グレイヘア3年目(6)両親の反応

私の両親は遠方に住んでいます。また、大人というかおばちゃんになってからは自分の写真を親に送るような状況はめったになく、両親が私の髪を見たのは、グレイヘアにしてから約1年半後、小学校を卒業した息子と並んで写った写真を送ったときでした。

父からは特にコメントはなかったと思います。母は「なんね、真っ白やないね(=真っ白じゃないか)。どうせやったら、オレンジとかピンクとか好きな色にせんね(=しなさいよ)」と言いました。

まさかオレンジを提案されるとは思いませんでしたが、「ちゃんと黒か茶色に染めなさい」と言われることはないだろうと思っていました。30代からがっつり染めないといけないほどの白髪は、間違いなく母方から受け継いだものだからです。

母は確か40代でぶつくさ言いながら染めていましたし、祖母はもちろん、伯父や叔父も若い時から白髪が目立っていました。叔母だけはいつも黒々していますが、気を付けてまめに染めているからでしょう。

どうか、この性質を息子が受け継いでいませんように。夫の親族には若いうちからはげている人、白髪が多いという人はいないようなので、そちらに似てくれたらいいなあ。

話を戻しますと、母に「オレンジやピンク」と言われて、そうか、もうどんな色にでもできるんだ、とちょっとした気づきをもらえました。その辺りから、カラートリートメントでほんのり色を付けるようになりました。うまくいくと愛猫の毛色に近いキジトラ風になれるので嬉しいです。

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