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『海の京都』丹後で贅沢カニフルコース日帰りの旅

今回は、私が旅行会社で働いていた時に、添乗員として同行した旅行のコースを記事にしたいと思います。
 
営業として社員旅行を中心にさまざまな団体を担当し、企画~手配~添乗まで一貫して携わっていました。
国内旅行が中心で、飛行機や新幹線を利用した遠方への旅行もありましたが、大阪からバスを貸し切り、日帰り旅行や1泊2日で温泉に宿泊という旅行のほうが多かったです。
 
出発地発の貸切バスのメリットは、「飛行機や列車の乗換のタイムロスが無い」、「荷物やお土産等をバスに積んだまま帰れる」というのが大きなメリットだと思っていました。
 
企画を進めていくにあたり、希望方面、日程、予算、人数、目的、特に何を重視するか、各施設や交通手段の空き状況等によって、100%要望に添えないこともありました。
しかし、そのような場合も代案を考え、可能な限り要望に近づけるよう努めていました。
 
個人旅行の場合(マイカー利用)だと、遠くへ行くのに運転が疲れる(飲酒ができない)ということもあるからなのか、団体旅行(貸切バス)だと、もちろん近場もありましたが、結構遠くまで行くこともありました。
 
バスには冷蔵庫が付いていて、冷蔵庫内はビール・チューハイ・ハイボール・ソフトドリンク等で一杯。
ここで豆知識です。
標準的な大型バスの冷蔵庫の大きさは350ml缶をばらして2ケース分位入る容量です。
 
出発と同時に宴会スタートのような旅行もよくありました(笑)
お手洗いの心配は不要。
今は、なんとトイレ付きのバスもあります!
渋滞をしても、サービスエリアまで我慢しなくても大丈夫。
バスガイドさんが、「1人1回(50回分位)ですよ」とよく言ってたのを思い出します。

日本交通VP(公式サイトより)
バスのサロン席(公式サイトより)
バスのお手洗い(公式サイトより)

写真は「日本交通」のトイレ付サロンタイプのバスです。
このような洗面台付きのお手洗いが付いているのです。
そして、各座席にコンセントもあり、携帯の充電も可能!
こちらのバスに、よくお世話になっていました(*^_^*)笑

前置きが長くなりましたが、今回は京都北部の丹後方面への日帰り旅行を紹介したいと思います。
タイトルが『海の京都』丹後で贅沢カニフルコース日帰りの旅となっていて、どこかイメージが湧いているかもしれないですね。
 
今回は移動時間の距離感や滞在時間の目安になるかと思い、参考に時間を入れてみました。
道路状況により変わりますので、あくまでも目安です。
 
是非、お客さんになったつもりで、ご覧下さい!
では、今回もどうぞよろしくお願いします。
 
※写真が全然残っていなかった為、ほぼ各サイトから引用をさせていただいています


天王寺バス駐車場(出発)

集合は、天王寺駅近くの「てんしば公園」の南側にある天王寺バス駐車場。
朝早いですが、7:30出発です。
これから海の京都に向けてしゅっぱ~~~つ!
\(^o^)/

道の駅 京丹波「味夢の里」(往路)

外観(京丹波町観光協会より)

8:50到着/9:05出発
高速に乗り揺られること、約1時間20分、お手洗い休憩タイムです。
京都縦貫自動車道で唯一お食事・お買い物ができる道の駅。
この後の行程の関係で15分しか取れません( ゚Д゚)
ちなみに、帰りも寄ります。

伊根湾巡り遊覧船

遊覧船①(公式サイトより)

10:20到着→10:30出港/10:55帰港→11:00出発
遊覧船に乗り、伊根湾巡りへ出発!
丹後半島伊根湾の静かな入り江を、約25分間で周遊。
湾なので、さほど揺れません。
何度も乗船したことありますが、船酔いする私でも酔ったことはありません。

舟屋(伊根町観光協会より)

国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれている古き良き伊根の舟屋を、ゆったり海上からご覧いただけます。
ちなみに舟屋とは、一階が海(舟置き場)、二階が住居となっている独特な建造物で、船上から眺めると、まるで海に浮かんでいるかのように見えます。
約230軒の舟屋が立ち並び、日本の原風景を感じさせるような美しさが今も大切に残されています。
 

遊覧船②(公式サイトより)
遊覧船③(たてつなぎより)
カモメ用のエサ(たてつなぎより)

船には、かっぱえびせんが食べたいカモメが寄ってきます。
このかっぱえびせん(えさ)をあげるというのも、遊覧船の楽しみ方の一つ。
船乗り場や船内でかっぱえびせんの小袋が販売されています。
カモメに指を嚙まれケガをする人を何人も見てきたので、くれぐれもご注意を。
糞にも要注意です。
トンビが飛んで来ることもあるので要注意です。
船の1階は室内と一部がデッキで、2階はデッキ、トイレも完備されています。
 

奥伊根温泉 油屋

外観(公式サイトより)
露天風呂(公式サイトより)

11:10到着/13:45出発
伊根の舟屋に一番近い温泉旅館「奥伊根温泉 油屋」。
雄大な日本海を望む高台にそっと佇む一軒宿。
地元伊根の旬の魚介をふんだんに使用したお料理自慢の宿。
宿のすぐそばから汲み上げているお肌に優しい弱アルカリ性(PH8.80)の天然温泉と眼下に広がる海の眺めは心と体を癒してくれます。
 
入浴&昼食での利用です。
まずは、ゆっくりと入浴をお楽しみ下さい。

カニフルコースのイメージ(公式サイトより)

入浴後はカニをなんと2.5杯使用した豪華なカニのフルコースをお楽しみ下さい。

ブリのコース料理イメージ(公式サイトより)

