶω༎ຶ`)
同室の友人とワイ、歓喜😃😀🥲🥲😀

差し出されたスマホの文章をザッと内容を読みつつ、さらにお姉さんから、

「明日は空港カウンター行くパスポート見せる、いいね?」

と、念押しをされるワイ。

文章の中に『空港ビルカウンターに問い合わせ』の一文があったので、

「インフォメーションカウンターに行けばいいのかな???」

と尋ね返すと、

「そう!いってらっしゃい!」

と、満面の笑みで返答されたワイ。

(カウンター……インフォメーション……Wi-Fiレンタルもカウンター……うーーん🧐)

少し気がかりな点もあったにはあったものの、ひとまずこの時点では、歓喜の踊りをしまくっていた……

5.高雄〜桃園国際空港へ

翌10/1、メンバー全員で高雄に行きました。

高雄観光の1つ、MRT美羅島駅。
このステンドグラスなホールが綺麗。
なのに、ワイは台湾現地の人気キャラクター「Capoo(カポー)」にメロメロ状態w
メンバーの1人が名前シールを作れる機械でシールシートを作っていたので、ワイもwktkで作り、無茶苦茶テンション上がるw
高雄の目的地「夢時代」
複合施設で、ここに霹靂布袋戯の公式グッズショップ「大霹靂」の旗艦店がある
霹靂布袋戯の主人公「素還真」のデフォルメ巨大フィギュア。随分前にこれと同じデザインの小さいフィギュアも販売してた。


グッズの他に、布袋戯の複製木偶の販売もしている。人気のある木偶は完売している。
霹靂人形物語。木偶の半値くらいで購入出来る、霹靂公式の球体関節人形。


この日は中秋節の最終日。

中秋節は、日本のお盆の時期を想像していただければわかりやすいのです。

要は、地方から都市部に戻る人でごった返しているので、新幹線の指定席を当日窓口で購入するのは至難の業、というか物理的に不可能

現地人だろうが、観光客だろうが、指定席の切符を持ってないやつは全員、自由席に行け!……な訳です。

それで、ワイは高雄での用事が一段落した時点で、メンバーと分岐し、一路、桃園国際空港に目指すことになりました。

今回の旅行で、唯一の1人旅です。

とは言え、実は桃園(国際空港)はむしろ台北より馴染みがありましてw

これまでの台湾1人旅の拠点は桃園で、ホテルでまったりしている時に食事にありつく場合は空港のフードコートを使うこともよくありました。

ですが、今回のハプニングでは、空港の広さをまざまざと思い知りましたw

高鐵左營駅(今回は人大杉で撮影してなかったので以前の台湾旅行で唯一撮っていたものをアップしとく)。広くて綺麗です。


高雄から新幹線(臺灣高速鐵路)経由で桃園国際空港に行くには、

高鐵高雄(左營)駅 乗車

(新幹線で約1.5〜2時間)

高鐵桃園駅 下車

(乗り換え移動 約5分)

MRT桃園線桃園駅(紫線) 乗車

機場第一 or 機場第二 下車

になります。

左營駅は人・人・人!!!
今後出発予定の便全て、当然ですが指定席は売切

新幹線の中で、立って桃園まで行く覚悟は出来た。(約1時間半強)

「ならば、出来るだけ早く着ける便に乗って桃園に行こう……!」

と、速やかにパスポートと3daysパスを駅員さんに見せて(外国人割引パスを活用時は自動改札は通れません)、新幹線ホームへ移行、あとは自由席の号車まで歩き……ちょうど運良く短時間で行ける便がすぐに来るので乗り込む……うん、早くからホームで待機していた人達が椅子に座るので、やはり見事に座れねえw

