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どうせ僕らは少数派。〜"やりたい"にあと1歩ふみ出せない君へ〜




〇〇で生きていきたい。

 

この文章を読んでいる君は、
そんな思いを持ち、
まさに今、人生の分岐点に立ちつくしている。

 
しかし、まだ君は踏み出すことができていない。

やりたいことがあるのに、なぜ君は一歩踏み出せないのか。



それは君がやりたいことが

『カンボジアに学校を建てる』とか、
『名刺のデザインをする』とかいう、

"わかりやすく"誰かや社会に価値を提供するものではなく、



突き詰めると
『ただ自分がそれをやりたい。』
だけだったりして、

「社会に価値を提供できるかわからない」


からではないだろうか?
 

君の周りにいる"常識人"たちは

「社会に貢献しろ。」

とか

「それは誰かに価値を与えられているのか?
与えられてないなら、そんな意味のないことはやめておきな。」
 
などと言うだろう。
 

 
でも、僕はこう思う。

自分のやりたいことって本当に

"誰か"や"社会"にとって意味のあることでなければいけないのだろうか?


"ただ自分がやりたい" だけで生きてもいいんじゃない?

 

 



 

 

★実際、僕はたいして意味のないことをして日々を生きている。

(僕の生き方を知っている人は、この章を飛ばしてください。)


 
僕が普段いかに意味のないことをして生きているかについてかんたんに説明する。

 

僕は、
助手席に座っていっしょにドライブする
"助手席盛り上げ屋"や 

ディズニーランドに行って隠れミッキーの場所を教える 
"隠れミッキー見つけ屋"

など、あまり意味のなさそうな
"ホームレスサービス"
(現在49個のサービスがある)

をしながら、

"どうやったら僕が楽しく生きていけるか"
ということを実験し、

実験の結果や、自分の感じた考えを
ブログやYouTube、絵本などを使って発信しながら生きている。

しかし、ブログやYouTubeは全く収益にはなっていないので、
 

実際は"ホームレスサービス"を行った際に
報酬としてご飯を食べさせてもらうか、

僕に興味を持ってくれる人と話すときにご飯を食べさせてもらうか、

ブログなどを読んで、僕の考え方などに賛同してくれる人から食べ物をもらって生きている。


かんたんプロフィール↓
https://note.mu/shochan1994/n/nfa6e42bc6c80 )


 
ホームレスサービスだけ唯一まともに聞こえるかもしれないが
サービスとは名ばかりで、

"誰かのために"という思いではなく

あくまでも"僕がやりたいこと"


をサービスと言い張っているだけ。

やりたくないことは断っている。


(ホームレスサービス一覧はこちら↓
 https://note.mu/shochan1994/n/nc26fb29fdb07 )
 

なので、
社会的に言うと、ヒモ のような生活を送っています。

 

 

 


★そんな僕も昔は、 "誰かに価値を与えなければ" と思っていた。

 


 
 
 
この考えは、僕がホームレスとして生きはじめる前の学生時代から強く思っていた。

僕は、学生の間に地獄の病院実習時代を経験し、

社会にはまってサラリーマンとして生きるのはとても辛いと感じていた。


でも、まわりの起業しているひとたちみたいに、
僕が誰かに価値を与えられる"何か"は持っていなかった。

そんな状況で自分と向き合い、
**"やりたいこと" "やりたくないこと" **
をすべて書き出していった。

そうしてみると、
うすうすわかっていたが、やっぱり

"僕のやりたいこと"には
"社会が求めているような価値"

はほとんどなく、


僕のやりたいことは社会にとって、たいして意味のないことばかりだと気づいた。

 

 
そうして、僕はホームレス(やりたいこと)を一度は諦めかけた。





しかし、どうしても諦めきれなかった。

だって、やりたいことを諦めるということは、

同時にこれから一生、ずっと苦痛を感じながらそれを押し殺して生きることを受け入れるということも意味するからだ。

 

 
やりたくないことをいくら続けても
それがやりたいになることはない。

 

 

やりたいことを諦めきれない僕は、次のような仮設を立てて

"社会的に価値がない"やりたいことをやることにした。


 

★どうせ僕らは少数派。

 


"社会的に価値がない"
ことがやりたい
"ヘン"な僕たちは、どうせ少数派だ。

だってそうだろう?

よーくまわりを見回してごらん。

君は、そんなヘンな人を何人知っている?

少し待つから、冷静に数えてみるといい。












・ 








数えられた? ちゃんと数えてね。






ほとんどいなくない?




いたとしても、"普通の人"と比べたら圧倒的に少ないでしょ?

 
ヘンなことをやりたいと口先で言う人ですら少数派なのだから、

リスクをとって実際にやるところまで行っている人は絶滅危惧種並の人数しかいない。
 


 
そう。どうせ僕たちは少数派なんだ。

 
 


 
 


別の証明をしてみよう。


 


 
 
君の"やりたい"を人に話したときの反応はどうだろう?
肯定と否定。 どっちが多いかな?

