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人事タレントイニシアティブメンバーが語るデロイトトーマツコンサルティングの魅力とは!

日本最大級のビジネスプロフェッショナルグループの一つであるデロイト トーマツ グループ。そのなかでもクライアント企業に対して戦略立案から実行まで一貫した支援を行うデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下DTC)は、就活生の中でも大人気な企業です。今回はなんと、DTCの中長期戦略の実現を担う経営企画部人事タレントイニシアティブの成生淑恵さんと曽我美彦さんからお話を伺うことができました!

「100年先に続くバリューを、日本から」の達成を本気で信じてまっすぐに取り組む、熱い精神。社員一人ひとりが生き生きと働ける環境づくり。私が見た、DTCの真の姿をお伝えいたします!

DTCは「戦略から実行まで担い」「柔軟で」「チームワーク重視」

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―他のコンサルティングファームに比べたときのDTCの特徴はなんですか?

成生さん:まず、コラボレーションへの強みが挙げられると思います。他のコンサルティングファームには、戦略は戦略専門のチームが考える、次に実行のフェーズは実行専門のチームが考える、というように縦割り感が強いところもあると聞いています。でも、DTCでは一つのチームが戦略から実行まで、すべてを担当します。各フェーズに応じてプロフェッショナルをピックアップした選りすぐりのチームを作って、一つのプロジェクトを進めていきます。

―実は、就活仲間からDTCは他の企業と比べて、担当領域の選択の自由が聞きにくいと聞いたのですが…

曽我さん:え!むしろ逆だと思いますよ!DTCは自分の興味や、何をやりたいか、そのときの忙しさに合わせて、など、自分の嗜好次第で柔軟に携わる分野を選べますよ。自分の関心を普段から発信しておけば、周りの人が「これ興味ありそう」って、振ってくれたりもします。笑

―DTCの社風はどのようだと思いますか?

成生さん:「諦めない」とか「やり抜く」という言葉が似合う人が多いと思います。コンサルタントって、一匹狼で与えられた仕事を感情を交えずに淡々とこなす知的でクールなイメージを持たれがちだと思うんですけど、全然そんなことはなくて。逆に、DTCではクライアントの会社の方よりも企業に対する思い入れが強い人もいたり。お客様のために全力でプロジェクトに取り組める熱さを持っている人が多いと思います。

曽我さん:新卒入社の人は、オープンマインドな人が多いかもしれないですね。自分が成長できれば、周りは関係ないやという一匹狼タイプではなくて、それぞれを尊敬することができて、他の人の良いところを吸収しようとしている。みんなで成長しよう、というチーム力の高さを感じます。

「世界で最高の職場」にするための大規模な取り組み

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―お二人の所属する人事タレントイニシアティブチームはどのような部署ですか?

成生さん:CEO直下で、DTCの中長期戦略に基づいて人材戦略の立案、採用、育成の企画等を担当しています。私の所属するCPEO(Chief People Empowerment Office)は「世界で最高の職場」を作ることを目標に動いています。他にも人事評価や報酬設計などを担当するCHRO、従業員の幸福を追求するTalent Happiness、女性や海外籍の多様な価値観、働き方を実現させるD&Iの4つの組織が連携しメンバーがより働きやすく顧客に価値を発揮できるような環境づくりを行っています。

―4つもあるんですね。

曽我さん:そうなんです。コンサルティングファームは人が命なので。従業員が快適に働ける職場づくり、挑戦・成長しやすい環境づくりに力を入れて取り組んでいます。こうした環境づくりを一気に推進するために4つの組織が連携して動いています。CPEO以外には従業員の幸福度を高めることを専門にしたTalent Happinessというチームや、女性や外国籍活躍のサポートなどを行うD&I専門のチームもあるんですよ。これだけ大規模な組織構成で生き生きと働ける職場づくりに力を入れている会社は珍しいと思います。

