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新東三国小学校5年生社会科学習発表「防災について考えたこと」

新東三国小学校5年生社会科特別授業「災害を防ぐ」
日時:12月21日(月)6限
場所:新東三国小学校多目的室

    12月7日(月)から2週間かけ、自助について、共助について、公助についてを6チームに分かれて学習してきたことの発表がありました。

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《自助の家庭内の家具・備蓄について》ー自助(自分)ー
 このチームの内容は、主に自助についてで、大阪市立大学生活科学研究科の大学院生の宮﨑さんに教えていただいた「地域で想定される自然災害とリスク」に対して、室内の安全や、備蓄について、自分はどう備えるのか、家族でどうするのかを話し合ったことを発表しました。

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《緊急時避難場所・緊急時連絡先などの家族会議》ー自助(家族)ー
 このチームの内容は主に自助と共助の間である家族での協力についてで、自然災害から身を守るため、災害時の家族の役場分担を決めたり、避難グッズの確認をしたり、平時に家族で相談することの大切さを知り、家族会議の重要性を学び、実行したことを発表しました。

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《校内の危険箇所》ー共助(避難所)ー
 このチームはの内容は主に共助の避難所開設運営についてで、今回の学習で小学校が避難所になることを知り、校内のことなら一番自分たちが知っているから、できることがたくさんあると考え、自分たちがすぐ実行できる校内の危険箇所のチェックと、対策の様子を確認して危険箇所マップを作成し、発表しました。

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《近隣住民の助け合いで学んだこと》ー共助(防災訓練)ー
 このチームの内容は主に共助についてで、今までの災害において助かった人のほとんどは自分、家族、近所の力であった事を学んだことから、平時に行っている訓練について考えました。
 訓練の重要性を認識する反面、訓練に参加する人が少ない課題をあげ、実際に作ったポスターを作成して、魅力的な広報や、通行人も参加できるような開かれた訓練の提案を発表しました。

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《共助について》ー共助(信頼の大切さ)ー
 このチームの内容は主に共助についてで、災害後の避難所生活の際に知らない人同士の生活はとても不安であることを想像し、それなら平時に仲良くなっておこうと考え、今行っている『あいさつ週間』を広げていき、知りあう機会をたくさん持っていきたいとの提案をしてくれました。
 また、将来中学生になったらJr.リーダーとして地域を引っ張っていくという力強い表明もしてくれました。

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《公助について》ー公助(行政の役割と自分たちにできること)ー
 このチームの内容は主に公助で、大阪市立大学生活科学研究科の生田先生から教えていただいた公助についての授業の後、行政ってなんだろう?という疑問から、たくさん調べたり、考えたりしました。
 大阪市には「防災・減災条例があること、その中に行政の役割、市民の役割があることが書かれていることを学んだ後、行政の取組みを「自分のできること」につなげるために、校外学習として、淀川消防署宮本司令より、東三国東公園にある消防ポンプ収納庫の役割や防火貯水槽などの備えについて教わったり、小学校の備蓄倉庫の中を確認したことを発表してくれました。

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《未来に向けてがんばります》ー小学生地区防災計画ー
 発表のまとめとして、地域の災害リスクを知り、地域や学校の災害に対する備えを学んだことで自分たちは災害に対してどのような取組みができるのか、新東三国の地域の一員としてどんなことができるのかなどを調べたり考えたりしたことを小学生として地区防災計画を立てていきたいという意思表明をしてくれました。

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 当日は山本淀川区長はじめ、淀川区役所防災担当の職員さん、淀川消防署の宮本司令、大阪市立大学生活科学研究科の生田先生と宮﨑さんも発表を聴きに来てくださいました。ありがとうございました。
 また、地域からは地域活動協議会より仲川会長、地域防災リーダー隊長の増田が発表を聴かせていただきました。

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 時間が足りなくて、講評は後日してくださることになっています。
 どんな講評が聴けるのか、ドキドキしながらみんな待っていると思います。

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