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Huji Camというアプリに関する所感


なんかちょっともやっとしたというかうまく言語化できなかったのでメモ。

最近Huji Camというフィルムカメラ風、もっと言えばフジフィルムの写ルンですやフィルムコンデジで撮った写真みたいに写すことのできるアプリで撮った写真がインスタのタイムラインに多くなって来て、さすがに飽きたのが冒頭のツイート。


雰囲気のある写真、というのはなんとなくわかる。手軽だし、めちゃくちゃいい景色とかフォトジェニックな絵面じゃなくても少しいい感じに撮れるし、何よりフィルム風っていうレトロ感が醸し出す"おしゃれ"みたいな雰囲気をそのまま画像にしてしまう、下手にコンデジで撮った少し画質のいい写真よりもいいねが稼げそうな写真。


フィルムっぽいみたいなのには粒子感とか白飛びとかホワイトバランスがとか少し明瞭感がないとかまあ色々要素はあって、Lightroomで現像するにもVSCOのプリセットを導入するのがいいデスみたいなことを書いている東京カメラ部の人もいるし、色々考えられているんだけど、アナログをデジタルで無理やり再現するのに労力をかけるってすごく個人的にはしっくりこなくて。

件のアプリに関してはライトリーク日付機能まで搭載しているという至れり尽くせりっぷり。
ライトリークなんて昔は失敗でしかなかったのに、おいおい98年の日付を入れて写真を撮るんじゃねえよとツッコミどころは多々あるがそれも味なんだろう。


自分はどちらかというと凝り性でめんどくさい部類の人間なので、そんなにフィルムがよければフィルム買えばいいじゃんと思ってしまう。でもそれを簡単にデジタルアプリで再現できるのがこのアプリのいいところなわけで、つまりこの文章は、デジタルでわざわざアナログを再現できるようになったことはすごいけどアナログが好きならわざわざデジタルである必要はないとか、支離滅裂なことを言っていることになる。

陳腐化という言い方は良くなかったかもしれないけれど、頻繁にTL上にHuji Camで撮った写真が出てくるとちょっと食傷。なんだか世の中のカメラ作ってる人たちの努力とかスマートフォンに高画質なカメラがついている意味とかないんじゃねーのって思っちゃうよね。

せっかく興味あるなら少し写真の編集を自分でやってみるといいのにな、という雑感。
以下は大したこと書いてないです。
投げ銭的に100円いただけると冒頭の写真を少しフィルムチックに現像したのが見れたりします。

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