SHO+XENONです。

　今日はちょっと筆休め的な感じで、このクリスマスイブに見た夢の話でもしようかと思いまして。

　アメリカについての話は、いくつかネタを仕込んではいるんですが、ちょっと今日はそれをまとめ上げる気力がないので、とりあえずこのまま行きます。

私はバッツ（FINAL FANTASY 5の主人公）

　なんだかよくわからないのですが、夢の中で私は、FF5のキャラクターになりきって活動するユニットの一人でした。

　私はバッツという、主人公の20歳の男性の役で、他にレナ、ガラフ、ファリスという3人の仲間がいました。

　何故そんな活動をしていたのかは分かりません。ただ、FF5は大好きなゲームでだいぶやり込んでいましたし、バッツのキャラクターは割とわかるので、それなりに上手くやれていたようです。

　バッツは20歳の割には落ち着きのない、考えるより先に行動に出てしまうような、私とはまるでタイプ的に合わないキャラなのですが、そんな彼が結構好きなんです。そんなバッツ役をやるのは、私が誰かしらをやらなくてはならないならですが、まあ適役だったのかも知れません。

　ただ、その辺の背景は全くなく、とにかく私はバッツをやっていました。

レナとガラフとファリス

　私とパーティを組む3人も、それぞれレナ、ガラフ、ファリスの役を演じていました。

　可愛らしいレナ、渋くもちょっと抜けているガラフ、そしてクールで中性的なお姉さんのファリスと、個性的なメンバーが揃い、またこれが上手く噛み合っていて、全員が楽しんで活動をしていたようでした。

　この4人はお互いがお互いを信頼していましたし、それぞれの息もぴったり合っていましたが、バッツを演じる私が一番「噛み合っている」「相性が良い」と感じるのはファリスでした。

会ったことがない4人

　この活動の変わっているところは、この4人はそれぞれ声を聞いたことはあるし、アニメーション的にキャラクターが動いているのを見てはいるのですが、いわゆる「中の人」としては誰も顔を合わせたことがなかったことです。

　ですが、まるで毎日顔を合わせて一緒に冒険をしているように、お互いの呼吸がしっかり合っていて、本当に理想的な4人が揃っているという実感がありました。

節目に行われたオフ会

　さて、そんな活動も節目に差し掛かったこともあり、この4名が初めて顔を合わせることになりました。ずいぶん長いこと声しか知らなかったお互いの初顔合わせ、どんな人なのか楽しみである反面結構緊張しました。

　合流場所は（多分）池袋駅の改札。駅に着き、待ち合わせ場所に行ってみるとまだ誰もいません。しばし待つことにしました。

　最初に現れたのはガラフ。ちょっとダンディで年齢を感じさせる声だったのですが、なんと、私より年下の好青年！ 背が高く、「この人があのじいさん役！？」と驚きました。先方も私を見るなり「思ったより真面目そうな人で意外」と言っていました。

　続いて現れたのはレナ。レナはややおしとやかな女性で、その正確によく似合う可愛らしいながら芯の通った声の持ち主だったのですが、現れた中の人は女性にしては背の高い、気の強そうな女性でした。ジーパンを穿いた、バイクでも乗りそうな「カッコイイ」、またとても綺麗な女性でした。

　最後に現れたのがファリス。凛としたクールな声の持ち主は、背が低く可愛らしい、目がぱっちりとした、お嬢様といった風情の女性でした。役に徹していない時の喋り方はとてもおしとやかそうで、いったい何処からあの声が出ているんだと、他の3人全員が驚いていました。

　そこそこ美男美女揃い（私が平均レベルを下げている……）の面子が揃ってしまったのですが、しかしファリスの中の人は凄まじく可愛らしい人でした。

オフでも会話が盛り上がった

　4人揃ったのでファミレスに行って話をしたのですが、オンラインの時と変わらず、会話が実に盛り上がります。キャラクターとして演じていない素の部分を曝け出しても、4人の関係性はあまり変わりませんでした。

　さて、さっきちらっと触れましたが、私が一番相性が良いと感じられる相手はファリスでした。目の前にいるファリスの中の人は、演じているキャラクターとはまるで違うタイプの人でしたが、やっぱり会話がすんなり噛み合いました。実に心地良い時間でした。

　そして何より、このファリスの中の人が可愛いこと可愛いこと。レナの中の人も美人さんですし、あまり外見のことをあれこれ評するのも違う気はするのですが、とにかくそういう印象を持ちました。

　そんなとても素敵な時間を過ごすことができ、さあ次のお店にでも行こうか、まだまだこの楽しい時間を続けようか、そういう気持ちでいた時、

　目が醒めてしまいました。

　こんなに楽しい夢を見たのは何ヶ月ぶり、あるいは何年ぶりでしょうか。こんなに目が醒めてしまったことを残念に思う朝は、果たして何年ぶりだったでしょうか。

ところで、あの人達は誰？

　さて、夢とは記憶の整理なのだそうです。しかし、そうだとすると、私はとても不思議に思うのです。

　あの3人は、いったい誰だったんでしょうか。

　少なくとも会ったことがある人ではありません。芸能人を投影して勝手に身近な人にしているのかとも思いましたが、どうしても思い当たるフシがありません。

　でも、もし彼らと会ったことがあるのなら、あるいはこの先会うことがあるのなら、私はぜひ彼らともう一度会いたいです。あの仲間たちとまた楽しいことをしたいです。何より、「続き」を早くやりたいです。

　珍しくかなって欲しい夢ができたSHO+XENONでした。