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【もう迷わない】内定者が教える「受かるES」5つの鉄則と気になるQ&A

こんにちは。Misaです。
「年明けからの就活完全マニュアル」第4弾は、ES(エントリーシート)対策です。本格的に選考が始まり、いよいよESを書き始めるみなさん。文面で自分をアピールすることに難しさを感じている人や、提出したものの不安を感じている人もいるかもしれません。

しかし、「受かるES」にはある法則があるんです。今回は、「受かるES」を書く上で押さえておきたいポイントを徹底解説するので、これからESを書く人はぜひ参考にしてみてください。もう書いている人も、自分のESを見返してチェックしてみてください!

<前回のおさらい>
業界や企業のことを理解していること、なぜその企業に行きたいのかをしっかり整理できていることは、受かるESを作る上で大切なポイントの1つになります!企業分析については前回の記事で解説しているので、まだ「企業を全然調べられていない」、「定まっていない」という方はこちらも読んでくださいね!

「受かるES」5つの鉄則

ES(エントリーシート)とは、自己PRや学生時代に力を入れたことを記入し、志望する企業に提出する書類のことですよね。最初の選考であるESが通らなければ、実際に人事に会うこともなくそこで終わってしまいます。また面接に進んでからも、ESの内容について質問されたり、参考資料として利用されることも多いので、その後の選考のことも見据えてしっかりと書いていきましょう。

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私は、一度もESで落ちたことがありません。そこで、私がESを書く際に特に気を付けていた5つの鉄則をご紹介します。

①結論ファースト
②具体的なエピソード
③入社後のイメージがわくように
④提出は余裕をもって
⑤文章の基本に忠実に

① 結論ファースト
常に結論→理由の順で伝えるとすごくわかりやすいです。何千人ものESを読む人事にとって、一行目でだいたいの内容がわかるかどうかは合否に関わってきます。

② 具体的なエピソード

抽象的な言葉で自分をPRするだけでなく、必ずそれを裏付ける具体的なエピソードを添えましょう。また、具体的なエピソードを書くときは、「初めて読んだ人にわかりやすく」伝えることを意識しましょう。友達や親に読んでもらって、どこがわかりにくかったか聞いてみるといいと思います。

③ 入社後のイメージがわくように
自己PRの強みで、「行動力があります」「計画力があります」と記載する場合、これだけでは漠然としすぎていて、納得感に欠けます。入社後その力を使って「どういう行動をするか」といったところまで書くとイメージしやすく、わかりやすいです。また計画力をあげるためにどういう行動や工夫を行ってきたのか例を挙げることでより具体性をもたせ、相手に伝わりやすくなります。

④ 締め切りギリギリに出さない
ESの提出がギリギリになってしまう人は意外と多いのではないのでしょうか。時間が迫ると、余裕がなくなり、文章の内容がずさんになってしまったり、誤字に気付かず提出してしまうミスが起きやすくなります。また企業によってはギリギリにしか出せない計画性のなさから悪い印象を与えかねません。時間に余裕を持った提出を心がけましょう。

⑤ 文章の基本は忠実に守る
文章の基本とは誤字・脱字をしないことや、言葉遣い(です・ます調)を統一することなどです。また手書きでマスがある場合、「、」や「。」のマスの使い方にも気を付ける必要があります。

「ガクチカ・志望動機・自己PR」はこう書く!

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ESの内容は企業によって様々ですが、基本的なものは主に下記の3つです。

①学生時代に力を入れたこと
②志望動機
③自己PR

ここでは、それぞれの項目を書く時のポイントを解説していきます。


① 学生時代力を入れたこと
自分が頑張ったことを【結論から、そして具体的に】伝えることが重要です。

アルバイトの経験について書く場合を例に考えてみましょう。書き出しは、「私はカフェのアルバイトを頑張りました。」ではなく、「私はカフェのアルバイトで売り上げ向上の施策に力をいれ、○○のような結果を出しました。」のように、「具体的に」「結論から」書きましょう。また、自分が何を頑張ったかをわかりやすく伝えるためには、頑張ったことにフォーカスを当てて、自分の工夫や努力について語りましょう。また実績や結果が具体的な数値でわかるようだったら、それも書き加えましょう。「ガクチカ」は面接でも聞かれるので、ここで言語化しておくとうまく説明できるようになります!

② 志望動機
自分がその会社でどういう風に働きたいかを具体的にアピールしましょう。志望動機を書く時のゴールは、自己分析の結果と、企業や業界を分析した情報を示し、それらの共通点から、「自分はその企業とマッチしている」と伝えることです。ここで情報を知らなかったり、文章を使いまわしていたら、志望度が低いと思われてしまいます。志望動機は毎回企業情報をきちんと調べて書き直し、使いまわさないようにしましょう。


③ 自己PR
書き出しはもちろん結論から。「私の長所は~です」、「私は~な人です」などを書いた後、エピソードの詳細を書いていきます。また、なぜこの行動をとったのかいう背景を書くことで考え方や価値観を伝えることができます。

以上の3つ以外にも、企業によってはさまざまな内容が求められます。「人生の中で一番幸せを感じたことはなんですか」、「3000万円あったら何をしますか」など変わった質問が飛んでくることもあります。変わった質問ではどういう意図を持っているか想像してみて、自分なりに書きましょう。

提出の方法はオンラインでの提出か手書き提出の2種類のみです。オンラインの提出はひな形を作っておいて、企業によって少し修正し、使いまわすことも可能です。手書きの場合はオンラインとは違って、見やすい丁寧な字に注力しましょう。


Q&A~気になる点を確認しよう~

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私が学生と面談した中でよく聞かれた質問集です。参考にしてみてくださいね!

Q. 学生生活で頑張ったことがないんですがどうしたらいいですか?

たとえ小さなことでも伝え方によって印象は変わってきます。私の先輩で「頑張ったことはナンパです」と回答してた人がいました。その工夫された話術、コミュニケーション力をアピールし、内定をもらっていました。趣味・アルバイト等、なんでも話のネタは転がっています。自己分析で振り返ってみましょう。本当に見つからないというかたは、高校時代のネタをもってきて書きましょう。

Q.自己PRでネガティブな面は書かないほうがいいですか?

書いても大丈夫です。そのネガティブな面からどういう思考に至ったのかを説明することで、「挫折を乗り越えた」「苦手を克服した」と言い換えることができます。またポジティブに言い換えてアピールすることも可能です。

Q.添削は誰にしてもらうべきですか?

就活エージェントの方にしてもらうのがいいと思います。もしくは何人かの友達に頼むことで多種多様なアドバイスをもらうことができ、自分とは違った見え方で見ることができます。

Q.ESの提出期限管理はどうしていますか?

大体は手帳やスケジュール管理アプリにいれています。また就活サイトに締め切り・選考情報一覧というのがあるので、こちらでES締め切りが迫っている企業を確認できます。

Q.ESの管理方法はどうしていますか?

私はスマホのメモで毎回考えていました。検索機能で学生時代頑張ったことを調べると以前書いたものをすぐに引っ張り出せるので便利です。

まとめ


ESは一度完成したら、多くの企業で使いまわすことができます。ESで落ちてしまうという方はESの内容を一から見直し、完璧に近づけましょう。書けば書くほどどんどん文章がうまくなります。文章のチェックや書き直しはとても面倒で、地道な作業ですが、ESさえ通れば、企業の人と実際会ってアピールをすることができるので頑張ってください。

文章が苦手でも、ESの上記のテクニックを使えば、形になります。その原型を添削してもらったり、修正してどんどん磨いていきましょう!頑張ってください。

Writer:Misa Shindo(Ritsumeikan University)

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