結果、左營から台中までの1時間は足踏みも出来ないレベルで突っ立ってました(急いで買ったセブンイレブンの大きな三明治を2つ食べることは出来たw)。

立ち仕事が主だったので、立っていることは平気ですが、「その場でずっと立っている」ことがどれだけ辛いか……(痛いの、ふくらはぎから足首にかけてがw)。

立っていても足踏みは必須(これは確実にエコノミークラス症候群になる)。

ただ、運良く台中で降りる人が傍に居て、その人が席を譲ってくれたので、台中から桃園までは座ることが出来ました(ありがたや)。で、台中から桃園までの40分は爆睡しました(無論、タイマーをかけて寝た)。

MRT桃園線路線図です
青線は各駅停車、紫線は特急

高鐵桃園駅で下車、再度駅員さんにパスポートと3daysパスを見せてホームから脱出。

高鐵桃園駅からMRT高鐵桃園站(駅)までは歩いて移動(ちょうど激しいスコールに遭遇しましたが、屋根があるので無問題でした)。

空港まで行くので、各駅停車の便をやり過ごし、特急線で機場第一まで移動。


6.桃園第一ターミナル

現在、桃園国際空港は第一ターミナル(LCC系)と第二ターミナル(ハイクラス系)に搭乗/到着に分けられています(第三ターミナルは2026年完成予定)。

ワイはLCC系(台湾のLCC会社タイガーエア)での訪台なので、第一ターミナルに用があるので、機場第一駅で下車。

ちなみに、MRT桃園第一or第二間だけを行き来する場合は無料です(後でもう少し説明します)。

桃園国際空港第一ターミナル到着ロビー

駅も空港もそうでしたが、天井が高いので、とても快適な気分になりましたね


さて。

第一ターミナル駅から下車して、少し歩いて空港内に入ると、出発ロビーに出ます。そこから北に50mほど進むと到着ロビーに出ます。

第一ターミナルは出発/到着のロビーが共に1階にあるので、そんなに複雑ではないです(出発時、航空会社でのチェックインを済ませたら全員3階に移動になります。また、到着時もまずは3階で入国審査を受けて1階に降りて、荷物のピックアップの後、到着ロビーに移動となります)。

到着ロビーの、到着出口傍にインフォメーションカウンターがあるので、そこまで出向きます。

満面の笑みで、Google翻訳(中国語)を駆使してパスポート片手に、ワイ、

「ワイ、ジャッパニーズでーす
 忘れ物取りに来ましたー
 パスポートここにありまーす
 お願いしまーす」

と、カウンターの係員さん👨に声かけました。

すると、

「あ゛……警察に連絡とってみますー 5分ほど待って、wait 5 minutes、等一下(ちょっと待って)〜

な返事が。

はて……警察……はて???

まあひとまず、英語でも「Please wait 5 minutes」ともアナウンスされたので、カウンターの近くでぼんやり待っていることに。

で、ほぼ5分後に、係員さん👨(日本語ペラペラ)に呼ばれて以下の内容を伝えられるのです。

👨「忘れ物は第二ターミナルの到着ロビー遺失物センターにあります」
ワイ「…第二!?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?」
👨「ハイ。まずはそっちの到着インフォメーションセンターに行ってもらうようになります」
ワイ「(゚Д゚)ハァ……(向こうかよ)」
👨「パスポートと一緒に、コレ、持って行ってください」
ワイ「是……(数桁の数字の書かれた紙を受け取る)」
👨「行き方は、MRTを使うか、空港内トラムを使うようになります」
ワイ「……トラム?無料のアレ?」
👨「ハイ。私は迷わずに済むのでMRTをおすすめしますが、トラムで行くなら……」

と、トラムの乗車口と注意事項を聞いて、ワイ、wktkしながらトラムの乗車口へ。


7.空港内トラム

かねがね「空港内トラム」には1度は乗ってみたかったのです。

桃園第一の端から第二の端までは約2km強もあり、とにかく利便性を考えたら、MRTかトラムを使ってのターミナル間移動をするのがベターです。

ワイ、台湾旅行の〆は、出国手続き後に桃園第二のD7とD3ゲート詣でをするのが慣習なので(理由は後ほど)、この2つのターミナル間を行き来する時には「軽い運動」と思って動いてます。

