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ものづくり

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#ハウツー

完全保存版「アル中洗濯機の治し方」(その3)

さて、前半は何の問題も無くサクサク進みましたが、この調子で一気に直したいと思います。 まずドラムに繋がっているこのコネクターを取ってしまいます。 それから、この青いやつからケーブルを取りたいと…あれ?すっぽ抜けた! なんじゃこりゃ? 結局ケーブルじゃなくて、中が空洞のチューブでした。何でしょうコレ?何か空気圧を感じて作動するセンサーみたいですが。 まあ、分からなくても元通り繋げばいいので、次々行きましょう。 次は裏蓋を取って配線類をもいでいきます。配線類も理屈が分から

完全保存版「アル中洗濯機の治し方」(その2)

さて、前回に引き続き今回からは真面目に(?)洗濯機の修理を説明していきたいと思います。 このやんちゃな洗濯機も年貢の納め時です。おとなしく直ってもらいましょう。 まず簡単に手順を説明すると、うちの洗濯機は表板、天板、裏蓋が外れるので、片っ端から取っ払って丸裸にします。 というわけで、まずは表に付いているものを外していきます。 扉はボックスレンチで簡単に外れました。 取ったビス類は普通トレイとかで仕分けしておくのだろうけど、管理能力の低いShirokaneは、すぐにどれが

完全保存版「アル中洗濯機の治し方」(その1)

先日、工房の洗濯機が暴れ出したというお話でしたが。 その続きです。 前回のブログでもお伝えした通り、洗濯機は色々処置を施したにもかかわらず全く改善されませんでした。 ただ洗濯槽だけが新品同様ピッカピカになっただけで…。 そこで洗濯機の知識が全く無いShirokaneは考えました。回転するとドカンドカン騒音を立てるのだから、回転する部分をごっそり換えれば直るんじゃない? 電子基板とか見えない所の故障は全くお手上げですが、この間洗濯機の中を開けて見たところ、このアナログ頭でもな

洗濯機、暴れる。

shirokane koboの広報担当Kaoさんが、洗濯機が最近ドカンドカンと暴れるというので休日を利用して見てみることにしました。 なんでも、洗濯機を回すと脱水の時に恐ろしい音を立てて前にズリズリ歩いてくるようです。 そういえば前から脱水時にトイレに行くと、便器の前に置いてある洗濯機がゴーゴーものすごい勢いで音を立てて回るので、爆発しそうでひやひやして落ち着いて用を足せなかったのですが…、まあフランスの洗濯機はこんなものだろうと放っておきました。 ただ、ここのところ騒音が

銅メッキ

今回は外注のお仕事で銅メッキをやってみました。 銅製の蛇口が欲しいとのオーダーでしたが、フランスには真鍮製の蛇口しか見つからず銅メッキをかけてみることに。 銅メッキはやったことが無いので、ネットであれこれ調べていざ挑戦! 用意するのは塩酸と乾電池…たったこれだけ?! とりあえず見よう見まねで。 塩酸。フランスではホームセンターで簡単に手に入るけれど、日本ではサンポールやナイスといった塩酸入りの洗剤を使うみたいですね。 これに水を加えて希塩酸を作り、あとはメッキしたいものを