油屋は、伊根ブリのぶりしゃぶ発祥の宿です。
刺身でも食べられる鮮度抜群のブリを、大きく切ったものをしゃぶしゃぶとしても食べます。
 
※料理は予算に応じて、さまざまなコースがあります

 

橋立やまいち

外観(海の京都より)
店内(海の京都より)


14:15到着/14:45出発
昼食後は新鮮な海の幸のショッピングタイム。
1940年創業の老舗鮮魚店。
「丹後の鮮魚屋」の看板が目印で、店内はいつも賑やか。
丹後の各漁港で水揚げされた鮮魚や、天日干しにこだわった一夜干しなどが所狭しと並んでいます。
京都府漁連公認の仲買人が目利きした品々は、鮮度、味、品質ともに折り紙付きです。
「コロナ禍でご飯を食べられるところが無い」という声に応えて、魚介メインの定食の提供も始めたようです。
 

サバの桜干し(天橋立観光協会より)

オススメは「サバの桜干し」
やまいち秘伝の製法でしょうゆ漬けされたサバの桜干しは、本当にオススメ。
一度食べたらやみつきになります!


天橋立

天橋立ビューランドからの天橋立の眺め

15:00到着/16:30出発
最後の観光は、日本三景の一つの天橋立
天橋立ビューランド笠松公園股のぞきスポットとして有名ですが、上からも下からも天橋立を楽しみたいのであれば、天橋立ビューランドがオススメ。

モノレールかリフトで、上に(天橋立ビューランドに)上がり、天橋立を上からお楽しみ下さい。

飛龍観・股のぞき(天橋立ビューランド公式サイトより)
龍が天へ舞い上がるように見えますか?(天橋立ビューランド公式サイトより)

皆さんが一番よくイメージする天橋立、「飛龍観」。
天橋立に背を向けて立ち、かがんで股の間から天橋立を見る。
海が空になり、天橋立が天を舞う龍のように見えます。

天橋立ビューランドのモノレール&リフト(公式サイトより)

下りのリフトからの景色も美しく、どんどん松林に近づくのを目で肌で感じられます。

天橋立 松林(じゃらんnetより)

続いて、ご自身の足で天橋立をお楽しみ下さい。
横幅は約20~170m・全長約3.6kmの砂州に約6,700本の松が生い茂る珍しい地形で、何千年もの歳月をかけて自然が作りだした神秘の造形です。
帰りが大変なので、あまり遠くに行かないほうがいいです(^^)/

知恩寺(丹後海陸交通サイトより)

近くには「三人寄れば文殊の知恵 」でおなじみ「智恩寺」があります。
重要文化財の多宝塔等の歴史的建造物も魅力。

知恵の輪(丹後海陸交通サイトより)

智恩寺のすぐ脇には「知恵の輪」と呼ばれる石灯籠があります。 
有名な古くからの言い伝えがあり、この石の輪を3回くぐれば「文殊様の知恵を授かる」と言われています。

外旋橋(丹後海陸交通サイトより)

すぐ近くには長さ約36mの廻旋橋があります。
遊覧船等が通過する際に橋の中央が旋回し、船が通行出来るようになります。 
橋が旋回してる光景が見られたらラッキー!

知恵の餅(天橋立観光協会より)

また、智恩寺山門前で味わえる「智恵の餅」は、その名の通り、食べると「文殊様の智恵を授かる」と言われており、山門前には数軒の茶屋が軒を連ねて、参拝客をもてなしています。
 
観光はこれで終わり、大阪へ帰ります!!
 

道の駅 京丹波「味夢の里」(復路)

店内 (公式サイトより)
店内②(公式サイトより)
オープンカフェ(公式サイトより)

17:30到着/18:00出発
朝、お手洗い休憩に寄った道の駅 京丹波「味夢の里」でショッピングタイム&お手洗い休憩です。
地元の新鮮な野菜や米など多数扱っています。
商品にはすべて生産者を表示しているという拘りです。
地元だからこそできる「鮮度の高さ」「安心の品質」「お買い求めやすい価格」が売り。
さらに京丹波の地酒・ワインや、丹波黒豆を使用したオリジナルの和菓子等「京丹波の美味い」を取り揃えています。
京都のお土産は一通りあるので、買い忘れがある方も安心!!

丹波黒豆ソフトクリーム(じゃらんnetより)

ここのイチオシは丹波黒豆のソフトクリーム(^^♪
オープンカフェのソフトクリーム総選挙で1位に選ばれたこともあるそうです。
寒くてもついつい食べたくなります!!

※夕方は時間帯にも商品が品薄になっている場合もあります
 

天王寺(帰着)

JR天王寺駅とあべのハルカス

19:20頃到着
 長い1日も終わり、無事に天王寺に到着。
すっかり暗くなりJR天王寺駅とあべのハルカスのライトアップが美しい!
お疲れさまでした(^^)/
気をつけて帰って下さい!!

まとめ

今回は、私が旅行会社で働いていた時に、添乗員として同行した京都北部の丹後方面へ行った日帰り旅行を記事にしてみました。
いつもの記事と違う構成にしてみましたが、いかがだったでしょうか?
 
京都と言えば、京都市内観光のイメージが強いかと思いますが、少し足を伸ばせば、海の京都をお楽しみいただけます。
今回のコース以外にも近隣には見どころがたくさんあります。
 
時間とお金の問題もありますが、是非泊りで訪れて欲しい場所です。
 
今回の記事を参考にして、是非とも海の京都を訪れてみて下さい。

長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また、次回もよろしくおねがいします。

※明日からの日本シリーズは関西ダービー(^^)/
阪神が日本一になりますように('('ω')ノ

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