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女性のセルフケアABC〜誰も知らない! 怖すぎるセックスレスのこと〜<イベントレポ>

2020年7月28日19時~20時半、植物療法士の森田敦子さんによる講座「女性のセルフケアABC〜誰も知らない! 怖すぎるセックスレスのこと〜」が開催されました。

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「植物療法と性の問題って関係あるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、植物療法の効果を最大限に発揮するためには、食欲・睡眠欲・性欲という三大欲求を満たしてあげることが大切なのだそう。

今回はそのなかでも性の部分に的を絞り、女性ホルモンの役割や女性が幸福感を得る方法、現代のカップルたちが抱えるセックスレスの問題の解決方法についてお話してくれました。

アーカイブ動画の視聴方法

私は今回、当日の参加が難しかったため、アーカイブ動画で受講をしたのですが、当日にライブ参加する場合と同様に簡単に視聴できました! 試聴方法は以下のとおり。

1. 受講申し込み後に送られてくる受講案内メールに記載のURLにアクセス

メール画面_リサイズ

2. 「パスワードを入力」と表示されている枠内に、同メールに記載のパスワードを入力し、「送信」ボタンをクリック

Vimeo_パスワード入力前

3. 講義動画が再生されます!

Vimeo_動画再生画面

講義後1週間は同様の手順で何度でも動画を視聴できます。
当日予定があわなくても、期間中であれば自分の好きなタイミングで何度でも見返すことができる、というのはオンラインならではだなと感じました。

女性の性について知ろう

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講義最初の話題は、女性ホルモンの作用と役割。
「エストロゲン」や「プロゲステロン」といった、聞いたことはあってもなかなかきちんと知る機会のない女性ホルモンの作用やライフサイクルについて、グラフや図を用いながらわかりやすく説明してくださいました。

なかでもライフサイクルについての説明では、女性器を触り始めた子供への接し方や女性ホルモンが減少していく更年期・老年期により若々しくいるための注意点など、知りたいけれど、どこで調べたら良いのかわからないような内容のお話も。

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「3~4歳の子が膣まわりを触り始めたら、それは『女の子の目覚め』。禁止するのではなく、立派な女性に近づいていること、触れるとどうして気持ちいいのかを教えてあげましょう。」

「更年期を過ぎて女性ホルモンが減少していくと、美しさが失われていく一方なのではないかと不安ですよね。でも、安心してくださいね。食事に気を付けたり適度に運動したりして、骨や筋肉から分泌される若返り成分の力をかりることで、老化を防ぐことができるんです。」

と、受講生の不安に寄り添いながら優しくアドバイスをくださいました。

続いて女性の幸福感とセクソロジーについて。
「恥ずかしい」「はしたない」などというイメージが強く、普段なかなか話す機会のない女性の性欲の話ですが、「三大欲求の1つでもある性欲は、女性にもあって当然のもの」と森田先生。

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女性にはクリトリスという快感を得るためだけの器官もあり、こうした器官を刺激することで得られる快感は、幸福感や外見の美にもつながるのだそうです。

また、抱きしめられたりセックスをしたりして得られる快感細胞のなかには、幸福感をもたらすだけではなく、記憶力をアップさせるものもあるのだそう。快感を得ることで、老後の認知力の向上にもつながるというのは意外でした。

「女性の性欲は決していやらしいものではない」という森田先生の言葉を聞き、隠すのではなく、正しく知って向き合うことが大事なのだと思うことができました。

セックスレスを解消するには

そして話題はセックスレスの問題へ。
「講義の副題に『怖すぎるセックスレスのこと』とありますが、怖い話は一切しません」という優しい言葉とともに、現代カップルの多くが抱えるセックスレスの原因とその解消方法を具体的に説明してくださいました。

「拒否されるのが怖い」、「EDを知られたくない」、「裸を見られるのがイヤ」など、セックスレスの原因は様々。しかし、どういった理由でも、まずは自分が心地よくなる方法を探してみることが大事なのだそう。
イベントでは、心地よくなる方法を見つけるための3つのポイントも教えてくださいました。

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① 性欲を見直す
まずは自分の性欲を見直すことから。好きな人にふれたい、セックスをしたいという性欲がわくか観察してみましょう。もしわいていないと分かった時は、ニンニクやマカなど精力のつくものを食べたりしっかりと睡眠をとって疲れをとったりするとよいそうです。

② 快感力を磨く
心地よくなるための「快感力」を磨くことも重要です。自分で膣まわりを見て、触って、どうすると心地よいのかを知りましょう。こうして自分が快感を得られる方法を知っておくと、パートナーにどうしてほしいのか伝えやすくなります。

③ 触れ合いを大切に
ハグやスキンシップなど、パートナーとのちょっとした触れ合いも大切です。優しく愛撫しあったり、肌を合わせたりして心地よさを感じると、自然と性欲がわくようになっていくのだそう。触れ合いによって分泌される幸福物質は、アンチエイジングや老後の認知力アップにもつながるというから侮れません。

セックスレスのパートナーがいる人だけではなく、パートナーがいない人の立場にも寄り添いながら、パートナーとのスキンシップのとり方や自分で膣まわりを触る時の方法や注意点について丁寧に解説をしてくださいました。

「つらいトラウマがある人もいると思います。でも、そういう悲しい理由を一旦横において、まずは心地よくなる方法を探してみませんか?」、という温かく力強い森田先生の言葉を聞き、「まずは自分を知ってみよう」という前向きな気持ちになることができました。
改めて学ぶ機会がなかなかない、女性の性の話とセックスレスの話について、様々な立場に寄り添いながら優しく解説してくれた森田先生。

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講義後の質問タイムでも、子どもの性教育からパートナーとのセックスレスの悩みまで、丁寧にアドバイスをしてくれました。


「女性の性について、もっと詳しく正しい知識を身に着けたい」、「パートナーとの関係で悩んでいるけれど、誰に聞いたらよいのかわからない」という方は、ぜひ森田先生の講義に足を運んでみてください。

カルチャーライブ!今後のお知らせ

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<35歳からの夜のお作法>
●日時:2021年1月20日(水)19:00~20:30
●受講料:3000円+税
●詳細・お申し込みはこちら
次回は、今回の講座「女性のセルフケアABC〜誰も知らない! 怖すぎるセックスレスのこと〜」よりも具体的なHOW TO SEXについて切り込んでいきます。
もちろん初めてご受講される方でも大丈夫。
35歳からのセックスは、生殖活動のためではなく、愛を育むためのものだと言われています。ぜひこの機会に本質的にパートナーと長く愛し愛されるための方法を身につけましょう。

みなさまのご受講をお待ちしております。

撮影・編集/小川利奈子 文/三橋七緒
2020.12.28 作成

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