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2階建て壁量計算比較ツールを作成してみました

こんにちは。今日は冷えますね。北国の雪も心配です。

さて、2025年の壁量計算でどれくらい変わってくるか?不安な方も多いと思います。さっそく、新しい壁量の基準(案)に対応した表計算ツールをダウンロードして使ってみた方も多いかと思います。しかしアレだと、数字のみで、どれくらいなのか?イマイチ把握しにくいです。具体的な過去の壁量計算を持ってきて、大丈夫か検証・・・したい方は、ちょっと面倒です。そこで・・・作ってみました。

エクセルのシートで、3物件比較できます。旧耐震や昨年発表のZEH水準等とも比較ができます。

はい。こんな感じです。上の表に入力している数値は、実際に耐震等級3で構造計算した物件のデータを入れています。なので壁量計算ベースでは、厳しいと言われているZEH水準等の場合でも検定比1.31と余裕でクリアしています(実際は構造計算なので7倍以上の壁も入れているので差はもっと広がりますが・・・)。新耐震はともかく、旧耐震が如何に弱いか!はわかりますねえ・・・。検定比が1だと、基準と同じということになります。

下側に緑のマスがありますが、ここに新しい壁量等の基準(案)に対応した表計算ツール(案)で計算した、単位壁長を入力すると比較できます。3種類まで同時に比較できますし、左側に題名を入れる欄があるので何を入れたかを明記することができますね。

実際には、準耐力壁等の検討やバランスなど、まだまだ検討しなければならないことが多いですが、とりあえず今までの物件を振り返ったり、今後どうすればいいのか?を検討するには良さそうですね。

比較の動画も作成しました。こちらも見ていただけると理解しやすいと思います。

簡単に作れますので、みなさまも自分向けに作ってみてください。初回版なので、日頃、このつまらないnoteを見に来た方限定で、ダウンロードできるようにしておきます(不具合などあったら、指摘してくださいね。実務用ではないですし、このシートを使ったいかなる損害も保証しないので、自己責任でご利用くださいませ)。感想など頂けるとうれしいです。では!

※最初の公開のものに早速間違いがありました<(_ _)>更新しました。

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