私がBリーグを見る理由番外編②

バスケに限らずだけど、
試合を見る前はその結果なんて誰も知り得ない。
っていうのがスポーツ観戦の楽しいところのひとつだなあと感じていますが
試合を見に行く道中で、ふと、この帰り道はどんな気持ちになってるんだろうと過ることがある。

勝つのか、負けるのか
シーソーゲームなのか、ワンサイドゲームなのか

あるいは好きな選手がケガしてしまうかもしれない。

自分の応援しているチームが勝つことを期待して今日も現地に行くけれど
その期待がいい意味だったり時には悪い意味だったりで裏切られたりする。

たまたま見に行った試合で推しが遠藤選手に決まり、その後行ける試合は1人でも積極的に現地へ足を運ぶようになった私(´・∀・`)w
ですが、ただ遠藤選手を追いかけるだけだったらこんなにハマったりしなかったと思います。

バスケを見るようになって3試合目か4試合目。
レギュラーシーズンの成績でいうと格下のチームとの試合でした。
まあ勝てるだろ、と思って油断しながら見てたら、とんでもない接戦で
初めて「4Q死ぬかと思った」という命からがら(←大げさ)の感想をつぶやいたのを覚えています。

2点差で栃木ブレックスが勝ったんだけど、終盤はいわゆるファウルゲームで、最後の1秒までどっちが勝つかわからないという胃が痛くなる展開だったわけだが
当時の私はファウルゲームという概念も知らないから、なんでこんな頻繁に時間が止まるんだよおおって混乱していたし、
審判の笛でお客さんがリアクションするのを不思議に思いながら(←ルールをあまりわかっていないので)見ていました。

人間は最高の現場に居合わせると語彙を失いがち、と聞いたことがあるけど
ほんとにこの日の試合直後は「すげぇ」と「やべぇ」しか言ってなかった気がします。笑
そして、格下だろうと安心できる試合はないということ、
最後の数秒まであきらめてはいけない競技なのだということを知りました。

それから約2週間後、今度は都内のアウェイ戦に行きました。
この試合は衝撃的な負け方だったので、もしかしたら私のほかにも印象に残ってるブレックスファンもいるんじゃないかと思うんですが…
延長戦の末、残り0.6秒でブザビ負けしたやつです。

あ、これはダブルオーバータイムだな、と思うじゃん?残り1秒切ってて同点だったら。
そこから負ける???
何が起こったのか一瞬ついていけませんでした。たしかアリウープパスからのシュートが決勝点でした。
バスケなんて信じない、と謎の迷言を残す程度にはダメージ食らいました。笑

いやー、楽しいなバスケ。
こんな試合立て続けに見ちゃったら、もう戻れない。笑
つづく

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