これもちゃんと数えてみてね。















否定が多くない?


君が"やりたい"ということに対して
否定的な意見の方が多いはずだ。


 

もし、君の"やりたい"に対して

『いいね!』

と肯定する人がまわりに多ければ
君はもう、"やる"ところまで踏み切れているはずだ。

もし肯定のほうが多いのに
やれていないのであれば、
君の"やりたい" は本当に君のやりたいことではない。 
可能性が高い。
君がもしそうであれば、今すぐこのブログを読んでほしい。↓
https://note.mu/shochan1994/n/nd9db72c11e46


 

話を戻すと、
君の周りには、
"やりたい"に対して肯定する人よりも、

圧倒的に多くの 『よくない!』 『やめたほうがいい!』と否定する人

が多いはずだ。


 
 
つまり、

君が"やりたい"
と思っていることは、
世の中の多くの人は考えないし、やらない。



そう。どうせ僕らは少数派なんだ。
 
 







 

★"社会"なんて多数派にまわしてもらえばいい。

 

多数決でだいたいのことが決まるこの世界。

少数であること。

それは、デメリットであるととらえられがちだ。
 


しかし、少数派であることのメリットもある。




少数派であることの最大のメリット。
それは、

 

"何をしても、全体にはたいして影響しない"

ということだ。

社会は、
君とは違う感覚で生きている多くの
"普通の人"

がまわしている。

君が価値を与えなかったくらいでは

"社会"にとってはなんの影響もない。



実際、生活保護を受けている人や、
障害を持ち、社会にメリットを提供できていない人はこの世の中にたくさんいる。

ニートだってたくさんいるだろう?

 
べつに、生活保護がいいとかニートはすばらしいとか言っているわけじゃないよ。

 

それでも実際、社会はまわっている。
ということ。

病気で、学校や会社を休んだことがある人
はわかるだろうけど、
君が休んだところでなんの問題もない。

誰か他の"普通の人"がかわりに君がやってたことをやるだけだ。

学校も、会社も君がいないところで勝手に回る。
 



 

"普通の人"である限り、君の代わりはいくらでもいる。


だって、
"普通の人"のほうが圧倒的に多いわけでしょ?

つまり、そこらへんにたくさん
君の代わりたちが歩いてる。

 

 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 

 

どうせ彼らは多数派。 

"社会"のことは彼らがやってくれる。

 

どうせ僕らは少数派。

だから、好き勝手やっていいんだよ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 


僕は自分の体で、この仮説を実験した。

そして感じた。
仮説は正しかった。

僕は実際に、絶対にやりたくなかった時間労働を全くせずに1年以上 生きることができた。



だけど、感謝だけは忘れずに。
"普通の人"のおかげで僕らは好きなことができる。

ありがとう、"普通の人"たち。
みんなのおかげて僕は生きていけてます。
本当にありがとう。

 





p.s

 
"普通の人"がこう言うかもしれない。
 
「今は君たちみたいなのが少数派だから、社会はまわっていってる。
でも、君たちみたいなのが増えてしまったら社会はまわらない。
社会が崩壊してしまう。」
 
と。
 
でも僕はこう思う。

社会のシステムって完全に壊れることはなくて、少しずつ変化していくもの。
そうして今日まで変化してきたはず。
だから、大丈夫。
それでも社会は少しカタチを変えてまわっていく。

そして、こうも思う。
 
もし、万が一だけど
 
僕たち"ヘンな人"が多数派になったら
その時は

"ヘンな人"であった僕たちに合わせて
それでも回っていくように"社会"が変わる。

僕たちの心地よいようにルールを変えられる。
そうしたら、僕らはより生きやすくなるだけ。

 
そう、彼らは"社会"を口実に使っているだけで、実際のところ

 

彼らは自分が少数派になることに恐怖を感じているだけなのだ。

今まで思考せずに、踏み出さずに流されてきた。
自分たちは多数派である。 という安心感だけを心のよりどころにして。

だから、自分が少数派になることに対して異常なまでに恐怖を感じる。

だから、『やめなさい』と君の足を引っ張ってくる。


自分が思考しなかったせいで、今が幸せじゃないのに、
その現実を受け入れられないのだ。 
そして、幸せになりそうな人を潰すのだ。

そんなひとのために、君の人生をムダにする必要はない。

君が思考してたどり着いた自分の幸せを
実験する権利がある。


本当に君のためを思う人のアドバイスをする人だったら、

君がやりたい! というなら、
思う存分やってみろ! と言うだろう。
 
 
そう言ってくれる人を大切にするといい。
その人だけが、本当に君のことを応援してくれている人だから。

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