見出し画像

大阪・六々々屋(ろくろくやや)さん「手打ちうどん」

 大阪市平野区にある、うどん屋さんです。「ろくろくやや」さん。店名が読めると、一生わすれないインパクト。
(1251文字)


六々々屋ろくろくややさん

 大阪市平野区の平野本通り。風情ある石畳が東西に延びる。「サンアレイ」というユニークな商店街の中にあります。

六々々屋(ろくろくやや)さん
大阪市平野区平野本町4-7-5
ランチ11:30~14:30
お持ち帰り9:30~18~30頃
不定休・ランチ(日)なし

もより駅は……
●Osaka Metro(大阪メトロ)・谷町線・平野駅ひらのえき…徒歩約10分


 六々々屋ろくろくややさん。不思議な店名です。
むかしは、横書きの文字は、右から書いて読んでましたね。

例・しばりいで=でいりばし(出入橋)


右から書いたら「々屋々六」。
左から書いたら「六々屋々」。そして左右両方からも読むそうです。
転じて「六々々屋ろくろくやや」。
ふつうに左・二文字、右から二文字で読めました。
むかしの、[高レベル・屋号読み]は、わかりません。


わたしは「六六や屋」さんで覚えています。
店内のメニューを見ると、六々々屋ろくろくややさんの六の字は「第六感」なのだとか。



サンアレイ商店街

 むかしは、ちかくに南海平野線なんかいひらのせん・平野駅があり、賑わっていたアーケード商店街・サンアレイ。
軽快な横文字の名前とはうらはらに、古風なお店がならびます。


1980年・南海平野線の廃線から時は止まったのかも。

日本茶のお店 いい香り
古民家カフェ
小林新聞舗さん

1993年から、Osaka Metro大阪メトロ・平野駅周辺は、
●歴史の町・平野「町ぐるみ博物館」としてオープンしています。


古民家うどん店

もとは呉服屋さんで、入り口は狭く、奥行きが長い古民家でした。

ランチの時間、テーブル席・座敷とも、すでに満員です。そのため、あまり撮影できませんでした。


べっこう飴のような艶と色合いの壁・調度品。照明も、ほんのりとしたあかるさです。

1000円でお釣りがきます
一枚板の座敷の机
手書きメニュー
コーヒー・ドリンクも

メニュー・価格は、季節により変更や中止がありますので、ご参考までに。


讃岐うどんの味わい

かやくご飯定食

 やわらかい。ふんわりと、食べやすい。お年寄りが多いのも、お子さま連れが多いのも納得します。


ご主人が、讃岐うどんの粉を取り寄せて、手打ち。そのせいか、すこしコシもあります。

出汁(だし)は、カツオと昆布の旨味が効いています。すこし甘味もあります。うどんと、とても合います。

おかずは奥さんとお母さんの手づくり
うどんが透ける とろけるうまさ
器も手になじむ うすく軽い
出汁をとったあとの昆布の佃煮
無駄がない
手洗いボウルも陶器
持ち帰り お弁当など

石畳の商店街を歩くだけでも、子どもにかえる気がします。


入りにくいところほど
入ったあとのうれしさよ

サンアレイを
お散歩あれ。


毎週日曜日は
「自由テーマ」の日

いつも こころに うるおいを
水分補給も わすれずに 


さいごまでお読みくださり
ありがとうございます。

この記事が参加している募集

おいしいお店

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?