【質問箱】お笑いファンの私が好きなネタ3選

こんにちは。皐月です。
今日は久々にお笑いライブに行ってきました。普段行っているユニットライブのメンバーも沢山出ていてニコニコしてしまった……。
お笑いライブは基本的に各組1ネタというのがセオリーですが、今日行ったライブは一組2ネタずつやってくれるのも贅沢でいい。

スタッフがたまたま友人だったの、ちょっと照れくさかったな。
たまに真後ろとかにいてヘラヘラしてしまった。

今月は自分が書いている映画のキャスト募集も始まるし、来週くらいから初めて取り組むタイプのプロジェクトのメインライターを担当するので、10月はかなり変化の月になりそうです。よーし、売れるからちょっとそこで見ててくださいね。

ということで、こちらのnoteは、質問箱にいただいたお題や質問に合わせて、脚本家の皐月彩がつらつらとおしゃべりするnoteです。
よく自分のパーソナリティが「あんまり脚本家っぽくない」とか「脚本以外に色々やりすぎている」と言われるので、別に脚本じゃない質問も大歓迎です(今まで)。

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さて、本日のお題は

「今まで見て来たお笑いのネタで、ベスト3選を選ぶとするなら、どんなネタでしょうか?」

うわ~~~むずかし~~~!!!
YOUTUBEで共有できる方がいいよなとか、あの当時好きだったけどもう一度見直したいなとか思いながらぐるぐるとこれまで観たお笑いのネタたちを振り返ってきました。

コンビ名が思い出せない時はTwitterのお笑い有識者の人の力を借りて、貴重な動画を手に入れたり……お笑いオタクだから、できればその人たちに興味を持ってほしい、あれ、もう解散してるか……などなど。一所懸命考えてみました。

ということで、サクサクご紹介していこうと思います。

一つ目は『シルバーブルーメ』さんのネタです。
ネタ名がさっそく分からなくてごめんなさい。有識者の方でご存じの方がいましたら後々教えてもらって編集しようかな。

大学お笑いやプロのお笑いを色々見てきた中で、未だに思い出しては「あれはすごかったよな……」となるネタです。

好きな芸能人の電話番号を知るために、どう動けばいいか、みたいな話。この発想、実は昔コンペに書いていた脚本と全く同じロジックだったので驚きつつも、シルバーブルーメさんの方がずっと面白くこの構成を使ってる……悔しいぜ……と当時足をじたばたさせていました。

(私が書いた脚本は、好きな女の子の電話番号を突き止めるためにひたすら色々な番号を打ちまくることで、街のヤバい奴として評判が終わっていく、みたいな話でした)

左のなかがわさんは、現在フランスピアノさんというコンビを組まれて活動されています。大学時代のサヨナラホームランさんというコンビも大好きでした。なかがわさんの言葉選びはいつも美しくて作家としても嫉妬してしまいます。
どういうものを普段見ているのか気になるな……。

二つ目は、『ダンビラムーチョ』さんの「カラオケ店員」というネタです。
ショート版のネタをツイッターで見つけたので、アップしておきます。

街場で通行人たちに絡んでくる「ヤバいおじさん」をモチーフにしたネタがダンビラムーチョさんにはいくつかあるのですが、このおじさんがただガナっているだけではなく、「ワードチョイスが抜群」なところが大好きなネタです。

「人と話すときは私のまなこを見ろ!貴様が見ているのは目だ!」「なんですかっ!」
このネタを見るとおじさんの真似をしたい欲がめちゃめちゃ出てきてしまって、当時も友人たちとしょっちゅうダンビラムーチョごっこをしていたのを思い出します。

最後は、『暇アフタヌーン』さんの「監禁」ネタです。これは未だに動きを完コピできるくらい、何回も何回も観たネタ。

今はモシモシにゃんこスターという別の組で活動している、あきちゃんとアンゴラ村長が、早稲田大学お笑い工房LUDO時代と、ワタナベエンターテインメント所属時にやっていたネタです。

「松井さんのことが好きだから○○をしたい」というフォーマットのもと、色々なパターンの漫才をやっていた暇アフタヌーンのネタの中でも、この「監禁」が一番好きです。次点で「スタバ」かな……。

今も暇アフタヌーンで検索すると、YOUTUBEでいくつかネタが観れるのでぜひご覧ください。当時、全ネタ見るぞという気持ちでせっせとライブに通っていたのを思い出しちゃうな。

アンゴラ村長の「ご飯をよそう妻、見つめる俺」というコンビでやっていた「おかず」というネタも大好きだし、あきちゃんがモシモシでやっている「疑惑」というネタも好きで迷ったのですが、2人の面白さが混ざってとんでもないことになっていた『監禁』ネタをチョイスしました。

狂気的に見えるアンゴラ村長の動きが、漫才が進むごとにあきちゃんのことも巻き込んで、2人で暇アフタヌーンの世界に観客を引き込んでしまう圧倒的なスピード感が大好きです。

いやあ、正直好きなネタがどれもこれも好きすぎて、絞るのに時間がかかってしまいました。当時観ていても好みが変わっていたりすることもあるけれど、やっぱり大学時代に観ていたネタを選んでしまうのは、「10代の時聴いてた音楽一生聴きがち」みたいなムーブと重なるのかもしれません。

大学卒業のタイミング、30になるタイミング、結婚、出産などで芸人を辞められてしまう方も数多くいらっしゃるのですが、それでも「あのネタ面白かったよな」と、いつまでも言う面倒くさいオタクでいたいな、私は。

そういう方が、たまに出会う「当時のお笑いを同じ熱量で好きだったファンの人」と話すときにかなり盛り上がれる気がします。

さあ、面倒なオタクの長々としたオタク語りでした。
一応現在も活動されている方々からチョイスいたしましたので、現在の活動も合わせて、一緒に応援していただければ嬉しいです。

では、今日はここまで。


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