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オープンファクトリーの楽しみ方。

 まだ先だしな..とおもっていたらあっという間の2か月前。いよいよ一般向けの集客を考え始めてはたと手がとまりました。そもそも「オープンファクトリー」ってみんな知らないよね。どうやって楽しめばいいか、わからなくない…?
 昨年、10年以上の歴史をもつオープンファクトリーの大先輩、福井県・鯖江市の「RENEW」、新潟県・燕三条の「工場の祭典」に参加したのですが、楽しみ方の豊富さに感動しました。一方で、初開催の地域では「で、どこにいけばいいの…?」となってしまいそう。勝手ながらオープンファクトリーの楽しみ方(のごく一部)をご紹介させてください。(by阪口せりな)

そもそもオープンファクトリーとは

「オープンファクトリー」とは、ものづくり企業が生産現場を外部に公開したり、来場者にものづくりを体験してもらう取組であり、従来から工場見学やツアーといった形態で実施されてきましたが、 近年では、ものづくりに関わる中小企業や工芸品産地など、一定の産業集積がみられる地域を中心に、企業単独ではなく、地域内の企業等が面として集まり、地域を一体的に見せていく「地域一体型オープンファクトリー」という取組へと進展をみせています。

経済産業省 近畿経済産業局

 ファクハクは、この「地域一体型オープンファクトリー」にあたります。開催期間の11月17日(金)~19日(日)、のべ20社以上の工場・工房が一般開放されます!各社を訪れると、社員さんが工場を案内してくれます。
 なお、ファクハクに限らずよその地域も同様なのですが、工場によって開放するスケジュールが異なるので、何曜日にどこにいくか、事前のシミュレーションが大事になります。ここがちょっとハードル!

インカムを付けてツアーのように案内してくれる会社もあります。まるでアミューズメントパークのような体験で、ワクワクすること間違いなし!
(site: 山崎製作所)

楽しみ方は大きく3つ

①事前に計画を立て、自分達で好きに周る

 開催が近づくと、参加工場の情報が解禁になります。会社によっては事前予約が必須の場合もあるので、絶対に行きたい工場については早めの予約が必要です。工場によっては当日飛び込み可、のところもあるかも。
 工場は公共の交通機関では行きづらい場所も多いので、車で周るほうが移動は楽です。でも運転できない・・という方もいますよね。駅近くや便利そうなエリアの工場を先にチェックして、移動距離をできるだけ減らして、シェアサイクルや徒歩、たまにタクシーを使うことで周り切ってしまうことも可能です(私は運転免許をもってないので、このパターン)。
 ファクハク参加企業のマップ(パンフレット)は、開催期間中、キーステーションや参加工場で配布予定です。事前に配布できる場合は、SNSやWEBサイトでお知らせします!

★こんな人に特におススメ
・計画をたてるところから楽しみたい人!
・絶対に行きたい場所が決まっている人!
・車を運転できる人!
・他の地域でオープンファクトリーに参加したことがある人!
… 等


②ツアー(有料)に参加する

去年、阪口が「工場の祭典」のバスツアーに参加したときの写真

 オープンファクトリーあるあるなんですが、さてどこの会社に行こうかとWEBサイトを見始めると魅力的なコンテンツが多すぎて「どれにいったらいいかわかんない!!」となる瞬間が訪れます。土地勘のない地域だとさらに面倒に。そんなときには思い切ってバスツアーに参加してしまうのもおススメです。燕三条の工場の祭典でツアーに参加したのですが、一生忘れられない思い出になりました。
 ファクハクでも、複数のツアーを企画中。10月頃に情報解禁になるので、お楽しみに!

★こんな人に特におススメ
・車を運転したくない/できない人!
・オープンファクトリー初心者の人!
・ゆとりある旅行が好きな人!
… 等


③当日キーステーションに飛び込み

去年、阪口がRENEWに参加したときの写真。
「総合受付」が漆の里会館という場所に設置されていました。

 事前に計画をたてる余裕もなかった!ツアーの申し込みも終わってた!!という場合も、きっと大丈夫です。当日参加可能な工場もあるので、ひとまずキーステーションに駆け込んでください。キーステーションはだいたい駅の近くや産業会館などに設置されています。
 ファクハクの場合は、静岡駅と清水駅の近くにキーステーションを設置予定!ファクハク参加企業さんの情報をしる案内人がいるので、「ファクハクマップ」を受け取るときに、どこなら今から楽しめるか相談してみてください!(本当にどうしても今から入れる工場がない!という可能性もあるので、なるべく早くに来てくださいね・・!)

★こんな人に特におススメ
・忙しくて事前に準備する時間がない人!
・行き当たりばったりの巡りあわせを楽しむ人!
・当日になって奇跡的にお休み取れた!という人
… 等


オープンファクトリーのポイント

鍛造体験について説明中の東名鍛工・宮嶋社長

 工場が3度の飯よりもすき!というあなたにおススメは、平日の参加!平日は工場が稼働しています。火花が飛び散ったり、加工屑の臭いただよう”リアルな現場”を体験可能。参加する側も仕事があるのでなかなか難しいとは思うのですが、もしもお休みをとれたら、一人でもいいんです、工場に行ってみてください。かっこいいぞ・・!
 もちろん「じゃぁ土日はハズレなの?」なんてことはなくて、稼働していないからこそ見れる場所・近寄れる場所や、ワークショップ体験など土日ならではの楽しみ方はたくさんあります。あと、休日のほうが社長さんも社員さんも全力で楽しんでいて、饒舌な気がします!

今後の情報解禁を乞うご期待

 ファクハクでは、工場見学だけでなく、ものづくり体験ができるワークショップや、まちなかでファクハクグッズや参加企業が腕によりをかけて制作した商品の販売なども計画しています。そして、スタンプラリーも開催するとかしないとか・・・まだまだ決まっていないことが多いのですが、徐々に準備が整ったものから情報解禁していくので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!! (担当:阪口)

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