外出後からは本当に落ち着いてるけど、それと同時に｢回復したくない｣気持ちがある。
見捨てられ不安なのかなとか、入院の方が落ち着く、世話されていたいとか、色々考えてしまう。

前を向きたいのに後退してしまって、行動には移してないけど、でもどこか心に蟠りがある。
この蟠りは｢今切ったらどうなるかな｣とか｢ここで脱走してみたら…？｣という好奇心。

看護師からも嫌われてるし、主治医からも呆れられてるから、こんなことは二度としたくないのに、｢回復してる傾向を裏切ってみたらどうなるんだろうね？｣と囁きが聞こえてくる。これも幻聴なのか、心の声なのかはよく分からない。

立ち向かって勝たないといけない。友達と話し合うというより、もはや意見の押し付け合いみたいな会話をしていて、私たちは素で人間関係を構築するのが苦手だと悟ってしまった。

男性の方があっさりしてて話しやすい。女性だから誤解を生むような発言になる。女性でも話しやすい人はいる。でもそういう人は｢仕事｣として深く関わりを持って来ない人だから話しやすい。関わりやすい人ほど嫌われてる傾向にあるから、もうしんどいな。

最近、また新しい本を読み始めた。ドロドロしてて人間のぐちゃぐちゃした世界線。
映像化するにはグロすぎて、これは文章じゃないと楽しめないなと思ってしまうほど。
本の世界はファンタジーとして、現実逃避として読む人が大半だけど、私にとって本は｢新しい価値観を覚える為｣に読むことが多いから、読むのは結構苦しい。でも読み終えたあとの達成感はすごく好き。