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【麻雀】ここ8回くらい負けなし・・・とある本がきっかけでした

初めて麻雀について投稿します。
実は、最近の一番の趣味は麻雀でした。

一昨日、Mリーグ2020が終わり、推しの渋谷ABEMASが無念の3着となり、「やはり麻雀は難しいゲームや」と思った次第です。

さて、今日初めて麻雀について書こうと思ったのは、ある本がきっかけでここ最近負けなしになってきたからでして、僕のような万年中級者から抜け出せない人に是非オススメしたいことがあったからです。

■私が読んだ本「現代麻雀押し引きの教科書」著 福地誠

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引用元:Amazon

YOUTUBEにて麻雀を解説している平澤元気さんが、オススメしていた麻雀戦術本です。この本を読んでから、朝から晩まで打つと、だいたいプラスで終わっていることが、ここ8回ほど続いております。

この本の良いところは、難しい技術ではなく、「こういう状態になったらリーチ!」ということがシステム化され、体にしみ込んでいくところです。

■現代麻雀にとても合っている戦術本

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私はこれまで、「負けてしまった次の半荘にリーチが打てなくなる病」でした。

例えば、
・最初の半荘で3面待ちリーチなどをかけて「よし、勝ったな」と思った状況で、追っかけられて一発でカンチャンに放銃することなどが続く
・リーチ合戦のツモ勝負でことごとく負ける
・上がっても裏が乗らない

など、せっかくのリーチを空振りし続けると、次の局でどんなに好形で早い巡目でも「黙って、まずはひと上がりしよう・・」とリーチをかけれずにいました。

もしくは、「ドラドラあるからまずはタンヤオで仕掛けて3900点もらおう」などと、両面でもチーして仕掛けていました。
(埋まらなくて困っているターツがなくても、安く安く仕上げてしまっていました)

しかし、この戦術本はしきりに

「鉄リーチ!」

「親でドラ1のカンチャンテンパイ?即リーチだ!」

とこれでもかとリーチリーチと言ってきます。
読むたびに、(あぁこの状況でリーチ打ててないわオレ)と思うことが多々。

それが正解か不正解化はおいておいて、『リーチを打つべき時にリーチがかけれる』ようにシステム化されていく感覚を覚えます。
そして、そのリーチが空振りに終わったとしても「いや、今のは即リーチで合っている。負けたのは仕方ない」と精神を強く持つことができるようになりました。

・リーチを打つべき時に打てる
・リーチして負けても仕方ないと思える

という2点を私の麻雀にプラスしてくれた本です。


■この本を読んでから変わった周りの発言

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「リーチ!」「リーチ!」「リーチ!」と何度もリーチして、上がって裏をめくって、ドラが乗ると周りは

「今日ついてるな」や

「そのリーチは行きすぎじゃない?」

などと私の勝ちに対してあれやこれや言ってくるようになりました。

リーチしてツモって、裏を乗せて、、、を繰り返していくとその日の最後のほうには、私のリーチに他家が最初から準備するようになります。
そうなれば私の点数状況を見ての、「局消化のための1000点の仕掛け」や「ドラドラ赤を抱えたタンヤオのダマ」もグッサグサ刺さり、あれよあれよとトップが取れるようになります。

例えば
・あいつは、手の中が高いから鳴いてきたんだ・・・
・こいつがテンパイしたら馬鹿みたいにリーチっていうからケアしなくていいでしょ

など

で!!も!!
みんなの印象は「今日もリーチしてツモってたね」ということに終始します。

逆に、私は心の中で(あなただったら、あの状況であなたリーチ打ててないでしょ?)とほくそ笑んでいるわけです。

現代麻雀において、『リーチ最強』と誰かしらが言っていたことを毎回実感しています。

■麻雀戦術本は活用すべし

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引用元:Amazon

私はこれまでMリーグやRTDをはじめとした、プロの対戦を眺め、月に1回ほど仲間内で麻雀に勤しみ、勝った負けたを繰り返してきました。
初心者だったころはカモにされて、たくさんの負けを経験し、回を重ねるごとに勝てるようになっていき、今では麻雀の楽しさにどっぷりはまってしまいました。

なんとなくのルールは高校生の頃に同級生に教わり、社会人になって友達とのセットで大敗してから、「友達にアホだと思われているのでは?」ということが嫌で嫌で勉強をすることにしました。

最初は友人に勧められた「打姫オバカミーコ」で簡単な麻雀のセオリーを学び、MJアプリでたくさん対局を重ね、セット麻雀に呼んでもらい、「チョンボをたまにするルール知ってるやつ」というところで止まっていました。

それでも何度も何度も対人で打つと、それなりに強くなっていきます。

「あ、この形はこっちを切ったほうが受け入れ広いんだった」
「親がドラそばを早めに切ってきてるから高いか早いぞ」
「4萬切りリーチだから、もろひっかけの7萬は安易に切らないぞ」

経験から「こういうことがあったな」を思い出しながら打ち、ある程度勝てるようになってきました。

しかし、ぎりぎり中級者ぐらいからずっと変わらずに「麻雀楽しいー」で終わっていました。そんな中、手にしたのが前述の「現代麻雀押し引きの教科書」でした。

その本で味を占めた私は、あれよあれよと麻雀戦術本を買いました。そこには、麻雀を打たなくても誰かがすでに経験した局面が解説とともに書いてあるのです。誰かの経験を1000円で大量に買えているのです。

ーーあれ?・・これ買わなきゃ損じゃね? 

と感じた瞬間でした。

■それから月に1~2冊読んでいる

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良い戦術本と悪い戦術本の違いまでは、私のレベルでは言及できないですが、誰かの経験、思考の結晶がきれいにまとまって読めるのですから、そりゃ強くなりますよって話です。
誰しもにある「あーあの時あっちを切っていれば・・・」という印象深い局面。それを思い出し、「次はこうやって打つぞ」と心に刻み込んでやっと身になります。

わざわざ、大したことのない状況やたまたま振り込まずに済んだ局面は覚えてもいないので、もちろん上達のための経験則にはなりえません。

その経験則をたくさん教えてもらえるので、麻雀戦術本は読まない人には負ける気がしないなと思う今日この頃です。

■麻雀戦術本はオススメしません

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さんざん、煽ってきて何だこの見出しは?思われるでしょうが、はっきり言ってオススメしません。

だって、読んだらみんな強くなっちゃんだもの・・・

読まずに、ずっとカモでいてくれるほうが私のような『なんちゃって中級者』にはうれしいと思いつつ、この喜びを共有したく記事にしてみました。

ぜひ、一度好きなプロの著書や、自分に合った本を見つけてみてください。

ご閲読ありがとうございました。

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