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【おうちで英語学習#2】その瞬間、私はヘレン・ケラーになった

医療英語学習の道のりは遠い。
道のりは遠い上にテキストは前回から3ページ進んだのみです。
牛歩にもほどが…いやいや、千里の道も一歩から。
粘り強くいこう。

さっそく単語の難しさにやられている訳ですが、前回出てきた最初にして最大の敵、「anesthesiologist」を上回るヤバい単語が立ちはだかりました。

それでは皆さんご覧ください。
この単語、なんという意味でしょうか?(突然のクイズ)

「Otorhinolaryngology」

これが単語として成立していることが信じられない。
そしてまたもや目眩が。
ちなみに意味は「耳鼻咽喉科」です。

うっそだろ。
この綴り考えた人挙手してください。話があります。
前回の「anesthesiologist」が可愛く見えてくる不思議。

とにかく書くのも読むのも最高難易度がこんな初期に続けざまに出てくるとか想定外もいいところなんですよね…これだから専門用語は…

で、前回少し触れていた「語根」と「接尾語」に紐解いてみようと試みたんですが、全くのお手上げ。
どこで切れるか考えても最後の「‐logy」しか分からない。
そしてCD音源を聞いてもなんて?としかならない。
一息で話す長さの単語じゃないのよ。どういうことなの。

一応、別の表現として「ENT(Ear, Nose, and Throat)」があるので、最悪こっち使えばいいんですが、試験に出るなら確実に長い方でしょう。
私が試験官ならそうする。

なので気合と根性とGoogle音声入力でひたすら発音できるように繰り返していたんですが、そもそも単語を意味として理解していない頭で繰り返してもはてなマークが増える一方で身につかない。

そんな時に、たまたま。
たまたま音声入力が正しく拾ってくれたんです。奇跡。
その時画面にはこう表示されていました。

「Oto rhino laryngology」

わかります?ちょっとだけ隙間空いてるの。
で、閃いた。
これさっきの「ENT(Ear, Nose, and Throat)」の区切り方に似てない?と。
そこからは怒涛の検索です。

あったー!!!!!!!
なるほどOto‐は耳を意味している。
ということは自ずと…?

oto
・・・耳に関わる単語に使われます。

rhino
・・・鼻の rhinal から来てます。

laryngo
・・・咽頭喉頭部のlaryngopharynxから来ています。

logy
・・・学問の名前の最後に付きます。

https://nativecamp.net/blog/20190821_medical_term


あった!!!!!
その瞬間さっきまでスタバの上級者呪文にしか見えなかった単語が一気にクリアになり、なるほどわかったー!!!!!とアドレナリンが大量放出されました。
たぶんサリバン先生に井戸に連れて行かれ、水に触れて「WATER!!!」と理解したヘレン・ケラーもこんな気持ちだったんじゃないでしょうか。
それくらいにはパッと視界が開けて一気に頭に入ってくる感じでした。

そこからはもう自分の耳、鼻、喉、と指差しながらひたすら発音を繰り返しです。一周回って楽しいまであった。

とにかく、今日の強敵は文明の利器と先人が残してくれた記事のお陰で見事私のものになったのでした。
とはいえ次の日には忘れるのが人間というもの。

覚えた次の日は必ず復習です。
綴りが正しいかはもちろん、日本語だけ見て音声入力することで口からすんなり出るかの確認も。

どうやら私の負けず嫌いの性格と音声入力の正確さの相性は良かったようで、ちょっとでも違おうものなら容赦なく切り捨てる音声入力に対して、絶対に認識させてやるからな…と認識するまで声に出すのが良い感じの繰り返し学習になっているようです。
本当に簡単な単語でも発音違うと絶対違う単語表示してくるんですよね…

脳筋で無理矢理覚えるのはどうにも私にはできないので、こんな風に一歩一歩着実に身につけていくつもりです。
千里の道も一歩から、です。



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