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私の推し日記①

今シーズン初めての神宮にてヤクルト戦。
座席はもちろん三塁側ブルペン前。
前から5列目。これより前はシーズンシートらしくて取れない😢
いつもなら練習から見るのに、なかなか仕事が終わらず…神宮球場に到着した時、どうやら石川くんがホームランを打ったみたいで、歓声が外に鳴り響いていました。タカヤおめでとう。

そんなことより…
早くブルペン前に座らなくちゃ。
なのに、なのに!QRコードが見つからない。
あまりの焦りに手が震える。
え?どうして?どうしてログイン出来ないの?
今年から、ドラゴンズ戦の、推しのためだけに、一列でも前に座りたくて、スワローズ    プレミアム会員になりました。というわけで、昨年度のスタンダードな会員から、会員番号が変わってる?
アレコレやってみて、やっと出たー!
QRコードの出たスマホを握りしめてゲートへ走りました。
手荷物検査では、カバンを開いて
聞かれる前から
ないないない。持ってないです。
と回答して通過。
チェンジになったらしく、座席に向かう私の前に、トイレにタバコに向かう人の波が襲ってきます。
どいて!どいて!と心で叫びながら座席へ。
混んでる〜平日19時。
皆んな、楽しそうな顔で野球を見ています。
WBC効果なの?

やっと席に着いて、キョロキョロ推し探し。
ところで私の前席の男性…大きくて前が見えない。
ブルペンマウンドの前、5列目の座席なのに。
全く見えない。
写真も…頭が入ってしまうわ。

諦めモードで、2-2の試合に目をやる。
でもこの席、お隣様が打席に身体を向けると打席も見えないのですよね。
推しのブルペンとマウンド見るためのだけの席。

仕方ないのと、タイミング良く?
しばらく会社スマホで、仕事の続きをしまくる。
こんな時、ラジオ聴きたいな。
野球中継やってるかな。
球場にいるけど。

推しのブルペン入りが始まりました。
スマホを頭の上にあげたり、人と人の隙間からズームで見たり。

12番    田島慎二投手。
リラックスして、ブルペンに入ると、身体のバランスを確かめながら、まずは近くから投げていきます。キャッチャーは三輪さん。
今日もいつもと変わらない様に見えました。
体重も増えてない(たぶん)
だんだん後ろに、距離を広げて。
ブルペンマウンドまで来たタジは、大きな方の影にすっぽり入ってしまい、見えなくなりました。

よく見えないけど、球威も強くなって行き、何よりタジからの溢れ出る集中力が凄い!
清水投手、勝野投手と続いて、そろそろタジか。と思って私も気合を入れ直す。
そこへブルペン電話。
タジがコーチを見ます。
自分ですか?腰元の手を自分に向けます。
でも、その瞬間、手の平を下に。
表情は、がっかりしたような、あ。違うの?
みたいな感じでした。
さよなら勝ちを阻止する9回裏、
スワローズは代打川端選手。
選手層が、厚い。
まだ打てそうな選手がいるんだ。
さすが優勝チーム。
一人ドラゴンズに欲しいな。
左なので、登板は左の砂田王子様へ。
推しはベンチ前で、ペットボトルのお水をひと口飲んで、一旦高まりを冷ます。

ここで、延長10回へ。
えっと…おトイレ行くタイミングが掴めない。
10回表、またもタジはブルペンへ。
一度、先ほど下ろした手の平を、また自分に向けて、深呼吸をしてブルペンマウンドに上がる。
9回よりも、高まる集中力。
タジ頑張って!声をかけられない程の集中力に、心の中で、何百回も頑張って!と応援する。
リリーフ陣って、本当に大変で、難しい。
何度も肩を温めることも、そうだけど、この気持ちを切り替えながら、何度も自分を鼓舞していく。ベテランで活躍しているリリーバーは、この部分がとても上手いのだと思います。

あっという間にドラゴンズの攻撃は終わり、さぁ出番だ!
「さぁ、いこう」
田島慎二タオルを広げて、送り出す。
後ろ姿に、小さい声で声援を送る。
マウンドで、キャッチャーきのたくが迎えてくれる。

スワローズ打者は、3・4・5番。
まずは3番サンタナ。
マウンドのタジしか見ていないけど、サンタナを三振に仕留める。
ワンナウト!
次は4番村神様。
1発が怖いけど、今年のタジは違うのよ。
昨年同様タジを信じて、タオルを持つ手に力を入れます。
制球が乱れ気味かな。四球。
ホームラン打たれるよりはいいかな。
5番はオスナに代わり代打、丸山とかいう人。
5番だけど、バント。粘り強くバント。
村神様2塁へ。
ツーアウト!!

緊張する。信じてるけど、緊張する。
目を閉じて逃げたい。
でも見なくちゃ。
この目で見なくちゃ。
頑張ってタジ!

6番太田賢吾。ケリーというより太田。
タジも落ち着いて、帽子を被り直して、
つま先トントンして、更に集中を高める。
「絶対大丈夫!」
太田、ショートフライでスリーアウト!!!

抑えたーーーーーー!
タジありがとう。
ガッツポーズでベンチに戻って行くお姿を、
めちゃ身体を斜めにして、お隣の人の視線を遮り見届けました。

・自信持って!
・打たせて取ればいいよ!
・大丈夫!
歯を食いしばっていたので、声は出ませんでしたけど、たくさん声援を送りまくりました。
顎が痛いかも。歯は、折れてない。大丈夫。

寒さと緊張で、タオルを持つ手が震えていました。〜寒いから団扇は出しませんでした〜
投げるとこ、見れてよかった。
しかも、抑えたし。
これ、今日はドラゴンズの勝ちだわ。
と、この時までは思っていました。

実は、タジがブルペンや、マウンドにいる間中、後ろの席の若男子達の会話。
一人はドラゴンズファン。
一人はヤクルトファン。
もう一人は野球はあまり見ない人?
実はずっとタジを褒めてくれていたのです。
凄く嬉しかった。
手術前の時期のツラさを思い返し、よくここまでカムバックしてくれて、ありがとう。
タジを褒めちぎる会話を聴きながら、マウンドのタジの活躍を見れるなんて。
今思い出しても、号泣です。
後ろの若男子達、ありがとう。
そしてタジ、今日も抑えてくれてありがとう。

試合後…
どうしても、今日勝ったから〜
と、言ってしまう私。
私的には推しが抑えた試合は勝ちなのですよね。
今シーズンも田島慎二投手を全力応援いたします。

※昨年この神宮ブルペン。
リリバー陣で、次は誰が行くか?
という時に、亡命したジャリエルは、とても強く自分をアピールをしていました。ブルペンで大汗をかいて投げ、コーチがタジか、ジャリエルか。となった時、オレだ!と。なんて言っているかはよくわからなかったけど、大きな声で自分をアピールしていました。で、結果ジャリエルがマウンドへ。
少し寂しそうな顔で、ブルペンを降りたタジを切ない思いでみていました。
あくまでも見ていた感想なので、正確なことは違うかもしれないけど。。。
昨年のタジよりも、
ブルペンの力強さは、戻ってきてた。
集中も自信も。
あとは怪我無く、今シーズンも頑張ってください。今シーズンもタジと同じ気持ちで戦います⚾

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