平安S回顧(平和的解決方法!)【めざせ生涯回収率100%超え】


1着 ②ミトノオー                    (5番人気)
2着 ⑥ハピ                                (3番人気)
3着 ⑫メイショウフンジン    (10番人気)

◎    2着    (3番人気)
○  10着    (1番人気)
▲    5着    (7番人気)

ミトノオーvsメイショウフンジン。このレースの逃げ候補2頭が昨年末の名古屋グランプリで対戦したときには、やり合った挙げ句に共倒れの結果になりました(メイショウフンジン5着、ミトノオー9着)。
さて、今回はどうなるのか?スタートと二の脚が速いミトノオー。スタートは速くないけれど、押して押してハナを奪い取るようなパワー型の逃げをうつメイショウフンジン。どちらもスローで逃げて粘り込む、ではなくある程度流して逃げても残れる根性のあるタイプ。どう考えてもバチバチやり合うイメージにしかならず、速い流れの少し後ろ、2番手集団~中段くらいのポジションでレースを運べる馬達に印をつけました。

◎のハピは、前走天皇賞(春)で競走中止をしたものの何の問題もなかったよう(1周目のスタンド前で歓声を浴び、ゴール前を通過したことてレースが終わったと勘違いして走るのを止めた、という説あり)で今回久々にダートに復帰です。
ダートでの前走アルデバランSでは今をときめくオーサムリザルドに、ダートでの2走前ペテルギウスSではフェブラリーS覇者ペプチドナイルに、どちらも0.1秒差の2着と敗れはしているものの強い相手に差のないレースをしています。ポジション的にも好位からレースできそうですし、これで3番人気はなかなか美味しいのでは?
○スレイマンは、前走アンタレスSは2着でしたけど1番強いレースをしたと思います。今回は離れた2番手集団の先頭、というポジションを取れそうなイメージ。
▲メイプルリッジは昇級初戦で初重賞挑戦、初輸送とハードルはなかなか高いかも知れませんが、前走は2着に0.5差をつける強い勝ち方。斤量も1キロ軽くなり1発あってもおかしくない!

スタートを決め、ハナを取りきったのはミトノオー。出ムチを入れて外からメイショウフンジンが2番手を確保。そこから3馬身程度離れた2番手集団の内にサンデーファンデー、外スレイマン。おおよそ想定どおりの流れでレースは進んで行きましたが……あれ??ミトノオーとメイショウフンジン、折り合っちゃってない??全然バチバチしてないんですけど……1000m通過は61.3。若干速い気はするけど折り合っているこの2頭なら全く問題ない流れ。やばい、これ前残っちゃう……💦
同じように思ったか、3~4コーナーで後ろのペースが上がり、2番手集団の前目にいたスレイマン、グロリアムンディが外から前2頭に接近!4コーナーを回って最後の直線でスレイマン、グロリアムンディが前に出る……かと思いきやミトノオー、メイショウフンジンが再加速、スレイマン、グロリアムンディを突き放します。内ラチ沿いのミトノオーは残り200m辺りでメイショウフンジンとの差を少し広げて逃げ込みを図りますが、外からハピが猛追!一完歩一完歩ミトノオーを追い詰めますがクビ差届かず2着。3着も前で粘ったメイショウフンジンでした。

私、この2頭がともに残るという展開を全く想定していませんでした……。明らかに盲点。そうだよね、1度やり合って共倒れしてるんだから、お互いやり合わないという選択肢も当然でてくるよねぇ。まさかこの手でくるとは……。
2頭が残る流れの中、2着に突っ込んできたハピは流石のレースでした。道中は中段の内ラチ沿いで脚をため、直線に入るとものすごいサイドステップで外に持ち出し、進路を確保したらあとは伸びるだけ!の完璧なレース運び。菱田J、テン乗りとは思えない騎乗でした!クビ差届かなかったのは残念でしたが、今回はミトノオーのレース運びの方が上だっただけ。強かったです。

▲メイプルリッジは、道中ハピの外にポジションを取って、良い感じで直線に向きましたが、ハピのサイドステップの影響で若干外に振られた感じになってしまったように見えました。ハピと同じように追い込んで0.3差の5着ですから、あの不利がなければ3着あったかな…さすがに難しいかな…。それでも重賞で十分やれるところは見せてくれました。次は人気しちゃうなー。

かたや、○スレイマンの負け方はどう見れば良いのか……。逃げた2頭+同じような位置でレースを運んでいたカフジオクタゴンが4着に残っているから前有利の展開だったのかと思ったのですが、2番手集団にいたスレイマン、グロリアムンディ、サンデーファンデーがともに10着、8着、16着と大きく敗れています。道中、前2頭が刻んだペースは

                     7.1-10.8-11.3-12.9-12.8-
                   12.8-12.7
-12.2-12.2-12.6

500mから1300mの間で脚をためていることがわかります。スレイマン達が前を捉えようと動き出した区間は3~4コーナー辺りなので残り700m~600m付近。ここから前2頭も加速しているので、これを追い抜こうと考えたらかなりの脚が必要。ここで力を使ったのに捉えきれなかったのでズルズル下がった……ということでしょうか。

今回は、強い逃げ馬が2頭いても2頭残る方法もあるのだと教えてもらいました。逃げ馬同士で折り合う姿も良いですね。馬券はハズレましたが、本当に勉強になりました。普通、今回のオークスみたいになるんですよ……🤔詳しくはオークス回顧で!それでは!

購入額   700円      回収額     0円
総購入額  39500円
総回収額  23730円
年間回収率  60.0%
※エア馬券です

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