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レンタルのやつ

こんにちは。
皐月です。

今サイクリングの中休みでこれを書いている。すみません、サイクリングって言いたかっただけ。

最近はいろんなところにレンタサイクルがあって、横目にずっと見ては「高校生からチャリなんか乗ってないな〜」と思うばかりだった。

でも、休みだし午前中で家事も仕事も終わって、昼ごはん汁物とおかずまで作っちゃったんだから、もうやることないね、という感じで思いつきで借りてみた。

アプリで予約、鍵はパスワードで入れる。自転車って買っても乗らなかった記憶しかないので、全部これでいいかもしれない。(そう言ってカーシェアも一回しか使ったことはないけど)

近所の行ったことのない道をゆく。
知らない街すぎる、田舎すぎる、私こんなとこ住んでたのか、と思ってたら川沿いで煙があがっていた。キャンプ場だ。今日は昨日に比べて寒いけど、おそらく昨日の気温で「いけるっしょ」となった人が、現地に来て「寒い」となっていた。
予約なしでキャンプができる。焚き火の匂いがする。公園で飲むのにハマっていた頃に買ったキャンプチェアを持って今度来ようと思う。

いつも通っているジムのところまで進む。つまり住んでいる駅より二駅先。
あの道はこんなとこに繋がっていたのか。いや、正しくは住宅街の道を進むのが楽しくて適当にきたから、2度と再現できそうにない。

かなり道路のきわきわまで洗濯物を干している家があったけど、スペースが狭いとかより人が通るとこに洗濯物干すの嫌じゃないのだろうか。
玄関開けたらすぐ道路、みたいな家も多い。昔から思ってたけど、私がここに住んだら爆速自転車に2日に一回は轢かれそうだ。法的には私の勝ちだけど、怪我の頻度的には全然マイナスな建て方。不思議。

色々見て、どこに住んでも都内はまあ同じ、と思ったところで折り返そうかと思ったら指と袖が自転車のオイルまみれでした。
私にはこういうところがある。

昨日は11月ぶりにお笑いライブを見てきた。
一番好きな下北沢で開催されている『若気の至り』というライブ。

完全にレッドブルつばささん目当てで行った一番最初のライブから、どんどんユニットメンバー全員を好きになってしまって大変だ。
Tigetも最初は「文明ぶりやがって」と思っていたのに、今や更なる利便性を求めてヤキモキしてる。基本こういうところに一貫性がない性分だ。

たどり着いてみると、いつも長蛇の列になっているのに8人くらいしかいなくて、売り切れギリギリになった私でも比較的好きな席を選べてよかった。
でもこういう時、自分の周りだけ人が座らないと「私が臭いのか」とか「デカすぎるのかな」とか不安になって集中できなくなってしまうので、やっぱり最後の方に入る方がいいかも。わからない。こついうのはいつまでもわからない。
小さな劇場であれば正直、「遠すぎっ」みたいなこともないし、前でも後ろでも楽しいもんは楽しいし、面白いもんは面白い。

今回は一番センチネルさんのネタが好きだなあと思いながら帰っていた。
アフリカあるある、微妙にわかると思ってしまうのは私の出身のせいなのかも。(エジプト生まれエジプト育ち。大陸は同じ)

11月から仕事に追われてずっとライブに行く時間が作れず、たまにサボってはYouTubeや radio talkやポコチャや配信でお笑いに触れて、すっかり禁断症状になっていた私は、目の前に芸人さんがいることに戸惑っていた。
初めてライブに行った時に似てる。大学生の時、目の前にニューヨークさんがいて「嘘だ〜、実写じゃん……」と息ができなかったのと同じ。

そこに芸人さんたちがいて、追っかけて情報を追って、生きていてくれるだけで嬉しいくらいに狂ってしまっている相手が、作ったものを見せてくれてる。
なんか怖い話だなと思った。怖くはない?でもなんか、現実感がなかった。

写真を撮っていいライブなんだけど、久々だからしっかりと目に焼き付けたくて、最初だけカメラを向けたけど途中からなんとなくやめていた。
車海老のダンスさんあたりから一枚も撮ってない。

実写で3Dで執り行われるお笑いライブは分厚かった。声がこっちに向かって届いて、変で、文庫本一冊読んだみたいな気持ちだった。
何かやりたいのに、何も思い浮かばなくて悔しくて泣きたくなるあの瞬間。

私がやってる創作の仕事は別領域なのに、ライブの帰り道はいつも悔しくて泣いている。

やっぱり写真撮ればよかったなと思いながら歩いていたら、Twitterで私宛にレッドブルつばささんの写真を送ってくれた人がいた。
あの異空間には神もいたみたいだ。

センチネルさんを朝から描きました。

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