が、入国済/出国前の状態だと、MRTやトラムでの移動の方が断然楽です(航空会社の社員さんも普通に使っています)。

トラムに第一ターミナルから乗る時は、MRT出入り口と到着ロビーに繋がる廊下の中間に、乗り口に繋がるエレベーターがあります。

エレベーターで3階まで登り、トラムの行き先看板を辿って歩けば、トラムの站(駅)に着きます。

トラムもそうですが、台湾のMRTはどこでも「あと○分で到着します」のアナウンス表示がパネルや電光掲示板で示されるので、とても親切です。

空港トラム第一ターミナル駅

着いたトラム🚈に乗り込みます。

トラムの先頭
向こうに見える建物が第二ターミナル
約2分程で着きます

トラムは空港のB・Cゲート通路の横を平行に走行、MRTは比較的真ん中の地下を通っているような配置になっています。

で。

トラムが着いた先で……。
ワイ、一瞬戸惑う(アレ?😅)


8.ここ、どこ???

着いた先にあるのはエレベーターのみ、ひとまず乗り込むも、エレベーターの階は1階……みんなは3階に上がる……。

ワイ「( ゚д゚)ポカーン ?????」

エレベーターから降りて、広いところに出たら、それは第二ターミナルの出発ロビー

この時、自分が今どこに居るのかをすぐに把握出来ず、プチ混乱😵‍💫

ワイ「ここどこやー!?😓」

周りはパスポートと航空チケットを持った人ばかり。

ワイ「ワイ、到着ロビーに行きたいんやー!(´Д` ;)オロオロ」

ここで、ふと、第一ターミナルの係員さんの説明を思い出す。

(´-`).。oO(👨「第二に着いたら、エレベーター🛗で1階に降りてください」)

エレベーター🛗……?
……はて?何処や?

と、辺りをウロウロ見回す。

すると、到着ロビーに繋がるエレベーターがありました。

ワイ「あったー😭」

半分涙目状態でしたわw

桃園第二ターミナルは、1階が到着ロビー、3階が出発ロビーに分かれていて、出発ロビーからフラットに手荷物検査→出国手続き→免税店・搭乗ゲートに行けるようになっています。

嬉しさを噛み締めながら、エレベーターに乗り込み、1階へ。

9.第二到着ターミナル

桃園国際空港第二ターミナル到着ロビー

あった!
良かった!
到着ロビーじゃー!

ワイ、万歳三唱モードw

で、次はインフォメーションセンターへ……

と、これまたフロアがデカい!

何処?何処?(多分真ん中の辺り……)とロビーをかなり突き進むと、円状カウンターにありました。

早速、係員さん👩にGoogle翻訳(日本語→中国語)を使って話しかけます。

「ワイ、ジャッパニーズでーす
 忘れ物取りに来ましたー
 パスポートここにありまーす
 番号持ってまーす
 お願いしまーす」

……デジャヴではなく、全く同じ会話でレッツトライです。

👩「( ゚д゚)ポカーン……什麼……」

係員さん、ガチで一瞬フリーズ
したので、自分もフリーズする(笑)

ワイ「( ゚д゚)ポカーン……」

とはいえ、ここで狼狽えるわけにはいかず、勇気を奮い立たせるw

ワイ「(再度Google翻訳使って中国文を見せながら) I would like to came to pick up my forgot item……」

通じてるのかも分からない英語でお尋ねしてみる(文法?(゚ω゚)シラネ)。

👩「wait……(何処かに電話する、3分ほどワイ、再び「( ゚д゚)ポカーン」モードのまま。電話終わる)……Well……」

👩、何処かを示しながら、翻訳機を使って、しかも何故か英語で説明を受けて、ガチ混乱。日本国のパスポート見せてるのにー?