―しかも社内のコンサルタントが担当しているんですね。

成生さん:その通りです。現場を見てきたコンサルタントたちが考えているので、従業員に寄り添った変革が起こせていると感じます。

DTCの魅力は「選択肢の広さ」と「裁量権」

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―どうしてDTCに就職なさったか教えてください。

成生さん:デロイトは案件のバランスがちょうどよかったんですよね。私は、前職では上流ではあったもののシステム系の案件が多かったので、システム案件だけでなく戦略案件にも挑戦してみたかった。
デロイトは、案件の領域も業界も幅広く経験することができるので、色々な案件を担当しながら自分にあった専門性を見つけていきたいなと。入ってみて思った以上に戦略案件(特に新規事業開発系)が多い印象でした。
今は、コンサルタントとして戦略作りや事業計画づくりだけではなく、現場を動かして最後の最後まで実行まで落とす、結果を見て改善するのPDCAを回す経験もしてみたいと思い経営企画にいます。

曽我さん:私はまずIT系企業のエンジニア、次にIT系ベンチャー、そして中途採用でDTCに来たのですが、それはDTCが自分の成長に最適な環境だと考えたからです。エンジニアの頃は業務に追われてばかりでビジネスマンとしての成長機会に恵まれなくて。ベンチャーにいたころは裁量権は大きいけれども資金繰りの厳しい会社で倒産のリスクもあったりして。DTCでは大きい裁量権を安定した地盤のもとで発揮できています。DTCでIT研修などを担当する中で、自分の持っているものを他の人に伝えることで会社全体としてもっと大きな結果が出せることに気づき、その輪を広げようと経営企画に入りました。

―コンサルタントになる魅力ってなんだと思いますか?

成生さん:世の中にインパクトを与えられる仕事だということです。一緒にPJを実施する企業は日本を代表する企業ですし、最先端のテーマであることが多いです。なので、PJでの成果がそのまま国内初、場合によっては世界初の取り組みになる可能性だってあるわけです。そういう場面に立ち会える瞬間が、楽しいです。

曽我さん:プロジェクトをやりきった時には大きな達成感がありますよ。倒産しそうな企業がお客様だったときがあって。その会社のありとあらゆる分野を見直して、エキスパートを集めって、実行まで一緒に進めて。もうお客様の会社の一員になった気持ちで取り組んだんです。どんどんプロジェクトが動いていく感覚は素晴らしいですし、会社が復活したときは嬉しかったです。

―やりがいを感じる瞬間ってありますか?

成生さん:できることが一つ一つ増えていくこと。その時はしんどくても、PJが終わったあとに振り返ってみるとずいぶん成長したなと毎回思います。
あとは、色々調べて、考えて思いついたアイデアをお客様に話して、それを面白がってくれた時とか自分に個別に相談してくれるようになったときなど信頼されている感覚があって嬉しいです。

最後に

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―就活におけるアドバイスをお願いします。

曽我さん:自分が10年後に、その会社で働いている姿を想像してみてください。会社の人や雰囲気に溶け込めているか、その会社で何が実現できていそうか。想像してみて、満足できそうな場所を選ぶと良いと思います。ちょうど面接官たちが10年目くらいだったりすると思うので、面接官を参考にすると良いと思いますよ笑

成生さん:私は面接を通じて「自然体で会話ができた」会社に行くのが大事だと思います。一緒に仕事をする人たちとは自然体で接することができると快適だと思うので。そのためにも、行きたい会社とは時間をかけて面接に向き合っていくと良いと思いますよ。

―学生へのメッセージをどうぞ!

成生さん:コンサルは2つのタイプの人にオススメです。1つ目はやりたいことがない人。コンサルタントは色々な仕事を担当できるため、入ってから自分の興味の行き先を考えられるからです。2つ目は大きなことをやりたいと思っている人。DTCは「100年先に生き残る企業」、「日本を変える企業」を作っていきます。世界規模で、インパクトのあることがしたい人にオススメの環境だと思います。

曽我さん:就職活動を楽しんでください。働き始めると、自分の働く業界のことしか知り得ず、自分の業界の人としか関わりません。しかし、就職活動はいろいろな業界を見て、教えてもらえる貴重な機会です。いろいろなところを見てみると良いと思います。

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お客様のために、お客様の期待以上に、チームで動く、熱いプロフェッショナリズムにこちらの心まで熱くなるようなインタビューでした。コンサルタントやDTCのイメージが少し変わった人もいるのでは無いでしょうか。みなさんのキャリアプランに一つ新しい光を提供できていたら、幸いです!

Writer:Yuma Kase (The University of Tokyo)

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