見出し画像

親友が精神病棟から出てこない

2016年9月22日

僕の元へ非通知で電話がかかってきた。

基本的に非通知は出ないので無視をするのだけど、コールが長いので出た。


『◯◯だけど』

はい?

『◯◯だって』

驚いたことに

かれこれ6年来の付き合いになる親友からだった。

なぜ非通知で電話をかけたのか

『体調を崩して入院しているが携帯電話が利用できなくて病院に設置されている公衆電話を使っている』

…?

なんで入院したの?

『ちょっと鬱っぽくなってさ』

と病名は濁していた。

お見舞いに行くからと病院を聞いたが全く聞いたことのない精神科病院だった。


面会の時間が17時までと決められていたので翌日仕事を早めに切り上げ親友の元へ向かった。

病院へ入ると看護師さんが中まで案内してくれた。

通路がジグザグになっていて、鍵つきの扉が印象的だった。

........................。

この話はとある精神科病院の実態と担当医師の対応を描く事を目的としています。

その為、これから皆さんがご覧になるものは一病院で起こっている事です。各病院によってシステムもスタッフの対応も違うと思います。

その点、ご理解くださいますようお願いします。

また、アンダーグラウンドの非現実的な内容やプライベートな内容も出ますが、皆様の注意喚起になれば良いなという思いで記事にしました。

そして

これは僕なりの

【少しの告発文】

更に、

・精神科閉鎖病棟の造り

・生活実態

・入院する際の留意点

を流れに書いてます。

体調が悪くこれから入院を考えている方は、

病院選びは慎重に。

友人のように病院選びを間違うと退院が難しくなります。


『少し体調が悪いから』という気持ちで焦って絶入らないでください。


ここから先は

3,924字

¥ 600

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?