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ビーコル2018-19シーズンを勝手に振り返るの巻 ③〜集客のこと(前編)〜

キヨウケンです。
ここまで読んでくださっている皆さん、ありがとうございます。ツッコミどころ満載だと思いますが、ここまで来たので書き続けます。

後で触れる予定のテーマを含め、自分の中では以下のような観点をもとに検証しています。特に②を見つつ、独り善がりな評価にならないようにと心掛けてるつもりです。

①主観的な評価
②他クラブやリーグ全体の動きから見た相対的な評価
③双方を踏まえて今季の実績をどう判断するか?課題はなにか?

まぁ今さらこんな事を書き綴るのは、きっと自分の頭の中を整理するためです。
それでは、次の話題に行きます。

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■今季の観客動員を振り返る

実はちょっと心配だった項目です。
レギュラーシーズンのホームゲーム30試合の入場者数をまとめてみました。
※この項目を書くにあたっては、「日本バスケとBリーグの応援ブログ『Bブロ』」を参照しました。 

年間平均で3097人。1年目3009人、2年目3102人なので5名減りましたが、昨年並みの実績となりました。
3000人以上(赤マス)のゲームは14/30試合。琉球、千葉、栃木、川崎といったアウェー集客が見込めるカードでの動員が一際目立ちました。栃木戦で国際プール5000人超えを達成出来たことは、ビーコルにとって特筆すべき成果だと思います。

ただ、この数字を良しとみなすか、停滞とみなすかの判断は難しいです。あくまで推測ですが、リーグ初年度のようなプロモーションやハーフタイムショーでの有名人起用は激減しており、集客コストは下がり収益自体は向上してるとも取れます。
一方で、今季は人気チームをホームに迎えられたことが昨年並みの数値に着地できた要因とも言えます。いかんせん前半戦の動員が伸び悩みました。人気チーム以外のカードや平日の動員数から推察すると、ビーコルの基礎動員数はまだ2000〜2500人程度ではないでしょうか。それが対戦相手や曜日、他のイベントなどによって変動するのが実情だと考えます。
アウェーブースターから「また来たいアリーナ」と声のあがるホスピタリティも着実な成果を結んでいくと思いますが、それでもやはりホームの「基礎票」を増やしたいと思わせるのが、下表の数値です。

■観客動員を増やし続けるクラブの存在

リーグ3シーズンのRS平均入場者数のランキングです。下2桁の数値の変動は大きな影響ではないので、順位が下がったことは重要視していません。
この中で私が注目したいのは、栃木と川崎です。
もとから人気と実力を兼ね備えていた栃木が、リーグ発足後も毎年平均300人強のペースで動員を増やしています。「アリーナ満員までは動員に頭打ちはない」ことを改めて証明するデータではないでしょうか。
また、川崎はDeNA参画の効果ももちろんあるでしょうが、昨シーズンからの地元への地道なプロモーションが実を結んでいるとも思われます。もともと実力がある上で、人気チームになり得るポテンシャルをいよいよ発揮してる印象です。さらには、同じ街にJリーグチームがあろうと客層は掘り起こせると実証していることには、ビーコルにとっては大変心強いものがあります。

■平均入場者数3500人への道

「例えば、今季の日程で平均3500人になるにはどのくらいの動員が必要だったのだろうか」と各試合の期待値を考えて作ったのが下表です。
いやはや、バスケのアリーナで何百人と平均動員を上げるとは、なかなか大変なことだと感じずにいられない作業でした。

数字策定の基準はざっと次の通りです。

①国際プール開催時は水曜2500人/土曜3000人/日曜3500人を基準値とし、今季動員実績のあるカードでは上乗せする。土日開催の千葉、栃木、川崎戦は全て5000人満員御礼。
②文体は開催曜日に関わらず3000人動員する。
③平塚は土日開催で2000人平均に達したい。

正直、今季の平均値を見て「なんで増えないんだろう」などと考えましたが、それなりのハードルの高さがあります。でも、これをクリアしたい欲にも駆られます。ホント、来季はこの数字を目指して欲しいなとか勝手に思ってしまいます。

こんなコトだけ書いてクラブに「後は宜しくお願いします」も無責任なので、じゃあどうやって増やすの?について、浅知恵で恐縮ですが私見を述べさせてください。

(④につづきます)

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