👩「Go straight here and turn right. Then there's the lost and found center(と話される)」

ワイ「……(ヒアリング苦手、でも要点だけ摘んでみて、辿々しくおうむ返し)First Straight, next turn right…」

👩「是〜(と満面の笑み)」

真っ直ぐ行って、右曲がれ、と。
ワイ、究極に不安になる

ワイ「……OK. thanks(と言いつつも表情が不安隠せず状態)」

👩「不客氣(どう致しまして)〜Bye bye〜」(と、満面の笑み

とにかく、このまま示された道を真っ直ぐ進んで、どっかで右曲がれと言うわけだから、その通りに進む……

10.あったー!遺失物センター!

あった!遺失物センター!
ワイ、遺失物のことを初めて「Lost&Found」と知る……(中学英語、ガチでマスターしたい)

ありました。
ありましたよ。
遺失物センター!

どうやら、桃園国際空港内で忘れ物をした場合、第一・第二関係なく、第二ターミナルの遺失物センターに集約回収されるようになります。

と……遠かった……。
ここまで来るのに遠かった……😭

そしてここからがまた大変w


11.遺失物センターでアワワ

やっと辿り着けた遺失物センター。
ここは空港内の警察署の一部だったりします。

だから、第一ターミナルの係員さんは「警察に連絡」と言ったわけです。

遺失物センターの窓口

カウンターには婦警さんが2人おられ、早速パスポートと第一ターミナルでもらった紙をカウンターに出して、Google翻訳(中国語)を使い、おとなしく、

「忘れ物を取りに来ました。日本人です」

と、話しかけてみました(目は半分泳いでた)。

婦警さんの1人が対応。

婦警さん👩‍🏭「第一的……wait……(紙の番号を見る)……(スマホを出して翻訳しようとするが、上手く行かず)んー……(ぶっきらぼうに)you arival flight number」

ワイ「ん……?タイガーエア🐯」

👩‍🏭「OK. IT……IT no.?」

ワイ「お……IT◯◯◯(と、台湾行きの便名を伝える)」

👩‍🏭「your arival date?」

ワイ「29 September」

👩‍🏭「your departure date?」

ワイ「3rd October」

👩‍🏭「タイガーエア、IT……?」
ワイ「(出発日の便名???)wait……wait……(と、スマホをいじってタイガーエアのメールを確認)IT ◯◯◯」

👩‍🏭「OK、等一下〜」

と言われて待っていたら、カウンターの奥から見覚えのある緑のポーチが!

これや!コレ!

で、ここからが大変なことになる。

👩‍🏭「(今度は翻訳機がスムーズに使え、説明が難しくなる)(日本語翻訳で)この中にはお金が入っていたので、受け取りに際して、書類を書いてもらいます

 ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

ワイ「write a paper???」
👩‍🏭「Sure」
ワイ「えーーーーーーー?」

まさかの書類書き。
すんなり貰えるものかと思っていたので、ほぼ白目になるワイ。

👩‍🏭「まず、コレ、書類(中国語)」
ワイ「……ヘイ(ため息😮‍💨)」

婦警さん、サクッと書類とペンを差し出す。
ワイ、書類見る。
漢字だらけで白目
日本人、漢字は馴染みも読めん

👩‍🏭「ここに内容物を書く(みたいな内容を中国語で早口で言われながら指で示される)」

中国語……読めない……
でも、ぼんにゃりは分かる……
日本でも落し物を交番に届けたら、お巡りさんが書類を作るのですが、それに似てる……
日本と同じだなぁ……
……でも、読めない😢
翻訳機使うのも面倒になり、拙い英語で聞いてみる。

