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ライダー俳優と出世魚はちょっと似ている


成長につれて呼び名が変わる出世魚。ブリとかスズキとか。

我が家では、仮面ライダー(変身前)を演じていた俳優さんの呼び名が、他のドラマや映画で見かけるようになるにつれ、変わっていきます。仮面ライダーをお子さんと一緒に見ている(いた)方にとっては、当たり前のことかもしれませんが。

子どもが小さいうちは、いきなり俳優さんの名前を言っても伝わらないので、「〇〇がTVに出てるね~」とライダーの名前か役名で呼びます。

例えば「ダブル(に変身するお兄ちゃんのうちの片方)」とか、役名の「フィリップ」のように。それが子どもが成長し、ライダーとは関係ないところで見かけることが増えて、最終的に「スダマサキ」になります。

ちなみに、あまたいるライダー俳優諸氏の中で、名前変わりスピードが一番早かったのは菅田将暉くんでした。2位は竹内涼真くん(ドライブ)。夫はしばらく「進ノ介」と呼んでいましたが、息子の方がわりと早く俳優名に変えました。3位はたぶん「フォーゼ」の福士蒼汰くん。

お断りしておきますと、名前変わりのスピードはあくまで我が家基準で、実際の知名度、活躍度とは全く関係ありません。佐藤健くんは世間的には超絶有名にもかかわらず、たまたま親子三人で観るドラマや映画と彼の出演作があまり重ならなかったため、「電王」「良太郎」時代が長くなってしまいました。「キバ」の「ワタル」も、私は「グレーテルのかまど」を観ているので「ヘンゼル」か「瀬戸康史くん」ですが、たぶん息子の中では「顔は知っているけど名前が出てこない!」俳優さんの一人だと思います。

この1年くらいでライダーの役名を卒業したのは、犬飼貴丈くんと赤楚衛二くん(どちらもビルドに出演)。申し訳ないですが、犬飼くんは「ビルド」、赤楚くんは役柄が確か格闘家設定だったので「脳筋の彼」と呼んでいました(ごめんね)。

磯村勇斗くんと高杉真宙くんは、よく見かけるのになかなか俳優名が定着しない。これはきっと私が「(ゴーストの)アラン様」「(鎧武の)ぶどう」と呼び続けているせいです(ごめんなさい)。磯村くんは息子の幼なじみと顔がそっくりなので、余計応援したくなります。

我が家では、平成以降のライダーは、ほぼ全て視聴しているのですが、ライダーの数が多すぎて、息子が俳優さんを見知ったときに、その人のライダー時代を忘れてしまっている場合があるのがちと残念。吉沢亮くんは「斉木楠雄のΨ難」や「東リベ」で顔は知っているのに(大河ドラマは観てない)、彼もライダーだったよ(フォーゼのメテオ)、と言うと「そうだったの?」と驚いてました。

これからもライダー出身の俳優さんがどしどし活躍されて、俳優名で呼ぶ方が増えていくんだろうなあ。楽しみです。

さて、私にはずっと妖怪イザナミ(by 妖怪ウォッチ)が憑りついているので、「鎧武」以前のライダーはリアタイでなくAmazonプライムやレンタルDVDで追いかけたにも関わらず、ライダー出身の俳優さんほぼ全員「ワシが育てた!」気になっています。さすがにオダジョーさん(クウガ)と細川茂樹さん(ヒビキ)を育てたとは言いませんが。

ここまでいろいろ名前を挙げると、ああ、子どもと一緒にライダー観てて出演俳優にハマるお母さんいるよね~(あるある)と言われそうですが、平成以降のライダー出演者の中で私が最も推すのはミスター平成ライダー、偉大なる“中の人”、高岩成二さんです! 高岩さんは令和になって活躍の場を移されたので、近年はライダー視聴のテンションが下がり気味の母ちゃんです。

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