9年勤めた会社を退職したことでわかったこと

9年勤めた会社を辞めた。
自分としては今の会社には恩があるし良い会社だとは思っているので退職することは勇気のいることだったけど、どうしても外の世界で自分を試してみたいと30過ぎてから思ってしまい、退職することにした。

もちろん会社には一定の不満があったのも事実だけど、それはないものねだりだったのかもしれず、恵まれた環境だったようにも思う。
でも辞めずにはいられなかった。
辞めることを全社に発表した時、いろんな方からいろんな声をいただいて、私がやってきたことや伝えつづけてきたこと、仕事に対する姿勢などがみんなにちゃんと伝わっていたんだって思って、それが本当に嬉しかった。
どんなに経験やスキルがついても、いつも不安だった。ちゃんとできているのかみんなに応えられているのか、誰かの役に立てていて、必要とされているのかどうか。

いつも私が仕事するモチベーションは誰かの役に立ちたいってことだったし、一定の承認欲求だった気がする。
でもこれからの人生は自分のために時間を使い、自分のために生きてみたいと思って、マインドから変えたい、そう思って、身を粉にして働くことが良しとされそれを求められる会社を辞めた。
そういった生き方を選んで、無理やりでも選んで、その結果やっぱり自分のためより誰かのためって思うのかもしれない。でもそれは仕事ではなく、プライベートで誰かのために生きるかもしれない。まだまだ人生はいろんな選択肢があって、それによっていくらでも道が変わり、それによって自分も変わっていくんだって思ったら、ちょっとおもしろい。

たのしくなる方向を迷わず、いつも選びたい。
今はその時じゃないとか、いろんな理由でそれを選べないとか、そういう言い訳しないこれからを頑張りたい。

だから次の働き方はちゃんと自分で考えたい。

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