ワイ「Japanese? English? Chinese? What language should I write it in?」

👩‍🏭「啊ーーーーーー (しばらく逡巡し)……English OK👍」
ワイ「……アイ」

うろ覚えですが、書いた内容は、名前・住所・携帯番号、無くした物の内容を(特に金の部分を細かく)英語で記述しました。

途中で英単語の綴りが何度も分からなくなり、都度、👩‍🏭さんと「ええとー」な感じで、お互いあわあわしながら書類を書き進めるというw

そして、空欄を示されて、

「one, one, two」

と言われ、ここで最強に「???」となったワイ。

ワイ「ん? one? one? two??? 」

👩‍🏭「是、☝️☝️✌️(と指で示される)」

ワイ「……(日本語読みで)112…… (*゚ロ゚)ハッ!! 」

そうです、台湾の年号の数字です。
中華民国暦だと今年は民国112年
よもやここで民国暦に触れることになろうとは。

ワイ「112!/10!/1!」

と日本語で呟きながら、『112/10/1』と記載。

👩‍🏭「That's right!是〜」

そして直筆の日本語でのサインを書き込んで、書類の書き込みは終了。

書き終わるまでに10分はかかったわ……(本当に疲れた😮‍💨)

そして、無事にポーチを受け取ることが出来ました。

ワイ「ありがとう😭 Thank you so much!」
👩‍🏭「Have a nice day, 再見!😁」

そうしてやっと、手元にポーチが戻りました。

第一ターミナルのカウンターで話しかけてから受け取るまで、約1時間半。

ガチで疲れました😓🥱😓

ポーチの中の現金は、厳重に封印され、拾得物表札までがつけられ、さらにはお札はコピーまで取られていました。

日本ではお札のコピーは違法なので、すごく斬新に目に写りましたw(流石にお札のコピー紙だけはすぐに捨てた)

表札と封印の封筒(中身確認のため開封済み)は激レアアイテムなので、もちろんお土産として持って帰りました。

12.そのあと

かえってきたぜー

無事にポーチを受け取り、一安心をして携帯をみたら、高雄で別れたメンバーから連絡が入っているのに気づき、無事に新幹線に乗れたとのこと。

ちょうどワイも夕食を摂る必要があるため、馴染みの桃園第一ターミナルの地下フードコートに移動することに。

機場第一⇔第二間だけを行き来する場合はトークンや悠悠卡(ヨウヨウカー、日本でいうところのSuicaやICOCAのようなカード)を使っても無料になります。

------ 余談 ------

なお、各駅停車の線でも、

第一⇔第二⇔桃園旅館は無料になります。

桃園旅館站は、ホームの真上にホテル「ノボテル台北桃園国際空港」があります。

コロナ禍前の訪台時は、ワイ、ここを常宿にしてました(今はもう無理、台北で泊まりやすいホテルはあるからなー)。

実はここのホテル、いろんな航空会社の職員さんが利用されているのです(朝食時にANAとか他の航空会社の職員さんが食事をされている光景が見られました)。

なので、空港からだと無料になるのだと思います。

ちなみに今は桃園第二4階にホステルがあるようなので、もしまた機会があれば利用してみたいです。

------ 余談終わり ------

第二から第一へ移動し、そこからフードコートへ。

肉抜きが出来るならしたかった

フードコートには、バーガーキングからパン屋、三明治(Juice Bear)、ラーメン、韓国料理、日本食もどき、台湾飯など色々あります。

ウロウロして、結果、何を思ったか石焼きピビンバをチョイス。

美味い……美味いけど、現地韓国や日本のピビンバを食べつけているので、肉がドーン!のピビンバは重かったw (付け合わせのスープと筍の惣菜はうまかった)

ハフハフ、ホフホフしつつ食べられるだけ食べて、少しゆっくりしてから、銀行で少額を換金し、台北に戻りました(疲れているので再び特急で台北に戻る)。

無事にホテルに戻って、そのすぐあとでメンバーと再会。

これで今回の1人旅は終了。
本当に疲れました😓

翌日は、台北市内をあちこち巡りました。


ここまで読んで下さってありがとうございました。

また気が向いた時にnote書きます。


ではまたー (*´∀`*)ノ゛


追記

桃園第二ターミナルの霹靂布袋戯の木偶さんの鑑賞をされたい方に向けての記事を書きました。

お役に立てれば僥倖です。

⭐️桃園第二D7・D3攻略⭐️

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