種まきを小ロット化する

【前置き】

この記事(マガジン)は、たけもと農場の小さなカイゼンを記録したものです。
◯社内向けにカイゼンのプロセスを保存しておくと良いなーと思っていた
◯読んでもらって参考にしてもらえる分はどうぞどうぞ、という感覚
◯1から順を追ってカイゼンのやり方をレクチャーってのはボクの領域じゃないと思うので、レクチャーをどこぞで受けた、実例もうちょい知りたい、良い点だけじゃなく失敗のプロセスも含めた「生」を摂取したい
という方向けの記事です。

「それだけの価値がある」という前提の値段設定ではないです。
人によっては、「おま、これ全部見せるの?」という内容かもだし、
人によっては、「この程度か、フッ」という内容かもしれない。
視察や講演で話すと結構な報酬を受け取る身分なので、それと比較すると、高くない値段設定なのですが、高いか安いかは読み手の方次第。ご期待に添えなかった時はごめんなさい。

【今回のお題】

種まきの総数は変えないまま、
まく回数を小分けする、小ロット化という考え方が
とても良かったのでシェアします。

当初、たけもと農場では
1200枚×4回=4800枚
一度に1200枚まく、それを4回やるスタイルでした。

1200枚は、種まき後に入れる育苗器のキャパシティ。
当時は小ロット化なんて検討すらしてなかった!なので、当初は「そろそろ育苗器をおっきいのにしないとな」くらいの心持ちでしたね。

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