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ホットでロック、クールでドライ、せめぎ合い分かち合う袂。


自己分析をして、自分をこういうタイプだとする認識。


自分がどんな人間であるかというのは実はすごく曖昧なもので、誰しもに多様性があります。仕事で見せる顔と、家族に見せる顔が同じである人というのは、なかなかに珍しく。


わたしには大きく分けて、ホットでロックなところと、クールでドライな面があり。つまりは、相反するものが共存しているという自覚があります。


行動および言動においては前者が、思考においては後者がメインを演じる。後者が前者を律し、前者が後者の意見を跳ね返そうとすることも。


無謀で無計画、無鉄砲。ロックに行こうぜ!という前者。そのベースにあるのは愛と情熱。


その逆が後者。ノリで生きようとする前者にブレーキをかけ、もっと慎重になるようにと促してくる。


旅においてのわたしは概ねHOT&ROCKモード全開になり、すべてをノリとカンで突っ走ろうとする。それで失敗したらCOOL&DRYがにょきっと登場してきて、なんとかそれを解決するように動いてくれる。


だから前者= グッドってわけじゃなくて、わたしにとってはどっちも大事な構成要素なんだな、と最近とみに思うわけで。


特に人間関係や情報を整理するときなんかは、COOL&DRYが大活躍してくれる。いらんもんは取り入れるな、どうでもいいことに時間を使うな、という姿勢でそれらを淡々と、バッサバッサと処理してくれるので、めっちゃ頼りになる。とにかくこいつは、情に左右されることがない。その上、過去を振り返らない。


HOT&ROCKは、心を置き去りにしたゆえの迷いが生じたときに、クリアーな答えを出してくれる。初めてのことに挑戦するときにも、大いなる力を発揮する。悩んでグダグダしている人に、明確なアドバイスを下すことも得意。


どちらもわたしで、わたしはそのどちらでもある。


自分の中にあるものは大まかにこの両者だけど、それ以外に小さな要素をいくつも抱えていることも、十分に承知しています。だけどわたしが胸を張って言えることは、そのすべての要素の存在を認めているということ。


冷酷で気が強いところも、強情で頑固なところも、好き嫌いがハッキリしているところも、非情に人を断つところも、コロコロと気が変わるところも、すべて。強欲、傲慢、意地悪、怠惰、身勝手、自己顕示欲。それが世間で忌み嫌われるものであろうとも、そのすべてが自分。


これについての話はさらに拡がりが見込まれるために上澄みだけを書いていますが、いま上述したことは、自分の人生を生きていく上ではとても重要なことです。


それはつまり、


自分の中に潜むどんな要素も認め、その存在を許すこと。


例えば自分の中に強い承認欲求があるとして。
世間的にはそれをアピールしたり、他人に認識されることはカッコ悪いことだと思われていますよね。


だけどそんなことは関係なく、自分にそういう欲求があるのだということを、自分は認めてあげること。


言い換えれば、そういう自分がいるのだなと、その存在に愛を与えてあげるということです。自分の中にいていいんだよ、という許可を与えることです。


それは同様に、意地汚い自分は嫌いだとか、嫉妬する自分はダメな人間だとか、自分の中にある一部分だけを抽出して、否定しないことも意味しています。


自分のすべてに許可を与える。


これは言葉で捉えると、いとも簡単そうなことに思えるでしょう。
ですが、最初は全くピンとこない話でもあります。実際に、2〜3年くらい前のわたしがそうだったので。


このnoteでは今ここで話したことのように、わたしが今の生き方・スタイルを手に入れるようになるまでどのような軌跡を辿り、どのような方法を採用してきたのかを話していきます。


わたしのことなんで気が向かないと書かないだろうし、時系列無視で、話があっちこっち飛ぶことになると思いますが、それでもと興味を持って読んでくれる方だけに届けたいと思っています。


ぶっちゃけ、本気で自分の人生に向き合う心構えがある方にだけ、読んでもらいたいと思っています。もしくは、わたしを好ましく思ってくれている方に。


さあ春の完全なる到来、みなさんの心にも、新たなる花が咲きますように。




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