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【アメリカ大陸縦断記Day67🇨🇴】ボルケーノで泥まみれ

10月1日からアメリカ大陸を一人旅しています。

刺激的な日々の中で感じたこと・考えたことを一言一句逃すまいと毎日日記を書いています。

12/6(火)

朝起きて洗面所で隣になった女の子と「ハイ」と挨拶すると、その流れで会話が続いて一緒に朝ごはんを食べた。彼女はスイス人のナタリーで、顔がめちゃくちゃ整っていて綺麗というのが第一印象だった。自分と同い年の学生で、7週間の休暇でコスタリカ、パナマ、コロンビアを旅していると言った。彼女の英語はめちゃくちゃ綺麗なアメリカンアクセントで、聞くと4歳までアブダビに住んでいたと言っていたが、そこからここまでキープできるのすごいなと感心した。今日はケイティと行動する予定なので、連絡先を交換した後「午前中はカフェにいるからもしよかったら来て」と彼女は言って別れた。

今日は朝からケイティと一緒にボルケーノという泥の温泉に行く予定だったが、2日酔いの彼女は全然起きず午後に行くことになった。11時ごろホステルを出ると、日差しがとても強くすぐに汗が吹き出した。エンパナーダを食べてから街を少し歩いたが、カラフルな建物と狭い路地の風景はどこを切り取っても写真映えする。少し歩くと暑さで疲れたので、ジェラードを食べてからホステルに戻り少し休憩した。

フォトジェニックな街並み

シャトルバスに乗ってボルケーノに着いたのは16時すぎ。泥に入るときはビビっていたが、いざ入ると体を包むような感覚で肌がすべすべになった。

池で泥を落としてシャワーを浴びてから帰路につくが、シャトルバスから見える夕焼けはとても美しかった。お腹が空いていたので屋台でチチャロンという豚の脂身のフライを食べてホステルに戻った。

Chicharrón

ケイティは体調が悪く部屋で休むと言うので、ナタリーと同じくスイス人のフランシスコと近くのメキシカンレストランへ行った。ジェンダー、スイスの言語状況、「空気を読む」という概念についてなどお互いの文化や価値観に関して深い議論を交わして面白かった。メデジンで会ったサイモンとデイビットもそうだったように、真面目でやや保守的なスイス人の国民性は日本人とよく似ていて会話の温度感が同じくらいなのでお互い話していてとても楽しい。

ナタリーは明日の朝にメデジンに行くと言っていたので今夜どうにしかして仕掛けたいと思っていたが、会話の中でレズビアンであることをさらっと告白してなんとも言えない気持ちになった。ホステルに戻ってからも引き続き話していて、若い女性が一人旅をしていると道でめちゃくちゃ声をかけられて大変だということや、「コロンビアに1人で行く」と言った時の家族や友達の反応について話していた。「パーティーで思い切りはしゃぎたい気分」「誰かと一緒にいたいがパーティーではなくしっぽり語りたい気分」「とにかく一人でいたい気分」と日ごとに気分が変わることだったり、とにかくバイブスがめちゃくちゃ合うなと感じてもっと一緒にいたいなと思った。メデジンの次はカリに行くと言っていたので、もともとは予定になかったがカリに行くのを検討しよう。23時ごろにおやすみと言って部屋に戻った。

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