焼き鳥パーティー

金曜日の夜。妻と二人で何をしようかと散々話し合った結果、自宅で焼き鳥を食べながら金曜ロードショーのモンスターズ・インクを見ることにした。

妻があらかじめ電話でテイクアウトの予約をしてくれた。駅から少し離れた、地元で有名な美味しい焼き鳥屋。

先にスーパーでおつまみや飲み物を買ってからお店に向かった。

妻が前に一度行ったことがあるお店で、僕は中に入るのは初めてだった。昔ながらの焼き鳥屋という感じで、表からは店内の様子が全然わからない。

金曜の七時ということもあって、店内はほぼ満席。活気があった。店員さんも若くて親切そうな方が一生懸命対応してくれた。いい店なんだな。

テイクアウトは10本セットで2500円くらい。帰宅して食べると、これがもう、信じられないくらい美味しかった。3本食べたあたりで幸せはもう最高潮に。

「これ食べると焼き鳥チェーンのやつはうーん、ってなるよね。」と妻が言っていて、本当にそのとおりだと思った。炭の香りと、タレの香り、肉の焼ける香りのバランスが最高にいい。

10本じゃ足りないかなと思って三人前買ったけど、食べきれずに残してしまった。今、昨夜残した焼き鳥を食べながら書いているけど、一晩経って冷えても美味い。冷えても美味いものは本物だ。

一通り焼き鳥を食べた後、眠い眠いと言いながら、モンスターズ・インクを妻とのんびり見た。やっぱりヒットした映画は構成と演出の精度?みたいなものがすごい。関心するような演出ばかりで、とても楽しかった。サリーみたいな父親になりたい。

仕事柄、広告やPRの方に目が向くことが多いけれど、地元の焼き鳥屋さんにしても、モンスターズ・インクにしても、商品そのものがやっぱりすごくいい。

「いや〜、さすがだわ。」とうなるようなモノやコンテンツを、僕も作り出していきたいな。


▼メンバーシップ用記事、今日も1本投稿したいと思っています。

とある海辺のニュータウンをめぐる物語。こんなお話が読みたいとか、何かあったら掲示板に気軽に書いてみてください。


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