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吉田正尚選手(オリックスバファローズ)

2020年のオリックスの全試合日程が終了しました。
我らが吉田正尚選手はパ・リーグ打撃部門で首位打者と、自身初の部門タイトルを獲得いたしました。(打率3.50)
コロナに襲われた2020年、作戦度、中日ドラゴンズからオリックスへ移籍したスティーブン・モヤ選手を引き続き応援して、オリックスの試合も観戦していました。
世の中がこれまでとは全く変わってしまい、悲しみが不安の広がる中、日本で家族と離れ一人プレイする愛すべきモヤ選手のことが心配でした(もはや親心)
長いファーム生活の中、やっと1軍へ上がってきた時には、世界に起こる人種差別問題で心を痛めていたと思います。一人で戦っている様にさえ見えました。どんなに心細く、寂しかったでしょう・・・
心配で目が離せないモヤ選手の活躍の中、私は、インスタグラムで1枚の写真を見つけました。撮影者(atphoto21_)に許可を得て、掲載をさせていただきます。今でもこの写真を見ると胸に熱いものが込み上げてきます。
9月20日の試合で、ホームランを打ったモヤ選手をホームで迎える吉田正尚選手の左手です。
後ろ姿ながら、温かくモヤ選手を迎え入れてくれているのがわかります。身体の大きなモヤ選手に比べ、小さく見える吉田正尚選手の後ろ姿ですが、とても頼もしく、力強く、大きく見えました。
素敵な写真です。
こんな一瞬を残してくださった撮影者の方には、心から感謝です。
そして他チームから、他国からやって来たモヤ選手をこんなに温かく迎え入れてくれる心優しき吉田正尚選手にも・・・
余計な親心ながら「もう大丈夫だね!モヤ選手」と安心しています。
何度かBLFのブログ等でも取り上げていますが、吉田正尚選手はBLFを通して「国境なき子どもたち」を支援しています。
プロ野球公式戦でホームランを1本打つごとに10万円を「国境なき子どもたち」に寄付し、カンボジア、フィリピン、バングラデッシュなどの開発途上国で【貧困】に苦しむ子どもたちを支援しています。

https://syncable.biz/campaign/1103/

SDGsでも【貧困】は地球に起こる一番の問題として捉えています。
そして更に今年は「新型コロナウィルス感染症:拡大防止活動基金」等にも率先して寄付活動を行っていました。
自分のことだけではなく、弱い立場の人たちのことはもとより、他者のことも自分の痛みとして受け止め、考え、率先して行動できる
吉田正尚選手は素晴らしいお人柄で、憧れのプロ野球選手そのものだと思いました。
今日私は、1枚のとても素敵な写真から、一人の素晴らしいプロ野球選手のことをどうしてもお伝えしたかったのです。
撮影者(atphoto21_)様、ありがとうございました。

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